DCC決済とは?クレジットカードやデビットカードを海外で利用するときの注意点や対応方法
DCC決済とは、どんなサービスなのか、他の決済方法となにが異なるのか気になる方に向け、この記事ではDCC決済を利用するときのメリット・デメリット、仕組みなどについて解説します。
ベトナムで滞在する皆さんは、どんな方法で両替することを考えていますか?ベトナムは、東北に長いため、ホーチミンやダナン、ハノイなど、地域ごとに異なる食文化や観光地が楽しめるのも魅力です。
支払い方法としてクレジットカードを利用できる場所は徐々に増えてはいるものの、現金を使用する場面もまだ多くあります。
以下では、両替するのにおすすめの場所や方法、手数料などをご紹介します。
また、外貨両替に代わる外貨準備手段として、銀行の最大7倍安く送金できるリアルレート海外送金サービスWise(ワイズ)についても紹介します。
円(JPY)からベトナムドン(VND)に両替した時の現在のレート(by Wise)🇻🇳
| 目次 🔖 |
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※本記事の情報は2025年8月6日時点の情報を参照しています。そのため、この内容が正確または、最新であることを表明または保証しません。また、本記事の内容は、あくまで参考情報として作成されています。専門的な意見・アドバイスが必要とされる場合、口座をお持ちの銀行やその他の専門家にお問い合わせください。
日本円からベトナムドンへ両替は、ベトナムの両替所や貴金属店が最もレートが最もよく、国内では、金券ショップの利用が最もいいです。
日本国内とベトナム国内、それぞれで利用できるおすすめの両替方法について、以下では説明します。
基本的に現地通貨は現地で両替するのがお得です。ただし、一部を出国前に両替しておくことで、万が一のトラブルにも備えられます。
以下は日本で利用できる両替方法です。
空港の両替所
成田空港や関西空港、羽田空港など、国際線を持つ空港に両替所はあります。出国前にすぐ両替できる点と、営業時間が基本的に長い点が魅力です。
レートは比較的悪いため、緊急時にのみ使用することをおすすめします。
国内銀行
偽札などの心配がなく、信頼して両替できます。ただし、ベトナムドンはマイナーな通貨なため、取り扱いがない場合も多いです。
また上乗せ手数料がチャージされている可能性も高く、為替レートも不利になりがちです。重要な資金を両替するときにのみ、国内銀行を利用することを推奨します。
金券ショップ
金券ショップは、利便性が高く、為替レートも比較的有利です。
金券ショップによっては偽札が混じっているリスクもあるため、大手やチェーンなど、信頼できる金券ショップを利用することがおすすめです。
外貨宅配サービス
外貨宅配サービスは、銀行や金券ショップなどが提供している場合と、外貨宅配を専門とした事業が提供している場合があります。そのため為替レートは、利用するサービスによって異なります。
家にいながら外貨を受け取ることができるため、忙しい人でもオンラインで簡単に両替できるのが魅力です。一方で届くまでには時間がかかるため、日数に余裕があるときに利用すると安心できます。
| 関連ページ 💡 外貨両替のおすすめ方法は?方法別に手数料やレートを徹底比較 |
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ベトナムドンはベトナムで両替するのがお得です。特に貴金属店や両替所はお得に交換できます。
以下はベトナムで両替できる場所の一覧です。
空港の両替所
日本国内での両替と比べると3〜5%程度お得になります。また24時間営業の両替所もあり、到着後すぐにベトナムドンが必要な人に便利なオプションです。
ダナンやハノイなどのベトナム街中の両替所
街中の両替所は基本的に空港よりも、お得に両替できます。
不当なレートを提示する場所や違法な両替所も存在するため、政府公認の両替所であることを確認することが大切です。店頭に両替営業者登録証が提示されているか確認してください。
ベトナムの銀行
もしベトナムの口座を持っていれば、銀行経由で両替することも可能です。レートは悪くなりますが、安全性の面で安心して両替できます。
ホテル
チェーンや高級ホテルでは、ホテル内で両替できることも多いです。深夜でも両替がしやすく、安全性は確保されています。
両替レートは両替所よりも低いことが多いため、必要なときにのみ利用することがおすすめです。
貴金属店
貴金属店では多くの場合、銀行や街中の両替所よりもいいレートで両替ができます。特に、ホーチミンシティのベンタイン市場周辺やハノイの旧市街にある貴金属店は、観光客にも人気の両替スポットです。
貴金属店を選ぶときは騙されないためにも、ホテルの人に確認、もしくはレビューを確認してから利用しましょう。
デビットカード(ATM)
ATMがあれば、どこからでも現地通貨を引き出せるのが魅力です。カードによっては現金を引き出せないこともあるため、事前に海外対応なのかを確認しましょう。
クレジットカード(ATM)
デビットカード同様にATMから現金を引き出せます。また大きな買い物をするときも、現在の残高を気にせず購入できるのは大きいです。
引き出した金額は借入扱いになるため、後日まとめて返済する必要があります。キャッシング手数料や利息に注意が必要です。
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基本的に日本国内の金券ショップ、ベトナムの貴金属店や両替所、そしてWiseのようなデビットカードの3つを組み合わせて、少額ずつ両替するのがおすすめです。
お得という点で、おすすめの両替場所は以下のとおりです:
一方で、空港や銀行、ホテルでの両替は基本的に為替レートが悪いため、おすすめしません。
ベトナム出発の2、3週間前と旅中がおすすめです。
一部は日本で両替することで、ベトナム到着早々にトラブルがあっても回避できます。日本国内では出発の2、3週間前からレートを確認することで、最もレートがいいときに両替できます。
またベトナム到着後に、一部を両替するとさらにお得です。ですが、ベトナムでは交通機関が限られており、気軽に異なるエリアのレートを確認することができません。
ベンタイン市場周辺やハノイの旧市街など、レートがいいとされる場所に向かうまでは、予備としてWiseで一部を両替しておくと安心です。
レストランやモールでの買い物にはWiseを使用、もしくはATMで現金を引き出し、しばらくは日本で両替した現金と合わせて利用すると安心です。
はい、VisaやMasterCard、JCBなどの主要ブランドであれば、現地ATMで両替できることが多いです。ATMは空港や銀行、街中などで発見できます。
なおATMによっては、対応できるブランドの記載があっても利用できない場合があります。カードを実際に挿入して、利用できるか確認が必要です。
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ベトナムドンへ両替するときにかかる手数料は、両替する方法によって異なってきます。レートに対する上乗せレートや事務手数料、キャッシング手数料など、幅広い手数料があるからです。
一般的に以下のような手数料がかかります¹⎺⁵:
| 金融機関や両替所 | 市場レート+2〜5%程度 |
|---|---|
| デビットカード | 国際ブランドが定めるレート+ 2〜4%(カード発行会社の事務手数料) |
| クレジットカード | 国際ブランドが定めるレート+カード会社の事務手数料 2〜4%+返済日までの借入利息 |
(2025年8月6日時点の情報)
両替する方法によって、受け取れる金額は異なり、同じ金額でも何千円と変わってきます。
以下では10万円に対して受取額がいくらになるのかを比較しました。
それぞれの受取額は、次のとおりです:
| 場所 | 受取額 |
|---|---|
| 国内にある銀行(広島銀行)⁶ | 約1,667万ベトナムドン |
| 金券ショップ(J.Market 推定レート)⁷ | 約1,370万ベトナムドン |
| 一般的なデビットカード(MUFG・VISA) ⁸ ⁹ | 約1,778万ベトナムドン |
| Wiseデビットカード | 約1,778万ベトナムドン |
| クレジットカード(MUFG・VISA)⁸ ¹⁰ | 約1,761万ベトナムドン |
(2025年8月6日時点のレートを使用)
※取引のための手数料は別途必要なので、ご確認ください。計算方法は以下のとおりです(2025年8月6日時点):
余ったベトナムドンは日本に戻ってから両替したほうが、よりよいレートで交換できます。以下ではベトナムドンを各国で日本円に戻したときのおすすめの方法です。
日本国内で日本円に戻すときには、次の方法がおすすめです:
基本的には日本国内で戻したほうがお得です。それでもベトナムで戻す必要があればレートのいい両替所や貴金属店で交換することを推奨します。
またベトナムでは一部の店舗でアメリカドルを使える場合があります。カンボジアやカナダ、メキシコなど、一部の国ではアメリカドルを併用できるため、ベトナムドンは使い切り、アメリカドルを使用するのも手です。
実際に両替するとなると、さまざまな不安があると思います。
以下の情報を確認しておくことで、トラブルを減らせます:
| 関連ページ 💡 ベトナムではカードと現金どっちがいい?お得な支払い方法や両替方法も紹介! |
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現金を多く持っているのが安心ですが、ベトナムドンを持っていても日本では使い道がないですし、また日本円に両替し直すのも手数料がかかって面倒だと感じるかもしれません。
Wiseのデビットカードを持っていると、自分のタイミングで現金を引きだせるので、必要最低限の現金で滞在を楽しめます。
【Wiseデビットカードの特徴】
一番の大きな魅力は、リアルタイムの為替レートで決済・両替できることです。一般的なクレジットカードなどでは両替するときに上乗せ手数料が加算されますが、Wiseではそのままのレートで取引できます。
また、外貨での決済時に支払い額に追加される手数料である「事務手数料」も低く、銀行の最大3分の1程度に抑えられる場合もあります。カードの発行には1,200円の手数料がかかりますが、年会費や月額手数料は一切かからず、アカウント開設も全てオンラインで完結します。
Wiseは約50種類の通貨を取り扱っており、口座内にあるベトナムドンは別の通貨にも交換できます。そのためベトナムドンへの交換を最小限に抑えられます。
ベトナムには、魅力的な食べ物や観光地などがあります。滞在を最大限に楽しむためにも、日本円からベトナムドンへの両替は事前に準備しておくのがおすすめです。お得にベトナムドンへ交換したい場合は、両替店や貴金属店が適しています。Wise(ワイズ)も活用して、ベトナム滞在をより快適に楽しんでください。
※本記事の情報は2025年8月6日時点の情報を参照しています。そのため、この内容が正確または、最新であることを表明または保証しません。また、本記事の内容は、あくまで参考情報として作成されています。専門的な意見・アドバイスが必要とされる場合、口座をお持ちの銀行やその他の専門家にお問い合わせください。
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
当社は明示的または黙示的にかかわらず、この内容が正確、完全または最新であることを表明または保証しません。
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