あなたに合ったおすすめの法人口座が見つかる!手数料・口座開設のしやすさ等を比較

Yumiko Kijima

起業・開業したら真っ先にやるべきこと、それが法人口座の開設です。顧客からの信頼度を高め、事業をスムーズに行うためには、法人口座が欠かせません。

しかし、法人口座のサービスを提供している金融機関は多く、どの銀行を選べばいいのか迷ってしまうことも。

そこでこの記事では、主な銀行の法人口座を徹底的に比較しました。様々な手数料や口座開設のしやすさまで、法人口座を選ぶうえで気になる点をすべてまとめています。

さらに、海外とのやり取りが多いビジネス向けに、日本の主要銀行に比べ最大14倍安く海外へ送金ができるWise(ワイズ)についても紹介します。

目次🔖

wise-biz-account-illustration

法人口座の基本知識🐰:なぜ必要?個人口座との違い

法人口座とは、法人の利用の対象にした銀行口座のことを指します。また、多くの銀行は法人だけでなく、個人事業主でも法人口座を作ることができます。

個人口座との最大の違いは、法人名義で口座を開設できること。個人口座が口座開設者の本名名義でなければならないのに対し、法人口座は法人名や個人事業主の屋号で口座を作ることができるようになります。

個人口座の名義法人口座の名義
(例)山田太郎(例)山田建設株式会社(例)山田英日翻訳

事業を営むにあたって、法人口座は欠かせないものです。法人口座を持つことで次のようなメリットがあります。

  • 事業の経費の管理が簡単にできる
  • 取引先からの信頼度が上がる
  • 事業に関わる融資などの審査に通りやすくなる
  • 法人名義のクレジットカード・デビットカードを作れる

法人口座を選ぶ基準🤔

「法人口座を開設しよう!」と思い立っても、どこの銀行の法人口座を開設しようか迷いますよね。法人口座を選ぶ際には、以下の点に着目すると良いでしょう。

  • 銀行の種類(メガバンク、地方銀行、ゆうちょ銀行、ネット銀行、信用金庫)
  • 手数料
  • 限度額
  • インターネットバンキング
  • 審査
  • 口座開設の速さ

では、これらのポイントに注目しておすすめの法人口座を見ていきましょう。

法人口座を選ぶ基準①銀行の種類

法人口座を選ぶ際には、まずは自分に最適な銀行の種類を選びましょう。銀行の種類には、代表してメガバンク、地方銀行、ゆうちょ銀行、ネット銀行、信用金庫が挙げられます。

  • メガバンク:「都市型銀行」とも呼ばれる、全国に展開している大型の銀行。支店数が多く、海外とのやり取りにも対応しているところがほとんど。信用力は高い一方、手数料が高かったり、口座開設の審査が厳しいといった難点もあります。

  • 地方銀行:各地域と密着した地方銀行は、地域とかかわりの深い事業におすすめ。相談にも親身にのってもらえることが多いですが、金利が高めであるというデメリットがあります。

  • ゆうちょ銀行:全国に支店が多く、金融商品も豊富なゆうちょ銀行。実店舗のある銀行としては特に手数料が安めですが、預金上限が1,300万円に設定されているなど、大規模な事業には不便な点もあります。

  • ネット銀行:実店舗を持たないインターネット銀行は、手数料の安さが特徴的。さらに24時間365日インターネットで取引が行えるなど利便性も高いといえます。しかし「信頼度が低い」と捉えられてしまうこともあります。

  • 信用金庫:「地域の資金を地域の発展に役立てる」ことが目的の信用金庫は、地域と密着している点が最大のメリット。また、地域振興に繋がる事業であればベンチャー企業でも融資が受けやすいと言われています。しかし全国的な利便性は低く、規模も小さめとなっています。

法人口座を選ぶ基準②手数料

法人口座を開設するにあたって、最も気になるのが各種手数料ではないでしょうか?口座の維持にかかる手数料や振込手数料、海外送金手数料など、抑えておきたい手数料はたくさんあります。

以下では、代表的な銀行の法人口座の手数料を比較しました。

1. 口座維持費・インターネットバンキング利用手数料

個人口座と同じく、法人口座も口座開設費・口座維持費は基本的に無料となっています。

しかし銀行によってはインターネットバンキングの利用に月額で費用がかかることがあるので注意しましょう。

銀行インターネットバンキング利用手数料(月額基本料金)
店舗型銀行
三井住友銀行Web21<ライト>¹無料
みずほビジネスWEBライトプラン²3,300円
新生銀行コーポレートダイレクト³(※1)無料
三菱UFJ銀行BizSTATION1,760円
横浜銀行〈はまぎん〉ビジネスコネクト無料
りそな銀行りそなビジネスダイレクト3,300円(Mini)、7,700円
ゆうちょBizダイレクト(スタンダード)550円(契約料金が5,500円かかる)
イオン銀行ビジネスネットサービス(※2)⁸2,200円
ネット銀行
楽天銀行 法人口座無料
PayPay銀行 法人口座(旧ジャパンネット銀行)無料
住信SBIネット銀行 法人口座無料
GMOあおぞらネット銀行 法人口座無料

(※1)新生銀行で法人口座を開設するには、全国に7カ所ある実際の店舗に出向く必要があります。より詳しくは新生銀行の法人口座開設ガイドをチェック。

(※2)イオン銀行の法人営業部は全国に5カ所

2. 振込手数料

振込手数料は、他の銀行口座にお金を振り込む際にかかる手数料です。同じ銀行あての振込の方が安くなるため、どの銀行と取引が多いか確認してから口座を開設するとよいですね。例えば、三井住友銀行の口座へお金を振り込む機会が多いなら、同じ三井住友銀行の口座を開設するのも良いアイディアかもしれません。

以下の表ではインターネットバンキングを利用した場合の振込手数料を比較しました。

【同じ銀行への振込手数料(同一支店・本支店あて)】

銀行金額
店舗型銀行
三井住友銀行Web21<ライト>¹⁰無料
みずほ銀行みずほビジネスWEBライトプラン²
  • 同一支店あて:無料
  • 本支店あて220円(3万円未満)、440円(3万円以上)
新生銀行新生コーポレートダイレクト¹¹無料
三菱UFJ銀行BizSTATION3万円未満:110円、3万円以上:330円
横浜銀行〈はまぎん〉ビジネスコネクト¹²
  • 同一支店あて:無料
  • 本支店あて:110円(3万円未満)、330円(3万円以上)
りそな銀行りそなビジネスダイレクト
  • 同一支店あて:無料
  • 本支店あて:330円
ゆうちょBizダイレクト(スタンダード)100円
イオン銀行ビジネスネットサービス無料
ネット銀行
楽天銀行 法人口座52円
PayPay銀行 法人口座(旧ジャパンネット銀行)¹³55円
住信SBIネット銀行 法人口座¹⁴無料
GMOあおぞらネット銀行 法人口座¹⁵無料

【他の銀行あての振込手数料】

銀行金額
店舗型銀行
三井住友銀行Web21<ライト>タイプ¹⁰
  • 3万円未満:165円
  • 3万円以上:330円
みずほビジネスWEBライトプラン²
  • 3万円未満:490円
  • 3万円以上:660円
新生銀行コーポレートダイレクト¹¹
  • 3万円未満:220円
  • 3万円以上:330円
三菱UFJ銀行BizSTATION
  • 3万円未満:484円
  • 3万円以上:660円
横浜銀行〈はまぎん〉ビジネスコネクト¹²
  • 3万円未満:385円
  • 3万円以上:550円
りそな銀行りそなビジネスダイレクト605円
ゆうちょBizダイレクト(スタンダード)165円
イオン銀行ビジネスネットサービス
  • 5万円未満:220円
  • 5万円以上:440円
ネット銀行---
楽天銀行 法人口座
  • 3万円未満:150円
  • 3万円以上:229円
PayPay銀行 法人口座(旧ジャパンネット銀行)¹³160円
住信SBIネット銀行 法人口座¹⁴145円
GMOあおぞらネット銀行 法人口座¹⁵145円(※)

(※)GMOあおぞらネット銀行では、月額利用料500円で他行あての振込手数料が135円になるなどの特典がある「振込料金とくとく会員」を利用することができます。
(※2)三井住友銀行・りそな銀行・ゆうちょ銀行の振込手数料は、2021年11月1日から適用される手数料を記しています。

3. ATM手数料

法人口座を開設したら、入出金や振込などでATMを利用することもあるでしょう。以下では各銀行の法人口座のATMに関わる手数料をまとめました。ネット銀行などではそもそもATM機能(法人用のキャッシュカード)が使えないこともあるので、注意が必要です。

銀行ATM手数料(入出金)
店舗型銀行
三井住友銀行法人キャッシュカード¹⁶
  • 平日8:45~18:00:無料
  • それ以外:110円
みずほ銀行¹⁷
  • 平日8:45~18:00:無料
  • それ以外:110~220円(※土日22:00~24:00はATM利用不可)
新生銀行24時間365日:110円(一部のATMは営業時間が限られている)
三菱UFJ銀行¹⁸三菱UFJ銀行ATMの場合
  • 全日8:45~21:00:無料
  • それ以外:110円
横浜銀行¹⁹
  • 平日8:45~18:00:無料
  • それ以外:110円
りそな銀行²⁰りそな銀行ATMの場合
  • 平日8:45~18:00:無料
  • それ以外:110円
ゆうちょ銀行²¹ゆうちょATM:無料
イオン銀行²²イオン銀行ATM:無料
ネット銀行
楽天銀行²³220円、275円
PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)²⁴毎月1回目は無料。2回目以降は、
  • 3万円以上:無料
  • 3万円未満:165円(ゆうちょ銀行の場合は330円)
住信SBIネット銀行¹⁴110円
GMOあおぞらネット銀行¹⁵110円(​​振込料金とくとく会員は月5回まで出金無料)

4. 海外送金手数料

海外とのやり取りが多い法人・個人事業主の場合は、各銀行の海外送金手数料も確認しておきたいですね。ただし、海外送金手数料に加えて為替手数料コルレス手数料などがかかることも多いので注意しましょう。

あわせて読む: 外国送金の仕組みを解説!なぜこんなに手数料が高いの?

以下では、インターネットバンキングを利用して海外に送金する際(円→外貨)の海外送金手数料を比較しました。

銀行海外送金コスト(※)
店舗型銀行
三井住友銀行²⁵5,500~6,000円+為替手数料
みずほ銀行²⁶6,500円+為替手数料
新生銀行²⁷2,000円+中継銀行手数料+為替手数料
三菱UFJ銀行²⁸3,000~3,500円+中継銀行手数料+為替手数料
横浜銀行²⁹6,500円+為替手数料
りそな銀行³⁰10,000円+為替手数料
ゆうちょ銀行³¹取り扱いなし
イオン銀行取り扱いなし
ネット銀行
楽天銀行³²2,000円+為替手数料
PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)³³2,500円〜4,480円+為替手数料(PayForexと提携)
住信SBIネット銀行³⁴5,000円+為替手数料
GMOあおぞらネット銀行³⁵取り扱いなし

(※)中継銀行手数料(コルレス手数料または関係銀行手数料)を送金人負担とする場合。「+中継銀行手数料」と書いてある銀行は、銀行ウェブサイトに中継銀行手数料の具体的な金額が書かれていないため。その他の銀行は、海外送金手数料と中継銀行手数料を足した金額を表中に記しました。

上記の表を見ると海外送金は手数料が高くなりがちなことがわかります。高いだけではなく、送金時間も1週間以上かかることも。

海外送金を安くするために、銀行以外の選択肢として、Wiseのような海外送金に特化したサービスを利用してみてもいいかもしれません。

日本での調査結果によると、主要銀行に比べ最大14倍安く海外へ送金ができます。理由は、安い送金手数料と、為替手数料の上乗せのない実際の為替レートを使用しているから。着金予定日も、ウェブサイトアプリから事前に把握することができます。

The true cost of sending JPY to USD

「それでも銀行の方が安心...」という人もいるかもしれません。Wiseの利用者は1,000万人を超え、毎月の総送金額は6,000億円に達します。日本では関東財務局に資金移動業者として登録済です。海外とのやり取りが多い法人・個人事業主は、送金コスト節約のために検討してみてもいいかもしれません。

法人口座を選ぶ基準③インターネットバンキング利用可能時間

法人口座を開設したら多くの取引をインターネットバンキングで行うことになります。しかし、多くの銀行はインターネットバンキングの利用可能時間を定めています。特に平日日中以外に取引を行う可能性のある場合は注意が必要です。

次の表は、各銀行の法人口座のインターネットバンキングを利用できる時間を比較しました。取引内容によって利用できる時間は変わってくる場合があるため、より詳しくは各銀行のホームページを参考してください。

銀行インターネットバンキング利用可能時間(システムメンテナンス期間を除く)
店舗型銀行
三井住友銀行³⁶24時間対応ではない
みずほ銀行³⁷24時間対応ではない
新生銀行24時間
三菱UFJ銀行³⁸24時間対応ではない
横浜銀行³⁹ほぼ24時間
りそな銀行⁴⁰24時間対応ではない
ゆうちょ銀行⁴¹24時間対応ではない
イオン銀行⁴²24時間
ネット銀行
楽天銀行⁴³24時間
PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)⁴⁴24時間
住信SBIネット銀行⁴⁵24時間
GMOあおぞらネット銀行24時間

このように、ネット銀行は24時間いつでも取引ができるのが特徴的です。対して都市型銀行は夜間の取引ができないところが多くなっています。

法人口座を選ぶ基準④審査の通りやすさ

新しく設立したばかりの法人やベンチャー企業、個人事業主など「法人口座開設の審査に通らないかも…」と心配している人も多いかもしれません。そうなると、口座開設の審査の通りやすさが気になりますね。

法人口座開設の審査の基準は各銀行によって異なり、また一般向けに公開されていません。また、近年は金融犯罪対策のため審査がより一層厳しくなっている傾向があります。

そのため、銀行による審査の緩い・厳しいは一概に言うことができません。しかし、メガバンクなど店舗を持つ大手銀行は、事業内容が不明確な法人や個人事業主に対してより厳格な対応をすると言われています。

対してネット銀行の中には最短即日で口座を開設できるところもあり、口座開設のハードルは低めであると考えられます。「メガバンクの法人口座開設の審査に落ちた…」という人は、今一度ネット銀行で口座開設試してみるのもいいかもしれません。

法人口座を選ぶ基準⑤口座開設のスピード

「できるだけ早く簡単に口座を開きたい!」そんな人は、各銀行の法人口座開設にかかる時間を比較してみましょう。

法人口座の開設は、店舗型銀行・ネット銀行ともに一般的には2週間程度かかります。しかし中にはGMOあおぞらネット銀行のように、最短翌日から口座を利用できるところも。

ただ、以下の表はあくまでも目安です。祝日や祭日を挟む場合、また個別の事情によってより長い時間を要する場合があります。

銀行口座開設までの日数
店舗型銀行
三井住友銀行⁴⁶2週間程度
みずほ銀行⁴⁷1~2週間(ネットで口座開設受付をした場合)
新生銀行⁴⁸2週間程度
三菱UFJ銀行不明
横浜銀行⁴⁹2週間程度(一次審査の結果が出るまで)
りそな銀行⁵⁰10日程度
ゆうちょ銀行⁵¹10営業日程度
イオン銀行不明
ネット銀行
楽天銀行⁵²2週間程度
PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)⁵³
  • 法人:10日~14日程度
  • 個人事業主:5日~7日程度
住信SBIネット銀行⁵⁴2~3週間程度(口座開設申込書類が住信SBI銀行に到着してから)
GMOあおぞらネット銀行⁵⁵
  • セルフィー動画で本人確認:最短翌日
  • 書類アップロードまたは郵送:最短4日~

法人口座を選ぶ基準⑥振込限度額

特に大きな規模の事業を営む場合は、振込の限度額が気になりますよね。

以下では各銀行の振込限度額を比較しています。ただし、大口の送金の場合は別途の審査や手続きが必要になる場合もあるので、注意しましょう。

振込限度額(1日あたり)

銀行窓口ATMネットバンキング
店舗型銀行
三井住友銀行上限なし⁵⁶300万円⁵⁷300万円(Web21 <ライト>の場合)⁵⁸
みずほ銀行⁵⁹上限なし200万円(ICキャッシュカードの場合)2,000万円
新生銀行⁶⁰上限なし200万円
三菱UFJ銀行上限なし⁶¹1,000万円⁶²非公表
横浜銀行非公表1,000万円(生体認証情報登録済みのICカード利用の場合)⁶³1,000万円⁶⁴
りそな銀行非公表500万円(生体認証情報登録済みのICカード利用の場合)⁶⁵99億9999万円(平日夜間・土日祝日は1億円未満)⁶⁶
ゆうちょ銀行上限なし⁶⁷1,000万円(生体認証情報登録済みのICカード利用の場合)⁶⁷1,000万円⁶⁸
イオン銀行⁻⁶⁹200万円⁷⁰1,000万円⁷¹
ネット銀行
楽天銀行非公表上限なし(初期設定3,000万円)⁷²
PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)非公表1億円(初期設定300万円)⁷³
住信SBIネット銀行⁻⁷⁵上限なし⁷⁵
GMOあおぞらネット銀行⁻⁷⁶1億円(初期設定500万円)⁷⁷

ほとんどの銀行では振込限度額を自分で設定・管理することができます。そのため、銀行による振込限度額の違いはあまり大きなものではありません。

ネット銀行では店頭やATMでの振込ができず、全ての振り込みをネットで管理しなければいけないことにも注意しましょう。

(以上を踏まえて)おすすめの法人口座一覧👩‍💻

ここまで、法人口座を作るうえで特に気になる点に注目して、各銀行を比較してきました。銀行を選ぶ基準はたくさんあります。そのため、自分のニーズをしっかりと把握して最適な銀行を選択することが重要です。

そこで以下ではシーン別に特におすすめの銀行を紹介します!

個人事業主におすすめ:GMOあおぞらネット銀行

「個人で手軽にビジネス口座を持ちたい」という個人事業主の人には、ネット銀行がおすすめ。毎月の利用料を気にすることなく口座を持つことができ、振込手数料もお得であるため、利用コストをできるだけ抑えたい人に最適です。

なかでも特にGMOあおぞらネット銀行の法人口座は、セルフィー動画を使って本人確認を行うことで最短1日で口座開設ができるのが魅力的。事業を始めてすぐに法人口座を持つことができるでしょう。

ただし、GMOあおぞらネット銀行では海外送金の機能を利用できないことに注意が必要です。海外との取引がある場合は、Wiseなどの海外送金サービスを検討してもいいでしょう。

ベンチャー企業・スタートアップにおすすめ:新生銀行

「ネット銀行のように手軽に使いたいけど、やはり融資などに関して店舗で相談できる環境も欲しい」というベンチャー企業には、新生銀行の法人口座がおすすめかもしれません。

毎月の利用手数料は無料、振込手数料もメガバンクなどと比べるとお得な新生銀行。全国に7カ所ある法人営業部では、窓口業務も行っています。銀行の担当者とつながりを築ける点はやはり店舗型銀行の強みであるといえます。

中小企業におすすめ:ゆうちょ銀行

中小企業には、全国に窓口があり知名度も高いゆうちょ銀行がおすすめかもしれません。「都市型銀行の安定が欲しいけど、やはりコストは抑えたい」という中小企業に最適です。

ゆうちょ銀行は振込手数料が安く、ATMも無料で利用できるのが魅力的。さらに、機能豊富なインターネットバンキングのゆうちょBizダイレクトは、メガバンクと比べると利用手数料がとてもお得です。

ただし、預金限度額が1,300万円に設定されていること、また海外送金サービスは取り扱っていないことには注意が必要です。

💡海外とのやり取りが多い法人・個人事業主に:Wise

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  • 海外の顧客・クライアントが多い
  • 海外から商品を輸入している
  • 海外の従業員に給料を支払う機会がある

など、海外とのお金のやり取りがある法人や個人事業主は、海外送金のコストが気になるのではないでしょうか?

海外送金をするなら、銀行の代わりに日本の銀行の最大14倍安く海外送金ができる海外送金サービスWise(ワイズ)を検討してみてもいいでしょう。

イギリスやアメリカで行われたリサーチによると、海外決済で有名なPayPalと比べても、Wiseなら19倍安く海外への送金・受け取りができます。

アメリカ、イギリス、ヨーロッパ諸国、シンガポール等から該当10通貨で支払いの受け取り予定がある人は、Wiseアカウントを使えば受け取り手数料無料で外貨を受け取ることも可能です。またWiseでは、無料の請求書テンプレートもダウンロードできます。

さらに、Wiseカード💳を使えば、実際の為替レートと格安の両替手数料によって、日本の銀行が発行するカードの最大4倍安く外貨決済ができます。海外から商品を輸入している人には特に便利ですね。

Wise法人アカウントの特徴

法人として、なるべく安いコストで海外とのビジネスが進められるといいですね🚀

Wiseアカウントについてさらに詳しく👩‍💻

まとめ

この記事では、各銀行の法人口座を徹底的に比較しました。法人口座を開設する際には、各種手数料や利用時間、口座開設のしやすさなど様々な観点から比較検討し、自分のニーズに最適な銀行を選ぶことが重要です。

おすすめの銀行は企業によって異なります。後悔をしないためにも、自分の事業をしっかし把握して法人口座を開設する金融機関を選ぶと良いでしょう。

海外送金は、銀行や海外送金サービスによって手数料や為替レートが異なります。銀行以外の選択肢として、Wiseなどのサービスを検討してみてもいいでしょう。海外とのやり取りが多いビジネスには特に便利に使えるかもしれません。

wise-biz-account-illustration


ソース

  1. パソコンバンクWeb21
  2. みずほビジネスWEB
  3. 新生コーポレートダイレクト
  4. ご利用料金 | 三菱UFJ銀行
  5. https://www.boy.co.jp/hojin/business-connect/index.html
  6. ご利用手数料について│りそなビジネスダイレクト│りそな銀行
  7. 料金(ゆうちょBizダイレクト)-ゆうちょ銀行
  8. お申し込み方法とご利用手数料 |イオン銀行ビジネスネットサービス|法人のお客さま|イオン銀行
  9. 金利・手数料|法人のお客様|楽天銀行
  10. Web21ライト
  11. 預金取引関連手数料 (法人のお客さま用)
  12. EBによる振込手数料・外国為替手数料|EBサービス|横浜銀行
  13. 振込手数料 - 手数料
  14. 手数料・金利 | 法人のお客さま | NEOBANK 住信SBIネット銀行
  15. 手数料 | はじめての方へ | 法人・個人事業主口座
  16. 法人キャッシュカード(普通預金) - ATMの振込手数料
  17. ATMのご利用時間と手数料
  18. ATM利用手数料
  19. 手数料改定のお知らせ|横浜銀行
  20. 手数料情報│金利・手数料│りそな銀行
  21. ATMご利用時間・料金ーゆうちょ銀行
  22. 振込手数料とATMご利用手数料 |手数料一覧|イオン銀行
  23. 法人口座ATM利用手数料の改定について | 2020年10月29日 | お知らせ | 法人のお客さま
  24. 提携ATM利用手数料 - 手数料
  25. 外国関係手数料のご案内
  26. 外国為替の手数料一覧表(法人のお客さま用)
  27. 送金限度額/送金時の確認について - Goレミット新生海外送金サービス(Goレミット海外送金の特徴)
  28. ご利用料金 | 三菱UFJ銀行
  29. EBによる振込手数料・外国為替手数料|EBサービス|横浜銀行
  30. りそな銀行手数料情報
  31. 国際送金-ゆうちょ銀行
  32. 海外送金|法人のお客様|楽天銀行
  33. 送金手数料一覧 | 海外送金 | 国際送金 | 為替両替 | PayForex
  34. 手数料(外貨送金サービス) | 法人のお客さま | NEOBANK 住信SBIネット銀行
  35. 海外送金サービス | 商品・サービス一覧 | 法人・個人事業主口座
  36. EBサービス パソコンバンクWeb21 ご利用時間 : 三井住友銀行
  37. みずほe-ビジネスサイト ご利用時間
  38. ご利用時間 | 三菱UFJ銀行
  39. ご利用時間など|サービスのご案内|〈はまぎん〉ビジネスサポートダイレクト|横浜銀行
  40. ご利用時間について│りそなビジネスダイレクト│りそな銀行
  41. 利用時間・利用環境-ゆうちょ銀行
  42. ご利用時間とサービス内容 |イオン銀行ビジネスネットサービス|法人のお客さま|イオン銀行
  43. ご利用時間・システムメンテナンス | 法人ビジネス口座の使い方 | 法人のお客さま
  44. PayPay銀行|利用時間
  45. 法人のお客さま | NEOBANK 住信SBIネット銀行
  46. 口座を開設されるお客さまへのお願い(法人) : 三井住友銀行
  47. 法人口座開設ネット受付
  48. 法人口座開設時に必要となる確認書類等について
  49. よくあるご質問|法人口座開設|横浜銀行
  50. 法人口座開設WEB申込│りそな銀行
  51. 法人口座を開設されるお客さまへ−ゆうちょ銀行
  52. 楽天銀行の法人口座は、来店不要、各種お取引もネットで完結!安価な振込手数料で運営コスト削減!
  53. ご利用の方、ますます増加中! PayPay銀行のビジネス口座開設は前年比140%。 -Yahoo! JAPAN
  54. 法人口座を開設する | 法人のお客さま
  55. 口座開設|法人・個人事業主口座|GMOあおぞらネット銀行
  56. 【法人のお客さま】窓口での振込に限度額はありますか? | よくあるご質問 : 三井住友銀行
  57. 法人キャッシュカード(普通預金) - ATMの振込手数料
  58. EBサービス パソコンバンクWeb21<ライト>タイプ 三井住友銀行
  59. 1日あたりの振込限度額が知りたい
  60. よくあるご質問
  61. 窓口でのお振り込み
  62. キャッシュカード(法人用)のご案内
  63. カードによる1日あたりのご利用限度額について|店舗・ATMのご案内|横浜銀行
  64. 照会サービス・資金移動サービス・税金・各種料金の払込み「Pay-easy(ペイジー)」|〈はまぎん〉マイダイレクト|横浜銀行
  65. ATMご利用限度額個別設定サービス|安全にお取引きいただくために│個人のお客さま│りそな銀行
  66. 振込振替│りそなビジネスダイレクト│りそな銀行
  67. ゆうちょ銀行から他の金融機関あてに振り込む際、... | よくあるご質問 | 株式会社ゆうちょ銀行
  68. サービス名 振込(他の金融機関への送金) ご 利 用 いただける方 ●総合口座又は振替口座の
  69. 【振込・振込予約】イオン銀行の店舗窓口で振込可能ですか?
  70. 【振込・振込予約】イオン銀行ATMからの振込限度額はいくらですか?
  71. 【振込・振込予約】インターネットバンキングからの振込の限度額はいくら...
  72. 振込限度額設定|法人のお客様|楽天銀行
  73. 振込手数料・時間・限度額について教えてください。
  74. 〔カード〕 住信SBIネット銀行のキャッシュカードを使ってATMからの振込はできますか?
  75. 〔振込振替〕 振込の限度額はありますか? |NEOBANK 住信SBIネット銀行
  76. ご質問詳細 | よくあるご質問
  77. ご質問詳細 | よくあるご質問

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