りそな銀行の外貨両替のやり方と手数料はどれくらい?具体的な手順も
りそな銀行とトラベレックスによる外貨両替の具体的な手順や手数料を詳しく解説。店舗での両替や外貨宅配サービス、ATMでの外貨預金振替の方法、それぞれのメリット・デメリットも紹介します。
最近話題の海外プリペイドカードには様々な種類がありますが、その中でも「日本最安」を謳っているのが「マネパカード」です。
マネパカードの両替手数料、使い方や安全性など気になる疑問について詳しく見ていきます。
マネパカードとは、海外専用のプリペイドカードです。プリペイドカードは、あらかじめお金をチャージしておいてその分だけ使う、というもので、交通系ICカードに似ています。マネパカードは、マスターカードを取り扱っている場所であれば、通常のクレジットカードと同じように利用して支払いをすることができます。キャッシュカードのように、ATMから外貨を引き出すことも可能です。
数ある海外プリペイドカードの中でも、マネパカードは日本最安の両替手数料を謳っています。しかし、マネパカードにかかる手数料は両替手数料だけではありません。果たしてマネパカードは本当に安いのかを見ていきます。
以下は、マネパカード利用の際にかかる主な手数料です。
マネパカードにお金をチャージする方法は、銀行振り込みとコンビニ入金の2種類があります。銀行の場合は、それぞれの銀行が定める振込手数料がかかります。コンビニ入金の場合も、3万円未満の入金は486円、3万円以上の場合は594円の手数料がかかります(さらに入金額49,406円以上の場合は、別途印紙代が200円かかります)。
海外でカードを使う際に一番気になるのがこの両替手数料ではないでしょうか?マネパカードを利用した両替では、市場の動きに合わせた為替レートに、以下の両替手数料が加算されます。(両替手数料について詳しくはこちら)
各通貨 | マネパカードの両替手数料 |
---|---|
米ドル(USD) | 1ドルあたり2.5円 |
ユーロ(EUR) | 1ユーロあたり3.0円 |
英ポンド(GBP) | 1ポンドあたり4.0円 |
豪ドル(AUD) | 1豪ドルあたり2.0円 |
香港ドル(HKD) | 1香港ドルあたり0.35円 |
銀行での外貨両替と比べてみましょう。例えばみずほ銀行では1ドルあたり3円、1ユーロあたり6円、1香港ドルあたり約2.4円の両替手数料がかかるので、マネパカードの方がかなりお得です。
クレジットカードと比較したらどうでしょうか?プリペイドカードと違い、クレジットカードは利用した後に請求が来るので、単純に比較するのは難しいですが、以下に使用例を比べてみました。
【マネパカードで100ドルを用意したい場合】
マネパカードは、「当社のリアルタイムレート」に両替手数料を上乗せしているとあります。2019年4月23日の為替レートは、1ドル=111.9円です(2019年4月23日16:58(GMT+2)時点)。この時、1ドルあたり2.5円の両替手数料を上乗せしたマネパカードの為替レートは、1ドル=114.4円と想定できます。
100ドル用意したい場合、114.4円×100ドル=11,440円必要ということになります。
【クレジットカードで100ドルを使った場合】
同様に、クレジットカード(三井住友Visaカード)の請求額も考えてみます。三井住友銀行が課す両替手数料は、2.16%です。つまりVisaが定める為替レートに2.16%の両替手数料が上乗せされているということになります。Visaが提供する為替レートシミュレーションで2019年4月23日付で計算してみると、11,443円の請求額という概算になりました。
クレジットカードと比べると、お得度はあまり変わらないかもしれません。ただ、マネパカードはプリペイドカードなので、クレジットカードと違って、使い過ぎてしまうということがないのはメリットですね。また、いつ両替するかを選べるので、為替レートのいい時に両替するという選択肢があるのもメリットと言えるでしょう。しかし一方で、マネパカードは対応通貨が6通貨のみなので、利用できる国が限られるのがデメリットです。
マネパカードは海外のATMでキャッシュカードと同じように使うことができ、外貨を現金で引き出すことが可能です。海外ATM利用時には、以下の手数料がかかります。
各通貨 | マネパカード海外ATM手数料 |
---|---|
米ドル(USD) | 2USD/回 |
ユーロ(EUR) | 1.75EUR/回 |
英ポンド(GBP) | 1.5GBP/回 |
豪ドル(AUD) | 2.5AUD/回 |
香港ドル(HKD) | 20HKD/回 |
マネパカード内に残っているお金は再度自分の口座に出金することもできますが、この際出金手数料が540円かかります。
もちろんマネパカード以外にもお得に外貨を準備する方法はあります。
例えば、現地に友人・家族がいる場合は、海外送金で現地にいる友人にあらかじめ送金をして、その友人から現金で外貨をもらうという方法も考えられます。若干面倒に聞こえるかもしれませんが、他の方法よりも安くなる可能性が高いです(現地の人が海外で現金を下ろすのは無料の場合が多いため)。この場合、リアルタイムの為替レートを採用し両替手数料が一切かからないWiseの利用がおすすめです。銀行と比べ、最大8倍安い手数料で海外送金できます。
例:オーストラリアに10万円送金する場合
銀行/プロバイダ | 送金手数料 | 為替レート | 合計コスト |
---|---|---|---|
ゆうちょダイレクト、ゆうちょ銀行 | 2,000円(ゆうちょダイレクト)、4,000円(窓口) | ゆうちょ銀行が定める為替手数料が上乗せされたレート | 2,000円/4,000円+為替手数料 |
Wise | 88円+0.65% | 「リアル」レート | 833円 |
ではマネパカードの具体的な使い方について見ていきましょう。
マネパカードの専用口座に日本円で入金する(銀行での振込入金、またはコンビニ予約入金)
マネパカードの個人ページ上で、サービス時間内に、使いたい通貨(米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、香港ドル、日本円の6通貨から選択)に両替する
チャージ済みの通貨を、別の通貨に自動で両替してくれる「おまかせ両替」というサービスもあります。この場合、マネパカードを使って決済したその時のレートが適用されます。
個人ページから、通貨と金額を選んで、カードにチャージする(口座にお金を入金しただけの状態では、マネパカードは使えない)
チャージが完了したら利用開始。マネパカードは世界210以上の国と地域で、マスターカードを取り扱っている店舗ならどこでも利用可能。
実はマネパカードは海外だけでなく国内でも使用可能です(日本円がチャージされている場合)。そのため、海外旅行で余った通貨を日本円に両替して国内で使うこともできます。外貨から日本円に両替する際は、両替手数料が無料です。
使わないお金は再度自分の口座に出金することもできますが、この際出金手数料が540円かかります。
チャージ済みの通貨を、別の通貨に自動で両替してくれる「おまかせ両替」というサービスもあります。この場合、マネパカードを使って決済したその時のレートが適用されます。
チャージを忘れてカードが使えない!なんていうトラブルを防止するため、マネパカードには「おまかせチャージ」の機能もあります。おまかせチャージには、入金した全額を都度チャージする「フルチャージ」と、自由にチャージ条件金額/チャージ実施金額を決める「カスタムチャージ」からがあり、ニーズに合わせて選ぶことができます。
ホームページ上から「カードお申込み」をクリックして申し込む
本人確認書類(マイナンバー書類と身分証明書)をアップロードする
申し込みから最短1週間~2週間ほどでマネパカードが簡易書留で届きます
〈マイナンバー確認書類〉※いずれか1点
・マイナンバーカード(番号記載面)
・マイナンバー通知カード(両面)
・マイナンバー付住民票の写し(マイナンバー付き・交付日から6ヶ月以内のもの)
〈身分証明書〉
[マイナンバーカードをアップロードした場合]
・マイナンバーカード(顔写真面)
※カード1枚で登録が完了するので、その他の書類は必要ありません。
[マイナンバー通知カードをアップロードした場合]
顔写真付きのもの…以下より1点
・運転免許証
・日本国パスポート(住所・氏名・生年月日記載ページ要)
・住民基本台帳カード
顔写真がないもの…以下より2点
・健康保険証(住所欄に現住所の記入要)
・マイナンバー付住民票の写し
・印鑑登録証明書
[マイナンバー付住民票の写しをアップロードした場合]
顔写真の有無にかかわらず、以下より1点
・運転免許証
・健康保険証(住所欄に現住所の記入要)
・日本国パスポート(住所・氏名・生年月日記載ページ要)
・住民基本台帳カード
・印鑑登録証明書
ただし、申し込みをする人が外国籍の場合は、在留カードもしくは特別永住者証明書のいずれか1点を身分確認書類とする必要があります。
マネパカードを提供している会社マネーパートナーズは、FX口座や証券取引などを専門としています。特にFX取引に関しては3年連続で満足度1位となっています。また、マネパカードはそのキャンペーンでも有名です。マネパカードを持っていると乃木坂46のツアーの先行受付に申し込みができたり、過去には欅坂46ともコラボしていました。
以上、海外プリペイドカードの「マネパカード」について詳しく見てきました。マネパカードは複数の通貨を同時に管理できたり、好きな時に自由に両替ができたり、両替手数料が安いなど、海外で使うのに便利な特典がたくさんあります。
ただし、クレジットカードのキャッシュバックやポイント還元などを考慮すると、クレジットカードの方がお得の場合もあるので、自分のニーズに合わせて最適な方法を選びましょう。
現地に友達や家族がいる場合は、Wiseを使ってリアルレートで海外送金をすれば、さらにコストを節約できます。
(マネパカード ソース1、ソース2、ソース3、ソース4、ソース5、ソース6、ソース7、ソース8、ソース9、ソース10、ソース11、ソース12 マネーパートナーズ ソース みずほ銀行 ソース1、ソース2)
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*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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