SWIFT(スイフト)とは?用語の意味や銀行送金での仕組み(システム)をわかりやすく解説
SWIFT(スイフト)とは何かを、銀行・金融の初心者向けにわかりやすく解説。システムの意味と仕組み、MT103など電文(SWIFTメッセージタイプ)の一覧、手数料などを説明します。
外資系企業に勤めていると、給与や賞与とは別に「RSU」という言葉を目にすることがあります。付与の通知は届いたものの、そもそも何なのか、他の株式報酬と何が違うのか、税金はどうなるのか。このような疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか?
RSU(譲渡制限付株式ユニット)とは、一定の条件を満たしたときに自社株を受け取れる株式報酬です。この記事では、基本の仕組みから、ストックオプションをはじめとする他の株式報酬制度との違い、会社側と従業員側それぞれのメリットとデメリット、税務処理までをわかりやすく解説します。
また、外貨で受け取った売却代金を日本円に替える際には、ミッドマーケットレートを使って両替できる「Wise(ワイズ)」も選択肢の1つです。
記事の最後には、お得な手数料と為替レートで海外から送金が受け取れるWise(ワイズ)アカウントについてもご紹介しています。
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| 目次 🔖 |
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株式報酬は種類が多く、名前も似ているため混同されがちです。まずはRSUがどのような制度なのか、基本から押さえていきましょう。
「RSU(Restricted Stock Unit、譲渡制限付株式ユニット)」とは、一定の条件を満たしたときに自社株を受け取れる権利をいいます。付与された時点ではまだ株式そのものではなく、手元にあるのは「将来、株式を受け取れる約束」です。株式そのものが報酬になるタイプ(フルバリュー型)のため、ストックオプションのように無価値になる心配はありません。ただし株価が下がれば、受け取る株式の価値もその分下がります。1
※ユニット:「株式1株を受け取れる権利の単位」を指します。100ユニットなら、条件を満たしたときに100株が交付されるイメージです。
RSUが実際の株式に変わるまでは、以下の流れです。1
※権利確定(ベスティング):一定の条件を満たし、ユニットの数に応じた株式を受け取れる権利が確定することです。社内資料では英語のまま「Vest」と表記される場合もあります。
権利確定を段階的に設計する会社もあり、たとえば4年かけて毎年25%ずつ確定していく形が挙げられます。年数や割合は会社ごとに違うため、付与契約書で確認しておくと安心です。
権利が確定した株式は、その時点から売却できます。ただし売却は、会社が定めたトレーディングウィンドウ(売買してよい期間)や、インサイダー取引規制の範囲内で行う必要があります。2
日本でRSUが広がった背景には、主に以下の2つの要因があります。
RSUとストックオプションの違いは、「株式そのものを受け取るのか、株式を買う権利を受け取るのか」という点にあります。1
※権利行使価額:ストックオプションを使って自社株を買うときの、1株あたりの購入価格です。株価がこの価格を上回るほど、差額が利益になります。
| 比較項目 | RSU | ストックオプション |
|---|---|---|
| 株式を受け取るタイミング | 条件達成後に交付(後渡し) | 権利行使して購入したとき |
| 自己負担 | なし | 権利行使価額の払い込みが必要 |
| 権利確定の条件 | 勤続年数 | 権利行使期間内の行使 |
| 主な目的 | 人材定着 | 株価上昇への動機づけ |
株式報酬にはRSUのほかに「RS」や「PSU」があります。略称が似ていますが、株式を渡すタイミングと権利確定の条件が異なります。
「RS(譲渡制限付株式)」は付与時点で株式が渡される先渡し型、「RSU」は条件を達成してから渡される後渡し型です。 RSは付与時点から株主になるため議決権や配当を受け取れますが、RSUは株式が交付されるまで議決権も配当もありません。また、RSは付与時点から株式を保有するため、専用口座での管理などの事務手続きがRSUより煩雑になる場合もあります。1+5
| 比較項目 | RSU | RS |
|---|---|---|
| 株式を受け取るタイミング | 条件達成後に交付(後渡し) | 付与時点で交付(先渡し) |
| 自己負担 | なし | なし |
| 権利確定の条件 | 勤続年数 | 勤続年数 |
| 主な目的 | 人材定着 | 人材定着と株主目線の共有 |
「PSU(業績連動型株式ユニット)」は、権利確定の条件がRSUと異なります。RSUの条件が主に勤続年数であるのに対し、PSUは業績目標の達成度が条件です。 そのためRSUは受け取れる株式数があらかじめ決まっていますが、PSUは達成度によって株式数が変動します。1
| 比較項目 | RSU | PSU |
|---|---|---|
| 株式を受け取るタイミング | 条件達成後に交付(後渡し) | 業績評価期間の終了後に交付 |
| 自己負担 | なし | なし |
| 権利確定の条件 | 勤続年数 | 業績目標の達成度 |
| 主な目的 | 人材定着 | 業績向上への動機づけ |
会社がRSUを選ぶ理由は、人材の確保と資金繰りの両面にあります。
段階的に権利が確定する設計にすると、「あと1年頑張れば次の株式が確定する」という気持ちが働きます。結果として**短期の離職を防ぎ、優秀な人材を中長期的に引き留められます。**人材の移動が活発なIT業界や外資系企業ほど、この効果は大きくなります。
現金給与だけでは大手グローバル企業と戦えない場面でも、RSUを組み合わせれば報酬全体の水準を引き上げられます。 海外では「給与+RSU」のパッケージで提示するのが標準的な慣行です。外国籍の高い専門性を持つ人材へのオファーで、特に力を発揮する手法と言えます。
現金給与を上げる代わりにRSUで補えば、今すぐ現金が出ていくわけではないため、**手元資金を温存しながら報酬水準を維持できます。**スタートアップや成長期の会社にとっては、資金繰りの面でも意味を持つ選択肢です。
一方で、会計処理と事務負担という課題も抱えます。
RSUを付与すると、株式の価値を「株式報酬費用」として、勤務期間にわたって費用に計上する必要があります。上場会社が取締役や執行役に株式を無償で交付する場合、この金額は付与した日に計算し、原則としてその後は計算し直しません。5
そのため、株価が高い局面で大量に付与すればその分だけ費用も膨らみ、営業利益を圧迫することがあります。上場を準備している会社では、審査への対応という観点からも慎重な設計が求められます。
RSUの運用には、次のような事務が発生します。
いずれも専門的な知識を要する業務です。社内に担当者を置くのか、外部の専門家に任せるのかという判断も必要になります。
RSUは株式そのものが報酬になるタイプとはいえ、株価が大きく下落すれば受け取る額も減ります。「もらえると思っていた金額より少なかった」という失望が広がれば、引き留めるはずの制度がかえって離職を招きかねません。
受け取る側から見た利点は、主に次の3点です。
ストックオプションは、株価が権利行使価額を下回ると、権利を持っていても使う意味がなくなります。一方RSUは、株式そのものを受け取る仕組みです。そのため、株価が横ばいや下落の局面でも、その時点の株価に応じた価値が手元に残ります。
RSUの価値は株価に連動するため、株価が上昇すれば受け取る株式の価値もその分増えます。「自分の仕事が会社の成長につながり、それが株価という形で自分の報酬に返ってくる。」という実感が、日々の仕事への意欲を高める要素にもなります。
権利が確定するスケジュールは、付与の時点で決まっています。「いつ、いくら分の株式が確定するのか」を事前に把握できる仕組みです。そのため、数年先まで見通した計画を立てやすくなるでしょう。
RSUを受け取る従業員のデメリットは、主に税金と為替にあります。
RSUの税金は、以下の2つのタイミングで発生します。
| タイミング | 何にかかるか | 税率 |
|---|---|---|
| 株式を受け取ったとき | 受け取った時点の株価に相当する額 | 給与と同じ扱い 所得税5%〜45%(別に復興特別所得税)+住民税10%7+8 |
| 株式を売却したとき | 売却額と、受け取った時点の株価をもとにした取得費との差額 | 20.315%(所得税15%+復興特別所得税0.315%+住民税5%)9+10 |
ここで戸惑いやすいのが、受け取るのは株式であって現金ではないのに、税金は現金で納める点です。高額な支払い義務だけが先に発生するため、納税資金は事前に準備しておきたいところです。権利確定にあわせて一部の株式を売却し、納税資金にあてる仕組みを設けている会社もあります。
また、外国親会社から直接交付される場合は、給与から天引きされないことがあります。その場合は自分で申告する必要があります。
権利が確定する前に退職すると、未確定分のRSUは原則として失効します。「あと半年で確定する予定だったのに」という状況は珍しくなく、この損失リスクを抱えたまま働くことになります。条件は付与契約や社内規程で異なるため、勤務先の規程を確認しましょう。5
外資系企業のRSUは、多くが米ドルやユーロなどの外貨建てです。日本円に換算した受取額は、権利確定時の為替レート(電信売買相場の仲値)によって決まります。そのため株価が上昇していても、円高が進めば手取り額が想定を下回るケースもあります。
株式を売却しても、手元に残るのは外貨のままです。日本円に換える際、銀行や証券会社は為替レートにスプレッド(手数料)を上乗せするのが一般的です。明細に手数料として表示されないケースも多く、事前確認が困難なポイントです。11~13
税金だけでなく、この換金コストまで視野に入れておきましょう。なお、売却代金を外貨のまま持ち続け、後日日本円に両替した場合には、そこで生じた差額に税金がかかることもあります。

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譲渡制限付株式ユニットの略称で、一定の条件を満たしたときに自社株を受け取れる権利を指します。よく似た略称にRS(譲渡制限付株式)やPSU(業績連動型株式ユニット)がありますが、株式を渡すタイミングと権利が確定する条件がそれぞれ異なります。
株式が交付された時点の価値が、給与と同じ扱いで課税されます。日本の会社から交付される場合は給与から天引きされますが、外国親会社から直接交付される場合は天引きされないこともあります。その場合、年末調整だけでは完結しません。
多くの制度では、権利が確定していない分は退職によって失効します。すでに権利が確定して交付された株式は、退職後も自分の資産として保有できます。条件は会社ごとに異なるため、規程を確認しましょう。
RSUは、一定期間の継続勤務などの条件を満たしたときに、自社株を受け取れる株式報酬です。購入代金の自己負担がなく、株価が下がっても一定の価値が残る点が、ストックオプションとの違いになります。
受け取る側が押さえておきたいのは3点です。
売却後に残る外貨を日本円に換える際は、ミッドマーケットレート(仲値)を使って両替できる「Wise(ワイズ)」も検討してみてください。
出典*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
当社は明示的または黙示的にかかわらず、この内容が正確、完全または最新であることを表明または保証しません。
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