
マレーシア旅行で使えるおすすめのクレジットカード3選
マレーシアでは年々キャッシュレス決済の普及率が増加しています。そんな中マレーシア
旅行を計画している人は、主な決済手段としてクレジットカードを検討している人も多いでしょう。しかし実際、以下のような疑問を感じていませんか?
- マレーシアでは現金とクレジットカードのどちらを使うべき?
- JCBのクレジットカードは対応している?
- 1日あたり現金をいくら持っていけばいい?
そこで本記事では、マレーシアでクレジットカードを使う際のポイントや手数料、おすすめのカード3選を詳しく解説します。旅行中の決済手段をしっかり準備して、安心してマレーシアを楽しみましょう!
目次🔖 |
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マレーシアのクレジットカード事情
マレーシアにおいて、クレジットカードは飲食店やショッピングモールなど多くの場所で使えます。東南アジア圏内でよく使われる配車アプリGrabでも、クレジットカードの利用が可能です。1また、2024年にはクアラルンプールを始めとする主要都市で、電車でのカード利用も可能になっています。2
しかしこのような背景下でも、以下の点には注意が必要です。
- JCBやアメックスは利用できる場所が限られる
- 屋台や個人店などの小規模店舗は現金決済のみのケースが多い
これらのことから、マレーシア旅行に持っていくカードは、国際クレジットカードブランドであるVISAかMastercardがおすすめです。また、ある程度の現金も持っておくと良いでしょう。
現金も必要ですが、マレーシアにおいて年々クレジットカードの普及率は着実に増加しています。実際、2024年に実施された金融リテラシー調査によると、43%の人がクレジットカードを所有しています。3
また、2023年のクレジットカードおよびデビットカードの決済額は、前年と比較すると12.7%増加しています。この成長の背景には決済インフラの整備、eコマース市場の拡大、そしてキャッシュレス決済の急速な普及が挙げられます。
今後の市場予測では、2024年から2028年の間に年平均6.9%の成長率(CAGR)で拡大し、2028年には3,013億リンギット(約1兆1,017億円)に達すると見込まれています。4
マレーシアでクレジットカードを使う時は、手数料に気をつけよう
マレーシアでは着実にキャッシュレス決済が普及していますが、利用する際には手数料に気をつけましょう。一言に「手数料」と言っても、具体的に以下の2つの手数料が発生します。
海外事務手数料は、決済時に為替レートだけでなく、通常2.20%の手数料が上乗せされます。また、海外ATM手数料においては、ATMで現金を引き出す際に発生する手数料です。1回の引き出しにつき、110円〜220円がかかります。さらに、クレジットカードで現金を引き出す場合、利息が発生することもあるため、注意が必要です。1回1回の決済費用は少額でも、最終的に「意外と多くの手数料を支払っていた…」なんてこともよくあることです。
そのため、これらの手数料を抑えられるカードを持っておくと非常に便利です。この点、Wiseのデビットカードは、実際の為替レートで決済が可能なため、一般的なクレジットカード支払いよりも手数料を節約できます。ATMにおいても同様です。Wiseデビットカードでの現金の引き出しにかかる手数料は、毎月2回まで無料というのも大きなポイントです。
また、現地にいる友人や会社の仲間などと金銭的なやり取りを行う場合も、Wiseを用いたマレーシアへの海外送金であれば手数料が安く済みます。
マレーシアで使えるおすすめのクレジットカード|3選
マレーシアで使えるクレジットカードは、カードブランドがVISAかMastercardである必要があります。また、いざという時のために「海外旅行保険」があると安心です。加えて、マレーシア旅行のために新たにクレジットカードを発行するのであれば、年会費の負担も避けたいところ。これらのことから、以下のカードがおすすめとなります。5+6+7
項目 | 楽天カード | 三井住友カード(NL) | エポスカード |
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年会費 | 永年無料 | 永年無料 | 永年無料 |
海外事務手数料 | 3.63% | 3.63% | 2.20% |
海外ATM手数料 | 1万円以下:110円 | 1万円以下:110円 | 1万円以下:110円 |
1万円超:220円 | 1万円超:220円 | 1万円超:220円 | |
実質年率 | 18.0% | 18.0% | 18.0% |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円(利用付帯) | 最高2,000万円(利用付帯) | 最高3,000万円(利用付帯) |
ポイント還元率 | 1.00% | 0.50% | 0.50% |
エポスカード(VISA)
エポスカードは、海外旅行保険の内容が充実したカードです。年会費も無料で、カードブランドはVISAであることから、金銭的な負担も少なく、マレーシアでも問題なく利用できます。さらにマルイ店舗に直接足を運ぶことで、最短即日発行が可能な点も魅力です。
▼エポスカードまとめ
- 海外旅行保険が特に充実している
- 最短で即日にカードを発行できる
- マルイの買い物でエポスポイントの還元率が高い
楽天カード(VISA or Mastercard or JCB or AMEX)
楽天カードも海外で利用しやすいVISAブランドで、年会費無料です。特に楽天経済圏の方は楽天ポイントが貯まりやすいことから、マレーシアで買い物をしたポイントを無駄なく活用できます。
▼楽天カードまとめ
- 使い勝手の良い楽天ポイントが貯まる
- そもそもポイント還元率が高い
- カードブランドを自分で選べる
三井住友カード(VISA or Mastercard)
三井住友カードの特徴は、セキュリティ面にあります。このカードはナンバーレスであることから、カード番号を見て盗まれることがありません。エポスカード、楽天カードと同様に年会費も不要です。カードブランドにおいては、VISAかMastercardを選択できます。そのため、「すでにVISAは別のカードを持っている」という人も、異なるカードブランドがあればより安心です。
▼三井住友カードまとめ
- セキュリティ面に定評あり
- カードブランドを自分で選べる
お得に外貨決済:Wiseデビットカード
マレーシアで決済する際、クレジットカードも便利ですが、デビットカードも有効です。特にWiseデビットカードであれば、手数料を抑えることができます。具体的には、最大2倍安くなります。
理由は、海外事務手数料と海外ATM手数料、採用している為替レートにあります。Wiseでは、実際の為替レートが適用されているため、余分な手数料が発生しません。例えば、マレーシアで10万円分を支払っても手数料は657円とわずか0.66%で済みます(2025年2月23日現在)。
実際に使用する場合は、マレーシア渡航前にWiseアカウントを開設し、カード発行を申し込むだけです。最初のカード発行手数料(1,200円)のみ、費用が発生します。カードが届いたら、付属のマルチカレンシー口座(複数の通貨を保存できる口座)に日本円を入金して準備OKです。
【Wiseデビットカードまとめ】
Wiseの会員登録方法
Wiseの会員登録は非常に簡単で、全てオンラインで済みます。
- Wiseホームページからアカウント登録
- 本人確認を行う
日本国内在住の場合:マイナンバー
海外在住の場合:海外の本人確認書類 - アカウント作成完了
Wiseのデビットカードの使い方を知り、実際にマレーシアをはじめとする世界各地で活用してみてくださいね。
まとめ
マレーシアではクレジットカードの利用が広がり、多くの飲食店やショッピングモール、配車アプリGrab、さらには2024年から主要都市の電車でも使用可能になっています。しかし、JCBやアメックスは利用できる店舗が限られ、小規模な屋台や個人商店では現金決済のみのケースが多いため、VISAかMastercardがおすすめです。
しかし、クレジットカードを利用する際、手数料には注意が必要です。決済時には海外事務手数料(通常2.20〜)がかかり、海外ATMで現金を引き出す際も110円〜220円の手数料が発生します。これらのコストを抑えられる、Wiseデビットカードも検討してみてください。Wiseでは実際の為替レートで決済でき、手数料を最小限に抑えられます。
マレーシアでも年々クレジットカードの利便性は高まっていますが、現金との併用や手数料を考慮し、自身に合った決済手段を考えてみてくださいね。
マレーシアクレジットカードに関するよくある質問
マレーシアでは現金とクレジットカードのどちらを使うべきですか?
都市部や観光地ではクレジットカードが広く利用できますが、屋台や小規模店舗では現金のみの場合もあります。そのため、クレジットカードと現金の両方を持ち、状況に応じて使い分けることがおすすめです。
マレーシアで1日現金をいくら持っていったらいいですか?
屋台や小規模店舗での支払い、交通費などを考慮し、1日あたり5,000円から1万円程度の現金を持っておくと安心です。しかし、これは個人のプランに応じて異なります。
マレーシアでクレジットカードは使えますか?
はい、マレーシアでは多くの場所でクレジットカードが利用可能です。特にVISAやMastercardは広く受け入れられています。
マレーシアでJCBカードは使えますか?
JCBカードは一部の店舗で利用できますが、使用できる場所は限られています。主要なホテルや大型店舗では使える場合もありますが、VISAやMastercardに比べると普及率は低いです。
マレーシアでクレジットカードのタッチ決済はできますか?
はい、マレーシアではクレジットカードのタッチ決済が普及しています。多くの店舗や主要都市の公共交通機関で利用可能です。
ソース
- Grab
- Credit, debit cards can now be used at all Rapid KL counters | FMT
- Share of credit card ownership among consumers in Malaysia in 2024 | Statista
- Malaysian credit and charge card payments to grow by 8.2% in 2024, forecasts GlobalData | EPI
- エポスカード
- 三井住友カード
- 楽天カード
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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