ATMで100万円以上の振込はできる?主要銀行の限度額と注意点も
ATMで100万円以上の振込を行う方法と注意点を解説。銀行ごとに異なる現金・キャッシュカード別の振込限度額や注意点もわかりやすく記載しています。
海外送金を琉球銀行から行うと、送金手数料や日数はどれ程度かかり、適用される為替レートには、いくらの為替手数料が含まれているのでしょうか。代わりに利用できる海外送金サービスWiseと比較しながら説明しますので、ぜひ比較検討してみてください。
日本からアメリカへ、受取金額が1000ドルになるように送金したい場合(手数料は送金人負担)
プロバイダ | 送金手数料(コルレス銀行手数料を含む) | 為替レート | 送金にかかる合計費用 | 必要な日本円支払金額 |
---|---|---|---|---|
琉球銀行 | 送金手数料4,000円+コルレス手数料2,000円¹ | 琉球銀行が定める為替手数料を上乗せした為替レート(1USD=107.37円)² | 6,000円+琉球銀行が定める為替手数料 | 6,000円+107,370円=113,370円 |
Wise | 1,061円³ | 実際の為替レート(1USD=105.885円)³ | 1,061円 | 1,061円+105,885円=106,946円 |
(2019年8月14日時点)
琉球銀行から海外送金をすると、送金手数料やコルレス手数料として計6,000円がかかります。また適用される為替レートには、銀行所定の基準レート(仲値)に、銀行の決めた為替手数料が上乗せされるため、やや不利なレートで送金されることに注意です。
一方の海外送金サービス・Wiseは、送金額に応じた送金手数料がかかりますが、為替手数料は一切かかりません。為替レートは実際の為替レートを使用します。もし日本からアメリカに1,000ドルを送るとすると、日本円支払い総金額は琉球銀行よりも6,424円安くなることに。
海外送金はどこで手続きしても同じではなく、利用する銀行やサービスによってかかる手数料や為替レートが異なります。もしWiseで送金した場合いくらかかるのかは、公式サイトから簡単に海外送金シミュレーションできるので、気になる人は一度チェックしてみてくださいね。
琉球銀行の為替レートには銀行所定の為替手数料が上乗せされています。一見その存在がわかりにくい「隠れコスト」とも言えますね。
例えば、2019年8月14日の米ドルの仲値(銀行の取引基準レート。1日1回更新。為替手数料は含みません)は、1米ドル=106.37円です。琉球銀行の為替レートは、この仲値に1米ドル当たり1円の為替手数料を上乗せしているので、送金時は1米ドル=107.37円で計算されます。
そのため、1,000ドルを琉球銀行から送金すると、本来は106,370円で済むのに対し、107,370円が必要です。この為替手数料によって余計にコストがかかることを知っておきましょう。
レート | 1000ドルを送るために必要な日本円 | |
---|---|---|
仲値(1日に1回定められる銀行の基準レート)⁴ | 1米ドル=106.37円 | 106,370円 |
琉球銀行 | 1米ドル=107.37円 | 107,370円 |
この為替手数料なしで送金したいなら、リアルタイムの為替レートを使って送金できるWiseも検討してみてもいいかもしれません。
琉球銀行から海外送金をする際にかかる手数料は以下の通りです。
各手数料 | 琉球銀行 | Wise |
---|---|---|
送金手数料 | 米ドル、ユーロ:4,000円、それ以外の通貨:5,000円、円建て:7,000円¹ | 各通貨・送金額により異なる。1,000米ドル分を送金する場合:1,061円 |
コルレス手数料 | 2,000円¹ | 0円(原則) |
為替手数料 | 銀行所定の為替レートに含まれる | 0円 |
為替取扱手数料(リフティングチャージ。円→円・外貨→外貨のまま送金する場合) | 1,000円¹ | --- |
キャッシュコミッション(米ドルのみ。米ドル現金で米ドル建て送金をした場合) | 1ドルにつき2円(最低500円)¹ | --- |
送金組戻手数料、紹介手数料 | 所定の手数料がかかる | --- |
琉球銀行から送金する場合、送金手数料やコルレス手数料(支払銀行手数料)や、ケースによっては為替取扱手数料やキャッシュコミッションがかかります。
一方、Wiseは送金手数料が送金通貨・送金金額によって決まります。
琉球銀行で海外からの送金を受け取る場合には、以下の手数料がかかります。
各手数料 | 琉球銀行 |
---|---|
受取手数料(米ドル現金での受取時) | 1ドルにつき2円(最低500円) |
受取手数料(円貨建てでの受取時) | 1**,000円(受取金額が2,000円未満の場合は、その金額の50%)** |
琉球銀行で海外からの送金を受け取ることも可能です。米ドル現金、もしくは円貨建てでの受取時に、所定の手数料がかかります。
一方、送金人がWiseから送金すれば、海外送金受取手数料は特にかかりません。受取人はWiseのアカウントも不要。リアルレートで海外からの送金を受け取りたい人は、送金人にWiseを紹介してみてもいいですね。
Wiseは安価な手数料で送金するための独自の仕組みを採用しています。同社内で複数の国内送金を行うことで、コストのかかる支払銀行経由での送金を避けることに成功。最大で銀行の8倍も手数料を安く抑えられることもありますよ。
日本からアメリカに送金したい場合、日本にいる送金人がまず自分の口座からWise Japanの口座に振込みます。すると速やかに、Wiseのアメリカ口座から、受取人のアメリカ口座に国内送金をします。そうして受取人がお金を受け取るのです。
実際の為替レートを使用して海外送金を行うため、「隠れコスト」である為替手数料を心配する必要はありません。実際に送金する際の必要総額をシミュレーションから確認できますよ。
海外送金業務を行っている本支店は、以下の12支店に限られています。
安謝支店、本店営業部、浦添支店、商業団地支店、牧港支店、普天間支店、与那原支店、コザ支店、北谷支店、名護支店、宮古支店、八重山支店
利用するには琉球銀行の口座が必要です。現金による送金や、入金して1週間程度の資金による送金は受け付けていませんので、注意しましょう⁷。また法人や個人事業主は「外為WEB」を利用してインターネットから海外送金手続きもできますが、事前の申し込みが必要となります。
以下、琉球銀行での海外送金の簡単な流れをまとめました。
琉球銀行から海外送金をする際は、以下の情報・書類が必要になります。
送金先の情報(支払銀行・支店名、国名、住所、スイフトコード、受取人の住所・氏名、国名、口座番号、IBANコードを確認する。 )
本人確認書類(運転免許証、パスポートなど)
マイナンバー確認書類(マイナンバーカード、通知カード、個人番号記載の住民票など。 法人は法人番号指定通知書などの法人番号記載の書類)
通帳、キャッシュカード、届出印
送金に関する内容のわかる書類(商品名、送金目的、原産地、船積地、仕向地など)
琉球銀行の口座で海外送金を受け取ることもできます。その際には以下の情報が必要です。
琉球銀行の公式サイトによると、海外送金にかかる日数については「確定した日数を申上げることができません」とあります。より早く着金させたい場合には、こちらの海外送金を早くする秘訣を参考にしてくださいね。
Wiseで海外送金をする場合、シミュレーション時点で送金手数料および着金予定日を簡単に把握することができて便利ですよ。
琉球銀行の海外送金に関する問い合わせ先はこちらです。
・証券国際部
TEL:0120-19-8689(098-860-3713)
受付時間:9:00~17:00(土曜日・日曜日・祝日は休業)
受付時間:24時間・年中無休(メールの回答は月~金の銀行営業日となります)
琉球銀行から海外送金するなら、琉球銀行の口座を1週間以上前に作成し、海外送金を取り扱っている本支店にて手続きする必要があります。その際、送金手数料のコストが6,000円〜9,000円程度かかるほか、為替レートに含まれた為替手数料もかかるので注意しましょう。
その代わりの選択肢として考えられる海外送金サービスのひとつが、Wise。為替手数料を含まないリアルタイムレートを利用しているので、比較的に有利な為替レートで送金でき、送金手数料もかなり抑えられるかもしれません。送金にかかる総額は公式サイトから簡単にシミュレーションできますので、一度試してみてくださいね。
ソース
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*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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