PayPay(ペイペイ)は海外でも使える?かんたん解説

Yumiko Kijima

日本最大級のQRコード決済サービス「PayPay(ペイペイ)」。登録者数は3,000万人を超え、使えるお店の数も日々増えています。¹

そんなPayPayですが、「海外でも使えるの?」「海外送金はできる?」といった疑問を持っている人も多いのではないでしょうか?この記事では、PayPayの海外利用について詳しく見ていきます。また、海外送金サービスWiseについても紹介していますよ!

リアルレートで海外送金:Wise🚀

PayPay(ペイペイ)は海外で使える?

日本では広く普及しているPayPayですが、残念ながら海外で使うことはできません(2020年8月現在)。²

PayPayは中国のAliPay(アリペイ)とか韓国のKakaoPay(カカオペイ)と提携しており、AliPayやKakaoPayユーザーは日本のPayPay加盟店でこれらのサービスを利用することができます。³しかし、反対に日本のPayPayユーザーが海外でPayPayを使うことにはまだ対応していません。

PayPayに限らず、日本のQRコード決済サービスは原則的にどれも海外で使うことはできません。²ただし、国境を越えたQRコード決済サービスへの需要は高まっており、将来的にはPayPayを海外で使えるようになるかもしれません。

PayPay(ペイペイ)で海外送金は可能?

また、PayPayでは海外送金という機能はありません⁴。

海外送金を考えているなら、PayPay以外のサービスを検討しましょう。

リアルレート海外送金サービス:Wise

海外送金の方法には、銀行やPayPalなど様々な選択肢があります。これらのサービスを比較する際には、送金手数料だけでなく為替レートにも注目しましょう。ほとんどのサービスは、為替レートに独自の為替手数料を上乗せしています。

お得に送金したいなら、為替手数料が一切ないリアルレートの送金サービスWiseの利用を検討してみても良いでしょう。

例:日本からアメリカに10万円を送金する場合(送金額に手数料を含む)⁵

銀行/海外送金サービス 海外送金手数料 適用される為替レート(ドル→円) 受取額
>Wise Wise 758円 実際の為替レート(106.395) 932.77 ドル 送金する
楽天銀行 楽天銀行 1,750円 独自に定める為替レート(107.352) 915.21ドル
新生銀行 新生銀行 2,000円 独自に定める為替レート(107.298) 913.34ドル
PayPal PayPal 499円 独自に定める為替レート(111.278) 894.16ドル

(2020年8月3日(16:54(GMT+3))時点のシミュレーションに基づく)

一見するとPayPalの手数料(499円)が最安に見えます。しかし、為替レートに含まれた為替手数料も検討すると、必ずしもそうではありません。

  • PayPal
    両替額:10万円(送金額) - 499円(送金手数料) = 99,501円
    PayPalが定める為替レート:1ドル = 111.278 円
    受取人が受け取る額: 99,501円 ÷ 111.278円/ドル =894.16ドル

  • Wise
    両替額:10万円(送金額) - 758円(送金手数料) = 99,242円
    Wiseが使用するリアルレート:1ドル = 106.395 円
    受取人が受け取る額: 99,242円 ÷ 106.395円/ドル =932.77ドル

このように、同じ送金額(10万円)でも、実際の為替レートを使用するWiseの方が、38.61ドル多く受け取れる(=お得)ということになります。

Wiseでは日本円からはUSD・EUR・GBPを始めとする全50通貨以上への海外送金に対応しています。銀行ではなかなか取り扱いのない通貨の口座へも海外送金することができますね。

Wiseで海外送金を行う方法

  1. 無料でアカウントを登録する 
  2. 送金額を入力する
  3. 受取人の口座情報を入力する
  4. 本人確認を行う 
  5. Wiseの日本口座に振り込む

手続きは以上です。すべてオンラインで完了させることができます。

海外送金の際は、送金手数料だけでなく為替レートにも注意しましょう。為替手数料を気にせずお得に送金したいなら、Wiseを使ってみるのも良いかもしれませんね。海外送金シミュレーションから簡単にコストを確認できます。

まとめ

  • PayPay(ペイペイ)は海外では使えない
  • PayPay(ペイペイ)に海外送金という機能はない

海外送金を考えているなら、リアルレートで送金のWiseを検討してみましょう。送金シミュレーションで送金前に合計コストを確認できますよ。

どれだけ安く海外送金できるかチェックする💡

Wise for sending money


ソース

  1. PayPay|「PayPay」登録ユーザー数3,000万人突破と記念キャンペーン開催について
  2. PayPay|海外で日本のQRコード決済は使える?インバウンド対策にも役立つキャッシュレス決済!
  3. PayPay|「PayPay」の加盟店で、「Kakao Pay」「AlipayHK」での決済が2020年4月27日より可能に
  4. PayPay|スマホ決済における個人間送金のメリットとは?対応しているスマホ決済サービスも紹介
  5. Wise | 送金事業者ごとの為替レートを比較 (2020年8月3日(16:54(GMT+3))時点のシミュレーションに基づく)


*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



当社は明示的または黙示的にかかわらず、この内容が正確、完全または最新であることを表明または保証しません。

国境のない金融

詳しくはこちら
パーソナルファイナンス

海外赴任をした際に、つみたてNISAを継続して利用できる?

海外赴任の際は一定条件のもとで積立NISA口座の保有を続けられる可能性があります。証券会社によって対応が異なっているため、まずは取引先会社への確認が重要です。海外赴任時のつみたてNISA口座の扱いや、海外赴任を便利にするWiseのサービスについて解説します。

Yuyuki Tanno
2023年11月21日 6分で読めます

役立つ情報、ニュース、お知らせ