ATMで100万円以上の振込はできる?主要銀行の限度額と注意点も
ATMで100万円以上の振込を行う方法と注意点を解説。銀行ごとに異なる現金・キャッシュカード別の振込限度額や注意点もわかりやすく記載しています。
京葉銀行から海外送金する際は、個人なら窓口、法人なら窓口もしくはWebで手続きします。そのとき送金手数料などの各種手数料がかかるほか、両替する為替レートに「為替手数料」が含まれている点に注意が必要です。
京葉銀行以外の海外送金手段として、為替手数料なしで送金できる”海外送金サービス・Wise”についても紹介しますので、比較・検討してみてくださいね。
銀行/海外送金サービス | 海外送金手数料 | 適用される為替レート | 合計コスト | 受取概算額 |
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京葉銀行 | 4,500円(窓口)+支払銀行手数料2,000〜3,000円¹ | 京葉銀行が定める為替レート(1ドル=109.90円)²⁺³ | 4,500円+為替手数料 | 約841.67〜850.77ドル |
Wise(ワイズ)⁴ | 225円+0.79% | 実際の為替レート(1ドル=108.920円) | 1,007円 | 908.86ドル |
(2019年12月5日時点)
京葉銀行での海外送金には、送金手数料4,500円と、支払銀行手数料(送金人負担の場合)2,000円〜3,000円、銀行が独自に定めた為替レートに含まれる為替手数料がかかります。
一方、海外送金サービス・Wiseの送金手数料はこの条件だと1,007円、為替レートに為替手数料は含まれない実際の為替レートで送金できます。
結果的に、同じ10万円を元手に送金しても、受取人が受け取ることのできる概算額は、Wiseの方が50ドル以上多くなりました。海外送金の際は、送金手数料だけでなく為替レートにも注意しましょう。
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各手数料¹ | 金額 |
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送金手数料 | 窓口:4,500円、※法人が「アルファ外為Webサービス」から送金した場合は、3,500円 |
支払銀行手数料(送金人負担の場合) | 2,000〜3,000円(送金国による) |
円為替取扱手数料 | 送金金額の1/20%(最低1,500円) |
リフティング・チャージ | 送金金額の1/20%(最低1,500円) |
銀行で海外送金する場合、送金手数料のほかにもかかる手数料があることに注意しましょう。
支払銀行手数料とは、送金するときに経由するコルレス銀行(送金銀行と受取銀行を仲介する銀行のこと)や受取銀行などでかかる手数料のことで、送金国によって金額が前後します。
支払銀行手数料は、送金人と受取人のどちらが負担するか選べます。送金人負担なら2,000円〜3,000円ほど、受取人負担なら手数料額が総金額から引かれることが一般的です。どちらが負担するか、事前に相談しておくといいですね。
なお、日本円を日本円のまま、外貨を外貨のまま送金する場合には、円為替取扱手数料やリフティング・チャージと呼ばれる手数料も追加でかかります。
海外送金で適用される為替レートは、銀行が定めた「TTSレート」。これは、1日1回為替相場を見て銀行が定める基準レート「仲値」に、独自の手数料を上乗せしたレートです。
京葉銀行の仲値とTTSレートは、公式サイトには掲示されていないので、銀行窓口や電話で問い合わせる必要があります。米ドルについて電話確認したところ、「外貨預金の預け入れ相場」から50銭引いた金額が仲値、50銭足した金額がTTSレートとのことでした³。(なお、外貨預金レートはウェブサイトで確認可能です。)
例えば、2019年12月5日の京葉銀行の仲値とTTSレートは以下の通りです。1000ドル送金したい場合、為替手数料として1,000円を支払っていることになります。
これは送金手数料4,500円や支払銀行手数料2,000〜3,000円とは別にかかる、為替レートに隠れたコストとも言えます。
京葉銀行の為替レート | レート | 1000ドルに値する日本円 |
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仲値 | 1米ドル=108.90円 | 108,900円 |
海外送金に適用されるレート | 1米ドル=109.90円 | 109,900円 |
各手数料¹ | 金額 |
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組戻手数料 | 5,500円 |
内容変更手数料 | 4,500円 |
紹介手数料 | 4,000円 |
送金を取りやめたり内容を変更したりする際に、上記のような手数料がかかります。変更のないよう、事前によく確認してから手続きするのがおすすめです。
銀行の為替レートは、どのように決まっているのでしょうか? まず銀行や金融機関は、外国為替市場を見て、その取引レートをもとに仲値(TTM、ミドルレートともいう)を定めます。
次に、そこに一定の為替手数料を上乗せしたTTSレート(日本円→外貨のレート)・TTBレート(外貨→日本円のレート)を決めます。銀行の為替手数料の目安は、1米ドル当たり1円、1ユーロ当たり1〜1.5円、1ポンド当たり4円程度で、通貨の種類によっても異なります。
ちなみに、銀行だけでなく、ウエスタンユニオンやPayPalのように安さを売りにした海外送金事業者も、為替手数料を取るのが一般的です。送金手数料を比較することも大切ですが、為替レートも合わせて比べておくとお得なサービスを見つけやすいでしょう。
では、どの為替レートならお得でフェアと言えるのでしょうか?それは「ミッドマーケットレート」かもしれません。
為替は24時間世界中で売り買いされています。そして、為替トレーダーは「買い」または「売り」の通貨レートを選択して取引を行っています。この買いレート・売りレートの中間に当たるレートが、「ミッドマーケットレート」です。これは銀行が定める仲値とは違い、為替相場の買いレート・売りレートと共にリアルタイムで変動します。
ミッドマーケットレートを確認するには、GoogleやXE、Yahooファイナンス、Wise両替レート計算ツールなどから調べることができます。
海外送金サービス・Wiseはミッドマーケットレートを使って送金できる点が魅力です。日本円からは米ドル、ユーロ、ポンドだけでなく全52通貨に送金することが可能です。
公式サイトからシミュレーションをすれば、受取額や着金予定日、送金コストなどを簡単に確認できます。最大で銀行の8倍も安いコストで送金できることもありますよ。
初めて利用するときには、Wiseアカウントを無料で開設した後、ものの数分で外国送金まで行えることも。(詳しい使い方はWiseガイドを参照)
ちなみに、Wiseがリアルレートで海外送金できる理由が気になる方は、下記の動画もチェックしてみてください。新しい送金システムについて分かりやすく解説しています。
京葉銀行の窓口で海外送金する方法は、以下の通りです。現金や、直前に入金されたお金での送金はできませんのでご注意ください⁵。また、事前に来店して書類を渡す必要がありますので、日程に余裕がないときには利用が難しいかもしれません。
「外国為替に関するお取引概要」は、送金内容に変更がある都度、提出する必要があります⁵。
なお、海外送金にかかる日数については、海外送金にかかる日数を減らす秘訣も参考にしてみてくださいね。
京葉銀行の海外送金に関しては、フリーダイヤル(0120−515161)に連絡して確認できます。(受付時間:月〜金 9:00〜17:00(土日祝および12/31〜1/3は除く))
京葉銀行から海外送金する際は、個人口座であれば、窓口に少なくとも2回来店して手続きをします。その際、送金手数料だけでなく、支払銀行手数料(送金人負担の場合)や為替レートに含まれる為替手数料もかかります。
一方で、安価な送金手数料と、為替手数料のないレートで海外送金できるWiseのようなサービスもあります。よく比較・検討してから、海外送金するといいですね。
ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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