中国からの送金を日本で受け取るには:送金日数も
中国から給料を海外送金して日本で受け取る場合、他国と送金に関する条件が異なる場合が多いので注意が必要です。この記事では、中国から日本への送金の受け取り可否や送金人に伝えるべき情報などを解説します。
この記事では、日本からHSBC香港に海外送金する方法や手数料をまとめました。また、反対にHSBC香港から日本に送金する方法も解説。送金時の注意点や実際の為替レートを使用する海外サービスWiseについても見ていきます。
例:日本の銀行口座から香港の口座へ10万円送金する場合(送金額に送金手数料を含む)
銀行・プロバイダ | 送金手数料(中継銀行手数料を含む) | 為替レート | 合計コスト |
---|---|---|---|
![]() | 1,750円〜 | 為替手数料を上乗せしたレート | 1,750円〜+為替手数料 |
699円(送金額により決まる) | 実際の為替レート | 699円🎉 送金する |
(2020年4月6日時点)
銀行は、独自の為替手数料を上乗せした為替レートを採用しています。そのため、海外送金の真のコストを把握するには、送金手数料だけではなく為替レートにも気をつける必要があります。
銀行以外の選択肢として実際の為替レートで海外送金できるサービスもあります。例えばWiseでは常にミッドマーケットレートでの送金が行えます。日本円から香港ドルを含む全54通貨に為替手数料なしで送金できますよ。
日本の銀行からHSBCに海外送金する方法は、窓口から行う場合とオンラインで行う場合の2つがあります。
【窓口から送金する場合】
【オンラインバンキングで申し込む場合】※
※銀行によっては、実際に送金する前に海外送金の利用手続きを行う必要がある場合もあります。
HSBC香港の口座宛てに海外送金する際には、以下のHSBCの銀行情報が必要になります。全て英字で記載する必要があります(漢字不可)。
加えて、以下の受取人情報も必要です。事前に受取人に尋ねておきましょう。
銀行で海外送金する際に、為替レートに注意してみると、Googleなどで検索した時に出てくるレートと少し差があることに気付くかと思います。
例えば、実際の為替レートが1 HKD = 13 JPYで、銀行の為替レートが1 HKD = 14JPYのとき、1 HKDあたり1 JPYの為替手数料が為替レートに含まれる形で徴収されています。
送金額が大きくなるほど、為替手数料は大きな痛手になり得るので、高額な送金の際には特に気をつけましょう。送金手数料を見ただけではわからない「海外送金の隠れコスト」と言えるでしょう。
為替手数料の例
為替レート | 送金例 | 為替手数料 | |
---|---|---|---|
実際の為替レート | 1 HKD = 13 JPY | 10,000HKD = 130,000JPY | --- |
銀行の為替レート | 1 HKD = 14JPY | 10,000HKD = 140,000JPY | 10,000JPY(送金手数料とは別にかかっている) |
銀行以外の選択肢として実際の為替レートで海外送金できるサービスもあります。例えばWiseでは常に実際の為替レートで 安く、早く、かんたんに海外送金が行えます。
例:日本から香港へ10万円送金する場合(送金額に送金手数料を含む)
以下はWiseでHSBC香港に送金する方法です。
Wiseは世界1,000万人のユーザーに使用され、月間送金額は約6,000億円に上ります。日本ではWise Japanが資金稼働業者として登録されています。
気になる人は、シミュレーションからコストをチェックしてみてください。
次は、HSBC香港の口座から日本に送金する方法・手数料を見ていきましょう。
HSBC香港の海外電信送金手数料は、オンラインバンキングで申し込んだ場合一律50HKDです。窓口からの送金の場合、送金先の国によって120~240HKDの送金手数料がかかります。⁴
しかし、日本の銀行と同じく、HSBC香港も為替手数料を上乗せしたレートを使っていることに注意しましょう。香港の銀行から日本へ送金する際にも、Wiseなどのサービスと比較検討してみるといいかもしれません。
例:香港から日本の円口座へ10,000HKD送金する場合(送金額に送金手数料を含む)
銀行/海外送金サービス | 送金手数料 | 為替レート | 受取概算額 |
---|---|---|---|
![]() | 50 HKD⁴ | 為替手数料を上乗せした為替レート(1 JPY= 0.07187 HKD )⁵ | 138,444 JPY⁶ |
81.27 HKD | 実際の為替レート(1 HKD = 14.0607 JPY) | 139,464 JPY |
(2020年4月6日時点)
送金手数料だけに注目すると、HSBCの方がWiseよりも安いように思えます。
しかし、為替レートを調べてみると、HSBCが海外送金に適用するレート(Telegraphic Transfer Bank Sell)は、1 JPY = 0.07187 HKD⁵。一方、Wiseが海外送金に使うレートは、1 HKD = 14.0607 JPYでした⁷(2020年4月6日20:43(日本時間)調べ)。
10,000 HKDを元手に送金するとして、それぞれ日本の口座で受け取れるであろう概算額を計算してみましょう。
HSBC
10,000 HKD - 50 HKD(送金手数料)= 9,950 HKDが両替され、送金される。
9,950 HKD ÷ 0.07187 HKD/ JPY (HSBCの為替レート) =138444.41...→約138,444 JPYが受け取れることに。
Wise
10,000 HKD - 81.27 HKD(送金手数料)= 9,918.73 HKDが両替され、送金される。
9,918.73 HKD × 14.0607 JPY/HKD (Wiseの為替レート) =139464.28...→約139,464 JPYが受け取れることに。
つまり、上記の例では、送金手数料が一見安いHSBCよりも、Wiseの方が多くの受取額になる=合計コストが安いことがわかります。
海外送金の真のコストを知るためには、為替レートを考慮することが重要です。リアルレート海外送金サービスWiseの送金手数料は送金額によって決まります。シミュレーションからコストを確かめてみるといいでしょう。
HSBC香港から海外送金するには、オンラインバンキングを使う方法と、窓口から送金する方法との2つの手段があります。大まかな流れは日本から送金する場合と変わりません。
【窓口から送金する】
【オンラインバンキングを利用する】⁸
送金時には、受け取る日本の銀行情報が必要になります。以下は、みずほ銀行の場合の銀行情報の例です⁹。記入は必ず英語表記である必要があります。
以上、HSBCの海外送金について見てきました。
ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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