留学中には国際キャッシュカードが使える?海外でお金を引き出そう!
海外に留学した際に現金を引き出す手段のひとつ・国際キャッシュカードは多くの金融機関で廃止されています。そのため国際キャッシュカードに代わって利用できるデビットカードやWiseデビットカードについて紹介します
この記事では、ハワイ留学にかかる費用を項目別に検証しました。結論から言うと、ハワイ留学は、1年で約225万円から600万円かかると考えられます。学費や居住費、食費などについてそれぞれ見ていくとともに、ハワイの留学費用を節約するコツも紹介します。
1ヶ月 | 3ヶ月 | 半年 | 1年間 | |
---|---|---|---|---|
18~50万円 | 55~150万円 | 110~300万円 | 225~600万円 |
ハワイで1年留学する際の費用 | |
---|---|
学費(語学学校) | 100万円~300万円¹ |
居住費 | 70万円~200万円 |
食費 | 30万円~50万円 |
交通費 | 3万円~10万円 |
海外保険料 | 10万円~25万円 |
ビザ費用 | 56,100円 |
航空券 | 7万円~10万円² |
海外送金手数料 | 1,750円~6,000円/回 |
合計: | 225万円~600万円 |
ハワイは住居費や食費が高いことで知られています。そのため、留学にかかる合計費用が高額になりがちです。語学学校の学費は、週当たりの授業数や授業スタイルによって大きく変わってくるので、事前にリサーチすることが重要ですね。以下で、項目別により詳しく見ていきましょう。
銀行/プロバイダ | 送金手数料 | 為替レート | 合計コスト |
---|---|---|---|
銀行 | 1,750円~6,000円³ | 為替手数料を上乗せした独自のレート | 1,750円~6,000円+為替手数料 |
Wise⁴ | 225円+0.79% | 実際の為替レート | 1,007円 |
留学の際には、留学費用の支払いや生活費の仕送りなど、海外送金が必要になる機会が出てきます。銀行の海外送金では高額な送金手数料の上、為替レートにも為替手数料が含まれていることに注意。できるだけ安く送金したいなら、格安の手数料と実際の為替レートを使っているWiseなどの海外送金サービスも検討してみましょう。
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留学形態 | ハワイ留学費用 |
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語学学校(1ヶ月あたり) ⁵ | 15万円~35万円 |
大学正規留学(1年あたり) ⁶⁺⁷⁺⁸⁺⁹ | 65万円~360万円 |
大学交換留学(1年) ¹º | 53万円~100万円 |
高校留学(1年あたり) ¹¹⁺¹²⁺¹³⁺¹⁴ | 250万円~670万円 |
サマースクール(1ヶ月あたり) ¹⁵⁺¹⁶ | 5万円~40万円 |
親子留学(1ヶ月あたり) ¹⁷ | 20万円~ |
留学形態によって留学にかかるコストは変わってきます。以下でそれぞれ詳しくみていきましょう。
ハワイ留学の形態で最も多いのは、語学学校に1か月~3か月ほどの短期で留学する、というものです。ハワイにはホノルルを中心に数多くの語学学校があり、学びたい英語のレベルや授業のスタイル、授業数など、自分の望むように自由に選ぶことができます。
ハワイの語学学校1か月あたりの最も平均的な費用は約20万円前後となっています⁵。一般的に、一週間あたりの授業数が多い方が価格は高く、また集団よりも個人授業の方が高額です。中には、週16クラス×4週間で12万円という格安のものもあります⁵。ただし、価格だけで決めるのではなく、口コミやレビューなどを参考にして、質の良い学校を選ぶことが重要です。
語学学校の中には、英語に加えてサーフィンやフラダンスなども学べるコースがあったり、子ども用のクラスが用意されていたりする場合もあるので、自分の興味関心に合わせて学校を選びましょう。
公立のハワイ大学はマノア校、ヒロ校、ウェスト・オアフ校を始めとした複数のキャンパスを持つ大きな学校となっています。ヒロ校とウェスト・オアフ校の学費は1年あたり210万円⁷⁺⁸、マノア校は360万円と設定されています⁶。
ハワイ大学のほかにも、ハワイ・パシフィック大学や、ブリガム・ヤング大学(BYU)ハワイ校などもあります。中でもモルモン教系のBYUはNPOであるため、学費が格安に設定されています(1年あたり65万円)⁹。
ハワイは日本と関わりが深いこともあり、ハワイの大学と交換留学の協定を結んでいる日本の大学も多くあります。交換留学の制度を利用して留学する場合は、日本の大学の学費をそのまま日本の大学に収めることになります。ハワイを含めアメリカの大学は学費が高額であることが多いため、交換留学の方が学費が安く済むことも多いでしょう。
ハワイのほとんどのサマースクールは、学費+アクティビティ+滞在費+食費の全てがセットになった価格が提示されます。例えば、ハワイ大学マノア校が開催する英語のサマースクールNICEは、3週間で2,800ドル(約30万円)です¹⁶。
ハワイに高校留学する場合、基本的に私立高校に入学することになります。なぜならハワイの公立高校はハワイに住む人を対象としているため、学生ビザがおりないからです(交換留学プログラムなど、若干の例外はあります)¹¹⁺¹²。
具体例を見ると、ハワイのトップの私立校であるPanahou Schoolは年間約285万円です¹³⁺¹⁸。しかし中には500万円を超えるところも¹⁴。事前にしっかりとリサーチすることが重要ですね。
ハワイの英語学校には、大人用と子ども用のプログラム両方を用意しているところが多く、親子で一緒に楽しみながら英語を学ぶことができます。ハワイの親子留学の費用はプログラムによって大きく異なりますが、子ども・大人ともに1人当たり10万円~(1か月の場合)とかかるとみておきましょう。
また、親が語学学校に通い、子どもは地元のサマースクールに参加するという手もあります。サマースクールの多くは様々なアクティビティを含んでいることが多いので、5~25万円ほどかかることが多いようです¹⁹。
居住形態 | 費用 |
---|---|
アパート(ホノルル・ワンルーム) ²⁰⁺²¹ | 16万円~20万円/月 |
ホームステイ²²⁺²³ | 13万円~20万円/月 |
大学寮²⁴⁺²⁵⁺²⁶ | 38万円~70万円/年 |
ハワイのホノルルはアメリカでも特に物価が高い都市。ホノルル中心部のワンルームアパートの平均価格は1ヶ月あたり約16万円となっています。親子留学などでより大きな部屋を借りる場合はもっと高額になることを覚悟しましょう。
ハワイで最も人気な滞在方法がホームステイ。語学学校やサマースクールを通して申し込むことが一般的です。平均的な費用は1ヶ月あたり15万円ほど。高く感じるかもしれませんが、これは食事つきの価格なので、コストパフォーマンスは高いといえますね。
ハワイの大学に留学する場合は、大学の寮に滞在することが可能です。ただしハワイ大学ウェスト・オアフ校など、そもそも学生寮のない場合もあるので注意。オアフ島(ハワイ大学マノア校、BYUなど)の大学寮の相場は年間で約70万円。その他の島は滞在費が安く、38万円程度となっています。食費は別価格です。
ハワイは税金が高いことで有名。また、多くの食料品を遠隔地から輸送する必要があるため、食料品の価格は日本やアメリカの他の州よりも高くなっています²⁷。外食をせず、節約しながら自炊する場合、1か月あたり3万円~4万円かかります²⁸。外食も安価ではなく、ファーストフード店でも1食あたり1000円ほどかかることも。
食費を削減したい場合、食事つきのホームステイを選択するか、大学留学の場合は大学のミールプランに加入することを検討してみましょう。ミールプランは複数の選択肢がありますが、1年あたり35万円~70万円程度となっています²⁹。
ホノルル中心部に位置する語学学校であれば、徒歩で通学できる場合もあります。しかし一般的にはバスを利用することが多くなるでしょう。ホノルルの市バスの定期券は、1か月あたり70ドル(約7,600円)となっています³º。観光客向けのトロリーは観光地を回るのに便利ですが、こちらは1週間パスが75ドルと、高額なので注意しましょう³¹。大学に留学する場合は、大学の無料バスを利用することができます³²。
日本の円口座からハワイのドル口座へ10万円を送金する場合(手数料:送金人負担)
銀行/プロバイダ | 送金手数料(中継銀行手数料を含む) | 為替レート | 受取額 |
---|---|---|---|
三井住友銀行SMBCダイレクト | 6,000円³³ | 為替手数料を上乗せしたレート(1ドル=110.25円)³⁴ | 852.61ドル |
新生銀行³⁵ | 2,000円 | 為替手数料を上乗せしたレート(1ドル=110.23円) | 889.05ドル |
楽天銀行³⁶ | 1,750円 | *為替手数料を上乗せしたレート(1ドル=110.36円) | 890.27ドル |
Wise⁴ | 225円+0.79% | 実際の為替レート(1ドル=109.165円) | 906.82ドル |
(2019年11月11日時点のシミュレーションによる)
日本からハワイ(アメリカ)に送金する際には、送金手数料だけでなく、為替レートにも注意しましょう。銀行や多くの海外送金プロバイダは実際の為替レートではなく、独自に定める為替手数料を上乗せした為替レートを適用しています。そのため、一見手数料が安いように見えても、為替手数料が原因で受取額が少なくなってしまうこともあるのです。
送金にかかるコストを削減するには、Wiseのように実際の為替レートで送金するサービスを利用する方法もあります。
留学の際は海外保険に加入することが不可欠です。ハワイを含め、アメリカは医療費が非常に高額なことで知られており、ケガや病気で医者にかかったり入院したりとなると、何百~何千万円もの医療費を請求されることも珍しくありません。ほとんどの学校は、入学の条件として保険に加入することを挙げています。
学校指定の保険がある場合はそれに加入しましょう。保険の価格は留学の期間によっても異なりますが、年間20万円~30万円程度が相場です³⁷⁺³⁸。保険Times、AIGの海外留学保険、損保ジャパン日本興亜留学生専用プランなどが人気の保険となっています
アメリカに留学する際は、学生用のビザを取得する必要があります。留学生の場合は、ビザ申請費用の他に、SEVIS費用(留学生の入国管理用のオンラインシステム)がかかります。
F1ビザ(一般の留学生)、M1ビザ(専門学生)、J1ビザ(交換留学生)ともに、ビザ申請費用は160ドル(約17,600円)です³⁹。
F1ビザ・M1ビザの場合は350ドル(約38,500円)、J1ビザの場合は220ドル(約24,200円)です⁴⁰。
合計:56,100円(交換留学生は41,800円)
絶対に外せないのが航空券。日本からハワイへは直行便が多く出ているため便利です。往復航空券の相場は7~10万円。ただし、お盆やゴールデンウィークなどのハイシーズンは価格が大幅に高騰するので気を付けましょう。
上記でも述べた通り、海外送金のコストは高額になりがちです。また、安い送金手数料を謳う送金サービスも、代わりに割高な為替レートを使用していることも。
海外送金費用を節約するには、実際の為替レートで送金するWiseのようなサービスを利用する方法があります。結果として送金にかかるコストを、最大で銀行の8倍安く抑えられることも(具体的なコストは外貨送金シミュレーションから確認できます)。
特に何かと準備で忙しい留学前には、窓口に出向かなくてはいけない銀行の海外送金よりも、オンラインで送金手続きが済むWiseのような海外送金サービスの利用が便利かもしれませんね。
留学に行くにあたって欠かせないのが航空券。しかし、出発ギリギリになってから航空券を探し始めると、高額なものしか残っていない、という事態になってしまうことも。できるだけ安い航空券を手に入れるためには、出発の2~3か月前には航空券を買っておくとよいでしょう⁴¹。また、人気の観光地であるハワイの場合は、混雑期(夏休
み、連休、お盆、新年など)を避けることも重要です。
海外で日本のクレジットカードを使う際には、通貨の両替が行われるため、為替手数料が発生します。為替手数料を節約するには、決済の時に円ではなく現地通貨(ドル)を選択することが重要です。
現地通貨を選択すれば、カード会社が定める為替手数料(1.6%〜2.3%ほどのことが多い)が引かれますが、日本円を選択すると各店舗が自由に定める手数料が引かれてしまいます。この手数料は公示されていないことが多いため不透明で、また高額になりがち。そのため、決済時に通貨を選択できる場合は、必ず「現地通貨」を選びましょう。
それでも、為替手数料が発生することに変わりはありません。1回あたりは少額でも、積み重なると結構な額になる為替手数料。長期で滞在する場合は、現地で銀行口座を開き、その銀行が発行するクレジットカードやデビットカードを利用するのも手ですね。
アメリカ留学を対象にした奨学金は数多くあります⁴²。
多くの奨学金は大学や大学院への留学を対象にしていますが、日本学生支援機構やICCなどは語学学校への留学も対象になるので、検討してみると良いでしょう⁴³。
以上、ハワイ留学にかかる費用を見てきました。ハワイには子どもから大人までが学べる、様々な留学のプログラムがあります。留学形態によって学費が大きく変わってくるので、まずは「どんな留学がしたいか」を考えることが重要です。
ハワイ(特にホノルル)は住居費と食費が高額です。そのため、食事つきのホームステイや学生寮などがお得になることが多くあります。また、観光地であるため、交通費も高め。さらに、リゾートならではのアクティビティなどもたくさんやりたい、となると、自由に使えるお金は多めにあった方が良いと言えるでしょう。
意外と大きな出費となりがちなのが海外送金です。日本からハワイに送金する必要がある場合は、送金手数料・為替レートを比較した上で自分に合った方法を選んでみましょう。
しっかりと費用について調べた上で、充実した留学生活を送れるといいですね!
ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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