
Amazon Pay(アマゾンペイ)とは?使い方・メリット解説!
Amazonの提供するAmazon Pay(アマゾンペイ)は、多くの人がすでに持っているAmazonアカウントを使って決済ができる手軽さが注目されています。
この記事では、Amazon Pay(アマゾンペイ)のメリットや使い方を詳しく解説。Amazon Payに関してよくある疑問にも答えます。
また、お得な外貨決済方法として、Wiseデビットカードも紹介します。
🔖目次 |
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Amazon Payとは?
Amazon Pay(アマゾンペイ)は、Amazonが提供する決済サービスです。Amazonアカウントがあれば誰でも利用でき、Amazonに登録した支払い方法を使って決済することができます。¹
日本では2015年よりサービスを提供しており、2018年からは店頭でのQRコード決済にも対応しました。²これにより、スマホを使って実店舗でも支払いが可能です。オンライン決済やQRコード決済が一般化するなかで、Amazon Payを利用できる店舗数も増えています。
Amazon Payの最大の特徴は、すでに持っているAmazonアカウントをそのまま利用できること。つまり、AmazonアカウントでAmazon以外の買い物ができるようになるのです。
Amazon Payの利用に手数料はかかりません。
Amazon Payの支払い方法
Amazon Payで利用できる支払い方法は、
- Amazonに登録されているカード
- Amazonギフト券
の2種類です。カードはVisa、MasterCard、American Express、JCB、Diners Clubブランドのクレジットカードやデビットカードに加え、一部のプリペイドカードも利用可能です。³
Amazon Payのメリット
PayPayや楽天ペイなど、様々な電子決済サービスがある中で、Amazon Payを利用するメリットはどこにあるのでしょうか?Amazon Payの特長と利点を見ていきましょう。
1. Amazonアカウントで一括管理
Amazonのアカウントを持っている人は多いと思いますが、Amazon Payではそのアカウントをそのまま利用できます。Amazonにクレジットカード情報などを登録しておけば、決済時にはAmazonにログインするだけで購入可能。クレジットカードや配送先の情報などををいちいち入力する必要がなく、数クリックのみで簡単に決済が完了します。
また、Amazon Payを使って購入した商品の履歴もAmazonで確認できます。様々ECなサイトやお店での買い物を1ヶ所で管理できるのは便利ですね。⁴
2. Amazonギフト券でキャッシュバック
Amazon PayではAmazonギフト券を使った支払いも可能です。つまり、Amazonギフト券を使ってAmazon以外の場所でも商品を購入できるようになります。「ギフト券があるけれどAmazonでは欲しいものがない」といった際に便利ですね。⁵
さらに、Amazon Payでギフト券を使って支払いをすると、利用額の0.5%が自動で還元。加えて事前にAmazonギフト券をチャージしておくと、最大で2.5%分のキャッシュバックを受けることも可能です。⁶
利用に応じてポイントが貯まる決済サービスも多いですが、Amazon Payでは自動的にAmazonギフト券残高としてキャッシュバック分が追加されます。面倒なポイント変換手続きなどは不要。そのまま次の買い物に利用できます。
3. カード情報の流出を防ぐことができる
「商品を購入する度にカード情報を入力するのは心配」と思っている人も多いかもしれません。Amazon Payでは、Amazonにカード情報を1度登録しておけば、決済時にクレジットカード番号を入力する必要はありません。また、店舗側に自分のカード情報が伝わることもないため、カード情報情報流出のリスクを減らすことができます。⁷
また、オンラインショッピングの大手であるAmazonは、セキュリティが充実。信頼できるサイトでカード情報を管理できるため、安心安全にショッピングが楽しめます。
Amazon Payの使い方
では早速、Amazon Pay(アマゾンペイ)の使い方をステップごとに詳しく見ていきましょう。
Amazonアカウントを作成する
Amazon Payの利用にはAmazonアカウントが必要です。すでにアカウントを持っている場合は、それをそのまま利用できます。プライム会員でなくても大丈夫です。Amazonアカウントを持っていない人は、新しく作成しましょう。
- Amazon.co.jpを開く
- 画面右上の「アカウント&リスト」から「新規登録はこちら」をクリック
- 氏名、携帯電話番号またはメールアドレスを入力し、パスワードを設定
- 設定したメール・電話番号に送られたリンクを開き、本登録完了
アカウントを登録したら、Amazonにログインします。「アカウントサービス」から配送先住所や支払い方法を登録しましょう。
Amazonアカウントがあれば、Amazon Payは自動的に使えるようになります。Amazon Payへの特別な登録手続きは不要です。¹
オンライン決済にAmazon Payを利用する
Amazon Payでオンラインショッピングの支払いを行う方法は簡単です。¹
- Amazon Pay対応サイトで欲しい商品を選び、チェックアウトに進む
- 決済方法で「Amazon Pay」を選択
- Amazonアカウントにログイン
- 配送先情報・支払い方法を確認し「続行」をクリック
- 購入を完了
実店舗の支払いにAmazon Payを使用する
Amazon Payでは、スマホアプリを使って実店舗での支払いも可能です。⁸
- Amazonショッピングアプリをダウンロードする(無料)
- Amazonアカウントにログイン
- メニューから「プログラムと機能」 の「すべてを見る」を開き、「Amazon Pay」を選択
- 支払い用のQRコードを表示
- Amazon Pay対応店舗でQRコードをかざして支払い完了
Amazon Payについてよくある質問
以下では、Amazon Payに関してよくある質問をまとめました。より詳しくはAmazon PayのFAQサイトを参考にしてください。
Amazon Payはどこで使える?
Amazon Payは2021年現在、1万社以上によって10万以上のECサイト・実店舗で導入されています。⁹ Amazon Payが使える代表的な店舗としては、
- ファッション:adidas、アンダーアーマー、Reebok、UNITED ARROWSなど
- 食事:出前館、DEAN & DELUCA、匠本舗、北釧水産など
- デジタルコンテンツ:まんが王国、めちゃコミック、フジテレビオンデマンドなど
- ホビー:トイザらス、クロサワ楽器店、プレミアムバンダイ、ユザワヤなど
- ショッピング:BUYMA、コジマネット、イオシスなど
- DVD・ミュージック:ソニーミュージック、PONY CANYONなど
- 旅行:JTB、るるぶトラベルなど
- 寄付:ふるさとチョイス、日本赤十字社など
- その他:劇団四季、北海道日本ハムファイターズ、skyticketなど
が挙げられます。¹全ての使えるサイト・店舗はAmazon Payが使える場所からチェックしてください。
残念ながらコンビニやドラッグストアなどではまだAmazon Payを利用することはできません。日本におけるAmazon Payは、他の決済サービスと比べると導入店舗がまだ少ないのが難点。しかし、Amazon Pay導入店舗数は順次拡大しているので、これからに期待できますね。
Amazon Payにチャージはできる?
Amazon Payの支払い方法は、Amazonに登録してあるカードまたはAmazonギフト券(アマギフ)の2種類があります。
Amazon Payにお金をチャージしたい場合は、チャージタイプのAmazonギフト券を購入することができます。アマギフをチャージすると、最大で2.5%のキャッシュバックを受けることができるため、カードから直接支払うよりもお得です。さらにギフト券からの支払いは、支払い額の0.5%がキャッシュバックされます。
Amazonギフト券チャージタイプは、Amazonから購入可能。100円から50万円まで1円単位で金額指定ができます。チャージ方法はコンビニ、ATM、ネットバンキング、クレジットカード(プライム会員限定)から選択可能です。¹⁰
Amazon Payの不正利用に対する補償制度は?
大手の会社であるだけに、Amazon Payを装った不審なフィッシングメールやSMSも多く出回っています。Amazonはメールで個人情報を尋ねることはありません。不審なメールを見分け、個人情報を教えないようにすることが重要です。¹¹
しかし、万が一不正利用の被害にあった場合でも、Amazon Payでは補償制度があるので安心です。クレジットカードにAmazon Payからの不明な請求があった場合、Amazonに対して請求の異議申し立てを行うことができます。
また、Amazon Payを使って支払いをしたものの、商品を受け取っていない場合や説明と著しく異なる場合は、その取引に異議を申し立て、返金を要求することもできます。¹²
海外サイトの外貨での支払いに!Wiseカード💳
Amazon Payは現在、日本を含め約20か国で利用可能です。²海外のAmazonアカウントを取得すれば、海外通販サイトでもAmazon Payを使った支払いができるようになります。日本では入手困難な商品が購入できるため、海外通販は楽しみが満載です。
しかし、日本のカードを使って海外通販サイトなどで外貨の買い物をする場合は、「海外事務手数料」と呼ばれるカードの手数料がかかることに注意が必要です。通常、日本のクレジットカードやデビットカードは、通貨の両替が生じる際に1.6%~2.5%程度の手数料を徴収します。
例えば1,000ドルの買い物をする場合、16~25ドル(約1,700~2,800円)分が手数料としてかかることに。
カードの海外事務手数料を節約したい人は、外貨利用に特化したWiseカードを検討してみてもいいかもしれません。Wiseの外貨決済にかかる手数料は、日本円→米ドル・ユーロ・英ポンドの場合、0.60%と格安に抑えられています。1,000ドルの買い物をする場合、かかる手数料は6ドル(約680円)のみです。普通の日本のカードと比べると、約2〜4分の1の手数料で済むでしょう。
もちろん、他のクレジットカード・デビットカードを追加するように、WiseカードをAmazonの支払い方法に追加することも可能です。
Wiseカードを外貨決済に使うことで、海外通販がよりお得になるかもしれません。
まとめ
Amazon Payは、Amazonが提供する決済サービスです。Amazonアカウントがあれば誰でも無料で利用でき、特別な登録も不要。Amazonに登録した支払い方法を使って、Amazon以外のサイトや店舗でも決済できるようになります。
使い方は簡単です。Amazon Pay対応サイトでAmazonにログインするだけ。面倒なカード番号や個人情報の入力が不要なので、手軽に利用できます。また、QRコードを使って実店舗で支払いをすることもできます。
海外AmazonやeBayなど海外サイトで買い物を楽しむ人も多いでしょう。そんな時は、常にカードの海外事務手数料に気を付けましょう。海外通販が多い人には、外貨利用に特化したWiseカードも検討してみるといいですね。
ソース
- Amazon Pay | 購入者様向け | アマゾン ペイ
- Amazon Pay - Wikipedia
- Amazon Pay FAQ(v2)
- Amazon Pay FAQ(v2)
- Amazonギフト券がAmazon Payのお支払いでご利用可能になりました | 2020/6/1
- 0.5%Amazonギフト券還元プログラムのご案内
- Amazon Pay FAQ(v2)
- Amazon Pay | 実店舗での決済 | アマゾン ペイ
- Amazon Pay、EC事業者向けの決済手数料を4.0%から3.9%に引き下げ|ECのミカタ
- https://www.amazon.co.jp/b?node=4477550051&ld=NSGoogle
- https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201909120&ld=NSGoogle
- Amazon Pay FAQ(v2)
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