中国からの送金を日本で受け取るには:送金日数も
中国から給料を海外送金して日本で受け取る場合、他国と送金に関する条件が異なる場合が多いので注意が必要です。この記事では、中国から日本への送金の受け取り可否や送金人に伝えるべき情報などを解説します。
ロイズ銀行から海外送金することはできるのでしょうか?ロイズ銀行に代わる選択肢として、リアルレート海外送金サービス・Wiseについても紹介します。
海外送金サービス | 海外送金手数料 | 適用される為替レート | 合計コスト |
---|---|---|---|
![]() | 2,000円 | 為替手数料を上乗せしたレート(1ポンド=146.41円) | 148,410円 |
156円+0.79% | 実際の為替レート(1ポンド=142.818円) | 144,138円 |
(2019年12月9日時点のシミュレーションに基づく)
旧ロイズ銀行の「Goロイズ」(現在の「GOレミット」)・Wiseとも、送金手数料は比較的安価だといえるでしょう。しかし適用される為替レートに差があるため、上記の場合、送金にかかる合計コストに約4,200円以上の差が開きました。
このように海外送金は、利用する銀行や海外送金サービスにより送金コストが変わります。送金手数料に加え為替レートもしっかりと検討するのがおすすめです。
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イギリスに本社を置くロイズ銀行は、日本で海外送金サービス「Goロイズ」を展開していましたが、2013年3月に新生銀行へ事業譲渡しました。そのため、現在はGoロイズではなく、Goレミットを利用した海外送金が可能です。
新生銀行のGoレミットを利用する際の手数料はどのような種類があるのでしょうか。
各手数料³ | 金額 |
---|---|
送金手数料(円普通預金からの送金) | 2,000円、※外貨普通預金からの送金:4,000円 |
中継銀行手数料・受取銀行手数料 | 実費 |
中継銀行(コルレス銀行ともいう)とは、送金銀行と受取銀行を仲介する銀行のこと。Goレミットから送金する際は、この中継銀行手数料や受取銀行手数料が受取金額から差し引かることがあります。
海外送金では、複数の中継銀行を経由して送金することは珍しくないのです。一方 Wiseでは、原則、中継銀行手数料や海外送金受取手数料はかからないので、送金時に受取金額が確定します。
海外送金で適用される為替レートは、1日1回銀行が設定する基準レート「仲値」に、為替手数料を上乗せした「TTSレート」を使用しています。
例えば、2019年12月9日の新生銀行の仲値とTTSレートは以下の通りです⁴。
新生銀行の為替レート | レート | 1000ポンドに値する日本円 |
---|---|---|
仲値 | 1ポンド=142.81円 | 142,810円 |
海外送金に適用されるレート | 1ポンド=146.41円 | 146,410円 |
1,000ポンド分を送金する場合、為替手数料がかかることでコストが3,600円分上がります。送金手数料以外にも、為替レートにこうした手数料が隠れていることに注意しましょう。Wiseのように常にリアルレートを適用しているサービスもあります。
円建て送金するとき、つまり海外の受取人も円で受け取りたいという場合には、円為替手数料(リフティングチャージ)がかかります⁵。
各手数料 | 金額 |
---|---|
円為替手数料(円建て海外送金時) | 送金金額の0.1%(最低1,500円) |
銀行は、毎朝の為替相場から、その日の基準レートである仲値(TTM)を定めています。
さらに銀行は、仲値に一定の為替手数料を足したTTSレートを使用して、海外送金手続きを行います。新生銀行の場合は、1ポンド当たり3円60銭の為替手数料を上乗せして両替や送金を行っています⁴。
ちなみに、この為替手数料を取るのは銀行だけでなく、安い送金手数料を提示している海外送金サービスでも、手数料を上乗せした為替レートを利用していることが多いです。このコストも含めて、どのサービスを利用するか比較・検討するといいでしょう。
では、どの為替レートならフェアと言えるのでしょうか?それは「ミッドマーケットレート」かもしれません。
為替は24時間世界中で売り買いされています。そして、為替トレーダーは「買い」または「売り」の通貨レートを選択して取引を行っています。この買いレート・売りレートの中間に当たるレートが、「ミッドマーケットレート」です。これは銀行が1日に1回定める仲値とは違い、為替相場の買いレート・売りレートと共にリアルタイムで変動します。
ミッドマーケットレートを確認するには、GoogleやXE、Yahooファイナンス、Wise両替レート計算ツールなどから調べることができます。
Wiseは、独自のオンライン送金網を確立しており、日本円から全52通貨へミッドマーケットレートを使って送金できるのが特徴です。
初めて送金するときには、公式サイトやアプリからWiseアカウントを無料登録してから、送金手続きを行います。それでも所要時間は数分程度と、素早く送金できますよ。詳しい使い方はWiseガイドを参考にしてください。
また、公式サイトのシミュレーションから、先方の受取額や着金予定日、送金コストなどが確認できます。
Wiseがリアルレートと安い送金手数料で海外送金できる理由が気になる方は、下記の動画もチェックしてみてくださいね。
新生銀行のGoレミットを利用した海外送金方法については、新生銀行の海外送金方法で詳しく解説しています。また、海外送金にかかる日数をなるべく短縮する秘訣も、ぜひ確認してみてください。
海外送金手段は、GoレミットやWiseなどさまざまです。しっかりと比較・検討して、あなたに合った送金方法を選びましょう。
ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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