
ペイペイ(PayPay)とは?使い方、メリット・デメリットを解説!
「100億円あげちゃうキャンペーン」で知名度を上げたオンライン決済サービスPayPay(ペイペイ)。名前は聞いたことあるけど、意外とどんなサービスなのか知らない、という人も多いのではないでしょうか?
この記事では、PayPayとは一体どんなサービスなのか、詳しく見ていきます。仕組みや使い方、気になる手数料だけでなく、メリットとデメリットもまとめて解説。PayPayに興味があり新しく使い始めたいと考えている人は必見です!また、海外送金・海外決済をお得に行うコツも紹介しています。
💡Wise:海外送金・海外決済を、銀行の最大14倍節約
従来のカードは、 海外通販や海外でカード決済するたびに1.6%から3%程度の外貨決済手数料(海外事務手数料)を請求されると知っていましたか?
Wiseのデビットカードは、0.45%〜3%の格安の手数料で通貨を両替して使うことができ、日本の銀行カードよりも最大75%お得に外貨でご利用いただけます。(例:日本円→米ドル・ユーロ・英ポンドは、たった0.6%の両替手数料)
また、マルチカレンシー口座を使えば、海外送金も簡単。日本の銀行の最大14倍お得に送金できます。銀行や多くの海外送金サービスのような為替レートに上乗せした手数料はなく、実際の為替レートと格安の送金手数料で世界70か国以上に送金できます。
PayPal(ペイペイ)とは?PayPay(ペイペイ)の仕組み
PayPay(ペイペイ)はヤフージャパンとソフトバンク株式会社が母体となって提供するオンライン決済サービスです。PayPayに対応している店舗であれば、現金やクレジットカードを使わずに、スマホアプリで支払いができる点が特徴です。
PayPayは、スマホに表示されたバーコードを店員に見せるか、店頭に掲示されたQRコードを読み取ることで決済を行います。
PayPayの支払い引き落としは、事前にチャージしておいたPayPay残高か、登録した銀行口座・クレジットカード・デビットカードから行われます。
残高をチャージする方法は³、
- (おすすめ)銀行口座
- セブン銀行ATM
- ヤフーカード
- ヤフオク!やPayPayフリマの売上金
- ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い
があります(詳しいやり方は後述)。注意点は、ヤフーカード以外のカードから残高をチャージすることはできないということです。
その他のカードを使う場合は、残高チャージではなく、使った分だけカードに対して請求が行われることになります。⁵
PayPay(ペイペイ)の使い方・支払い方法
では、実際にPayPay(ペイペイ)を使う方法もステップごとに見ていきましょう!⁵
1. アカウントを登録する
PayPayを使い始めるには、まずは無料でアカウントを作成しましょう。
- PayPay(ペイペイ)アプリをダウンロード(AppleStore、GooglePlay)
- アプリを起動して携帯電話番号とパスワードを入力
- SMSで認証コードを受信
- 受信した4桁の認証コードを入力
- 登録完了
2. 支払い方法を設定する
次に、支払方法を設定します。以下では、最も一般的な支払方法である銀行口座の登録、セブン銀行ATMを利用した残高チャージ、またクレジットカードの登録方法の3つの支払い方法を紹介します。
(一番おすすめ)銀行口座
PayPayの支払い方法の中では一番おすすめなのが銀行口座からの支払いです。銀行口座を登録することで、いつでも好きなだけPayPay残高をチャージできるようになります。また、使った分だけが口座から即時に引き落とされるように設定することもできます。
- PayPayアプリを起動
- ホーム画面の[その他]を選択
- [銀行口座登録]を選択
- 登録する銀行を選択
- 支店名、口座番号、口座名義などを入力
- 登録内容を確認して[登録手続きをする]を選択
- 各銀行のページが開くので、指示に従って手続きを進める
- 口座登録完了
(現金でチャージしたい人におすすめ)セブン銀行ATM
セブン銀行ATMを使って現金で残高チャージをすることもできます。セブン銀行の口座を持っている必要はありません。
- セブン銀行ATMで[スマートフォンでの取引]を選択
- PayPayアプリで[チャージ]を選択
- [セブン銀行ATM]を選択
- ATMに表示されたQRコードを読み取る
- アプリに表示された番号をATMに入力
- ATMにチャージする金額分を入金
- 入金額を確かめて[確認]を選択
- チャージ完了
- 残高が変わらない場合は、アプリの更新ボタンをクリック
※1度にチャージできる金額は最大50万円です。
(ヤフーカード以外なら制約あり)クレジットカード・デビットカード
クレジットカード・デビットカードを登録することも可能です。ただし、銀行口座やATM利用に比べると以下のような制約があることに注意が必要です。
①カードからPayPay残高にチャージすることはできない(ヤフーカードを除く)
②本人認証サービス(3Dセキュア)に登録していない場合、30日間で5,001円以上の支払いはできない
③3Dセキュア登録後でも、利用限度額は24時間で2万円、30日間で5万円
カードをPayPayに登録する方法は、
- ホーム画面の[その他]を選択
- [カード追加]を選択
- クレジットカード情報をカメラで読み取るか[カード番号を直接入力する]を選択
- クレジットカード情報を入力し[追加する]を選択
- カード登録完了
3. お店で支払う
支払方法を登録したら、早速お店で支払いに使ってみましょう!PayPayに対応している店舗であれば、スマホをかざすだけで簡単に決済可能。決済方法は以下の2つがあります(店舗によってどちらを使うか異なる)。
QRコードを見せる
- ホーム画面の[支払う]を選択
- 画面を店員に見せ、バーコードを読んでもらう
- 支払い完了
お店のQRコードを読み取る
- ホーム画面の[スキャン]を選択
- お店に置かれたQRコードを読み取る
- 金額を入力後、画面を店員に見せ[支払う]を選択
- 支払い完了
PayPay(ペイペイ)に手数料はかかる?
PayPay(ペイペイ)利用時に気になるのが手数料。嬉しいことに、PayPay利用に手数料が発生することは一切ありません!つまり、ユーザーは無料でPayPayを使うことができます。⁷⁺⁸
PayPay(ペイペイ)が使えるお店
PayPay(ペイペイ)は日本最大のスマホ決済サービスで、PayPayを使えるお店の数は220万店舗に上ります。⁹
PayPayは各種コンビニ、飲食店、居酒屋、ドラッグストアやスーパー、百貨店、書店、ホテルなどで利用可能です。
さらにアプリを使って利用可能店舗を地図から検索することもできます。¹º
- PayPayアプリの地図を開く
- 検索したいキーワードを入力(「美容院」などのカテゴリ、もしくは店舗名)
- お店を一覧から検索
国内では対応店舗が多くて便利なPayPayですが、海外で使うことはできません(2020年8月現在)¹¹。これから対応する可能性もあるので、期待したいですね。
PayPay(ペイペイ)のメリット・デメリット
以下では、PayPay(ペイペイ)を使うメリットとデメリットをまとめました。
メリット
1. 手数料無料
PayPayは、手数料一切無料でアカウント作成、また決済利用が可能です。
2. ポイント還元がある
PayPayでは、利用に応じて一定の額がポイントとして還元されます。ただし、このポイント還元はPayPay残高、もしくはヤフーカードを使って支払いを行った場合のみが対象です。その他のカードを使った決済は対象外なので注意しましょう。
【ポイント還元の仕組み】(2020年8月現在)¹²
PayPay利用特典 | |
---|---|
支払方法 | PayPay残高、ヤフーカード |
ポイント付与率 | 1.5% |
付与上限/回 | 7,500円相当 |
付与上限/月 | 15,000円相当(合算で) |
例えば、飲食店でPayPayを使って5,000円の支払いをしたとしたら、5,000円の1.5%に当たる75円がポイントとして付与されることになります。このポイント付与には上限があり、1回につき7,500円相当(つまり50万円の買い物まで)、1ヶ月につき15,000円相当のポイントまで(つまり100万円の買い物まで)しかつかないので気をつけましょう。
付与されたポイントはそのままPayPay残高に反映され、支払いに使うことができます。
3. 「マイナポイント」を貯めることができる
PayPayの利用金額に応じて「マイナポイント」を貯めることもできます。マイナポイントとは、総務省が実施するマイナンバーカード取得者を対象としたポイント還元キャンペーンです。PayPayで登録すると、マイナポイントとして「チャージ額」または「利用額」の25%(最大5,000円相当のPayPay残高)が付与されます。¹³
4. お得なキャンペーンがたくさん
PayPayでは、お得なキャンペーンが頻繁に行われています。キャンペーンを実施している店舗を把握すれば、とてもお得に買い物をすることができます。実施中・実施予定のキャンペーンはアプリのホーム画面「おトク」から確認できますよ。¹⁴
5. キャッシュレス決済サービスの中では、使えるお店が多い
PayPay(ペイペイ)は数あるスマホ決済サービスの中でも、日本で最も知名度が高く人気のあるものです。PayPay決済に対応しているお店は220万店舗に上ります。日本全国どこでも使えるお店がたくさんあるのは、大きなメリットといえます。⁹
6. PayPayユーザー間で送金ができる
PayPayアカウントを持っているユーザー同士で送金やお金の受け取りをすることもできます(PayPay残高のみ。カードや付与ポイントの送金は不可)。家族や友人にちょっとした送金をしたい時に、この機能は便利ですね。¹⁶
ただし、海外送金することはできないので注意しましょう。海外送金を考えているなら、Wiseなど他のサービスを検討してみましょう。
7. ヤフオク!やPayPayフリマの売上金を利用できる
PayPayでは、ヤフオク!やPayPayフリマの売上金を残高にチャージすることができます。³いちいち口座に入金して、現金を引き出して・・・といった面倒な手続きをすることなく、そのまま支払いに売上金を使えるのは便利ですね。ヤフオク!などで商品を多く販売している人に特に向いているといえます。
デメリット
1. まだ利用できない店舗も多い
PayPayに対応している店舗が多いとはいえ、スマホ決済はまだまだ普及途上です。クレジットカードを使えるお店に比べると、PayPayはまだまだ利用できない場所が多くあります。普段利用する店舗でPayPayが使えるか確認してから登録するとよいでしょう。
カードの登録・利用には制約が多い
上でも見た通り、PayPayにクレジットカード・デビットカードを登録して決済に利用することができます。しかし、基本的にはPayPay残高からの決済を奨励しているため、カード利用には様々な制約があります。例えば
- 利用限度額が低く設定されている
- 本人確認を済ませていない場合、利用限度額は1ヶ月5,000円までとさらに低い
- カードからPayPay残高にチャージすることはできない(※ヤフーカードを除く)
- カードを使った決済ではポイント還元がない(※ヤフーカードを除く)
- 他のユーザーに送金することはできない
などが挙げられます。若干不便に感じますが、カードの不正利用を防止するためには重要です。PayPayを使うなら、銀行口座を登録、もしくはセブン銀行ATMを利用して残高をチャージするのが良いでしょう。もしくは、PayPayと提携しているヤフーカードを利用しても良いですね。
海外送金・海外利用はできない
PayPayはあくまでも日本国内での利用を対象にしたサービスです。海外でもQRコード決済は普及していますが、PayPayをそのまま使うことはできません。海外利用にはやはりクレジットカードがおすすめでしょう。
また、海外に送金することもできません。海外送金には、リアルレートでお得に送金できるWiseがおすすめです。
PayPay(ペイペイ)の利用上限額
様々な面で便利なPayPay(ペイペイ)ですが、利用限度額が設定されていることに注意しましょう。クレジットカードを登録している場合、また高額商品を購入する際には特に気を付けたいですね。¹⁷
支払い方法 | 限度額(24時間) | 限度額(30日間) |
---|---|---|
PayPay残高から | 50万円 | 200万円 |
本人認証設定済みクレジットカードから | 2万円 | 5万円 |
本人認証未設定クレジットカードから | 5,000円 | 5,000円 |
まとめ
以上、人気のQRコード決済サービスPayPay(ペイペイ)について見てきました!PayPayは、事前に支払方法を登録しておくことで、店舗ではスマホ1つで支払いができる便利なサービスです。ポイント還元もあり、さらにユーザー間で送金できることも特長的です。
|
---|
PayPayが自分に合ったサービスであるかどうかを検討してから使い始めるのが良いですね。
PayPayは海外利用や海外送金には対応していないため、海外送金を考えている人は銀行や海外送金サービスを使ってみるといいですね。注意点は、銀行や多くの海外送金サービスは手数料を含んだ独自の為替レートを採用していること。海外送金をするときは、必ず送金手数料だけではなく為替レートもチェックしましょう。
Wiseのように実際の為替レートを使用する送金サービスもあります。比較・検討してみるといいでしょう。
ソース
- Wise | 安い海外送金は、これ!全38の銀行・プロバイダの手数料を徹底比較
- ネットでかんたんに海外送金 | Wiseで海外へ送金する(2020年9月2日15:22(GMT+3)時点)
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