りそな銀行の外貨両替のやり方と手数料はどれくらい?具体的な手順も
りそな銀行とトラベレックスによる外貨両替の具体的な手順や手数料を詳しく解説。店舗での両替や外貨宅配サービス、ATMでの外貨預金振替の方法、それぞれのメリット・デメリットも紹介します。
「外貨両替=銀行でするもの」と考えている人は多いのではないでしょうか?この記事では、三井住友銀行で日本円を外貨に両替する方法を解説します。両替にかかる「為替手数料」についても見ていきましょう。
さらに、外貨支払いに特化したWiseデビットカードについても紹介します。銀行で外貨両替するよりもお得になるかもしれません。
📖目次 |
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三井住友銀行の外貨両替サービスは、2019年4月をもってそれぞれ終了または他のサービスへ移行しています。¹
外貨両替コーナーは、三井住友銀行の一部の支店や百貨店、空港内などにあります。(外貨両替コーナー一覧)
三井住友銀行で外貨両替をする際には、為替レートに注意しましょう。なぜなら、為替レート自体に「為替手数料」が含まれているからです。
「三井住友銀行で外貨両替」と言っても、厳密には、先述した通り、SMBC信託銀行プレスティアが提供する外貨両替となります。SMBC信託銀行プレスティアの為替手数料は、以下の通りです。²
日本円から以下の外貨に両替する | 1通貨あたりにかかる為替手数料 |
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USD米ドル | 3.00円 |
CADカナダドル | 8.60円 |
EURユーロ | 4.00円 |
GBP英ポンド | 11.00円 |
韓国ウォン | 0.015円 |
THBタイバーツ | 0.41円 |
AUDオーストラリアドル | 9.50円 |
手数料例🔍 |
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例えば、1000米ドルを用意したいとします。
日本円→米ドルの為替手数料は、1ドルあたり3円なので、この時にかかる手数料は、1000×3=3,000円となります。
別の計算方法もあります。
日本円→米ドルの為替レートが1ドル=105円だとすると、日本円→米ドルの為替手数料は、1ドルあたり3円なので、SMBC信託銀行プレスティアでは、1ドル=108円となるということです。
1,000米ドルを用意するために必要な日本円は、1,000×108=108,000円となります。
本来の為替レートなら、1,000米ドルは、1,000×105=105,000円に相当するはずです。つまり、この時に108,000-105,000=3,000円の手数料がかかっていることがわかります。
為替手数料 | 1,000米ドルを用意する手数料 | |
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米ドル | 3.00円/ドル | 3,000円 |
(想定の為替レート:1ドル=105円のとき)
1,000米ドルを用意するためにかかる手数料が、3,000円...。これは、高いのでしょうか?
他の選択肢とも比べてみましょう。
外貨の支払いに特化したWiseデビットカードでは、日本円→米ドルの両替手数料は、0.60%に設定されています。現金両替ではないので、直接の比較はできませんが、以下が手数料例です。
手数料例🔍 |
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アメリカの店舗で1,000米ドルの買い物をWiseデビットカードでするとします。
日本円→米ドルの両替手数料は、0.60%なので、1,000米ドルに0.60%足した分が日本円で必要です。³
1,000米ドル×0.60% = 6ドル。
上記と同じように、為替レートが1ドル=105円だとすると、6ドル=630円。
アメリカの店舗で1,000米ドルの買い物をWiseデビットカードで支払う場合の手数料は、630円となります。
両替手数料 | 1,000米ドルを支払う場合の手数料 | |
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米ドル | 0.60% | 630円 |
(想定の為替レート:1ドル=105円のとき)
SMBC信託銀行プレスティアで現金両替する場合(3,000円)と比べると、かなりお得に見えます。
現金が必要な場合は、Wiseデビットカードを使って、海外ATMで現地通貨を引き出すことも可能です。ATM手数料は、月に30,000円相当の引き出し(かつ2回)までは無料です。それ以降は、1.75%+70円の手数料がかかります。
銀行の外貨両替を利用する代わりに、このようなカードを使ってみるのもいいかもしれませんね。
「銀行での外貨両替は手間がかかって面倒」「為替手数料を節約したい」そんな人には、銀行での現金の外貨両替に代わってカードを利用するという選択肢もあります。
Wiseデビットカードは、海外利用・外貨支払いに特化したカードです。日本の主要銀行が発行するデビットカードに比べると、最大75%安い手数料で外貨の支払いができます。
使い方は、簡単。まず、日本円をWiseマルチカレンシー口座にチャージします。チャージは、デビットカードおよび銀行振込で行えます。
そのあとは、アカウント内で外貨に両替・保有しておくことができます。日本円を含む55以上の通貨を保有できます。最大の特徴は、実際の為替レートと0.45%〜3%の格安の両替手数料で外貨両替ができるということです。
上記で見た通り、日本円を米ドルに両替して利用する場合は0.60%の手数料です。
また、自動両替機能付きなので、あらかじめ両替しておかなくてももちろんOKです。
日本のATMでの引き出しには対応していませんが、海外ATMでは簡単に引き出しができます。2枚目のカードとしていいかもしれませんね。
特徴 |
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注意点 |
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日本国内ATMでは利用不可。海外ATMでは利用可能 |
以下で、SMBC信託銀行外貨両替コーナーで外貨両替する方法を見ていきます。
両替の金額などによっては、身分確認書の提示が必要になる場合があります。また、両替は円現金のみに対応しており、プレスティア信託銀行の口座からの両替はできません。²
以上、三井住友銀行の外貨両替について見てきました。三井住友銀行の外貨両替は、SMBC信託銀行プレスティアの外貨両替コーナーに変わりました。
外貨両替にかかる手数料は、為替レートに含まれていることに注意しましょう。実際の為替レートと銀行などで提示される為替レートを比較して、どれだけの為替手数料が上乗せされているか注意して見てみるといいですね。
両替にかかる手間や手数料を節約したい人は、現金両替に代わって、Wiseデビットカードなどカードの利用を検討してみてもいいでしょう。
外貨両替の手数料をお得に済ませて、海外で使えるお金を最大限にできるといいですね!
ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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