DCC決済とは?クレジットカードやデビットカードを海外で利用するときの注意点や対応方法
DCC決済とは、どんなサービスなのか、他の決済方法となにが異なるのか気になる方に向け、この記事ではDCC決済を利用するときのメリット・デメリット、仕組みなどについて解説します。
「韓国旅行の計画は完璧!でも、現金ってどう準備するのが一番お得なんだろう?」
「屋台や市場では、カードが使えないこともあるのかな…」
そんな不安を抱えていませんか?キャッシュレスが進む韓国ですが、「T-moneyカード(韓国主流の交通系ICカード)」へのチャージや、ローカルグルメを楽しむには、やはり現金が必要になります。
この記事を読めば、「Wise(ワイズ)のデビットカード」を使って、韓国のATMからお得に現金を引き出す具体的な方法がわかります。両替所を探し回る手間や、気づかぬうちにかかる高額な手数料の心配は不要です。
| 目次 🔖 |
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Wiseデビットカードは韓国で問題なく利用できます。韓国はキャッシュレス決済が非常に普及しており、2022年時点ですでに決済比率は99.0%にまで達しています。そのため、多くの店舗でWiseカード一枚あれば、スムーズに支払いが可能です。
しかし、一部の小規模店舗や個人店では、利用可能な決済手段が「現金のみ」のところもあります。
| 関連ページ 💡 韓国旅行で現金とクレジットカードどっちがお得?おすすめの支払い方法を解説 |
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Wiseデビットカードを使って、韓国のATMから現金を引き出せます。MastercardのロゴがあるATMであれば、日本のキャッシュカードと同じようにATMから現地通貨(ウォン)を引き出せます。
韓国のATMで現金を引き出す際の一般的な流れは、以下の通りです。
【重要】通貨の選択がある場合、必ず現地通貨(ウォン)を選択
ATMの画面で「日本円(JPY)」での決済(DCC:Dynamic Currency Conversion)を提案されることがありますが、必ず現地通貨である「韓国ウォン(KRW)」を選択してください。日本円を選ぶと、ATM独自の割高な手数料が上乗せされる可能性があります。
ちなみに、韓国における多くのATMでは言語選択が可能で、日本語に対応している機種も増えています。もし言語設定に対して不安を感じる方は、日本語対応のATMを探してみてください。
| 関連ページ 💡 韓国でお金を下ろす方法を解説!よりお得に現金を引き出すには |
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Wiseカードは、Mastercard対応のATMであればどこでも利用できますが、銀行によって使いやすさや手数料が異なります。一般的に評判が良い銀行(ATM)は、次の通りです。1+2
一方で、銀行以外のATM(駅やコンビニに設置されているATM)は、海外発行のカードが使えなかったり、エラーが出やすかったりします。そのため、銀行に併設されたATMの方が確実です。
WiseカードのATM手数料は、月々の利用額に応じて非常にお得な料金体系になっています。
1か月あたり最大30,000JPYまでの現金引き出し
| 条件 | 手数料 |
|---|---|
| 毎月2回までの出金 | 無料 |
| 3 回以上の引き出し | 1回の出金あたり70円 |
1ヵ月あたり30,000JPY以上
| 条件 | 手数料 |
|---|---|
| 毎月2回までの出金 | お引き出し額の1.75% |
| 3 回以上の引き出し | 70円 + お引き出し額の1.75% |
ここでは、一般的なクレジットカードとWiseデビットカードを使用した場合の手数料を比較します。
| ATM手数料 | 為替レート | 金利 | |
|---|---|---|---|
| Wiseデビットカード | 月2回、合計3万円まで無料 | ミッドマーケットレート \ 両替手数料:0.73%〜 | なし |
| 一般的なクレジットカード | 1万円以下:110円 1万円超:220円 | 国際ブランドが定める為替レート \ ※市場レートに為替手数料が含まれている | 年率18.0%など |
上記に加えて、現地ATMの手数料が発生することがあります。これは、ATMを所有する現地の銀行が設定する手数料です。
海外ATMでの手数料を比較する際、単純な金額だけでなく「コストがいつ、どのように決まるのか」という仕組みの違いを理解することが重要です。
Wiseの場合:「使う前」に支払う総額がわかる・数少ない手数料
例えば、Wiseのアプリで「3万円を両替する」と試算すれば、その時点でかかる両替手数料が「257円」などと明確に表示されます。そのため、「レートが悪かったらどうしよう」「後から謎の請求が来ないか」といった心配がありません。
ATM手数料がWiseの無料枠内であれば、最終的な手数料がゼロのケースもあります。
※現地通貨(ウォン)を所持(両替手数料も不要) + 現地ATM会社の手数料が無料の場合
クレジットカードの場合:「使った後」に決まる請求額・多用な手数料
一方で、一般的なクレジットカードの海外キャッシングは、利用したその場では最終的な支払総額がわからないのが特徴です。その理由は、請求額が複数の要素で「後から」決まるためです。
つまり、利用者がその場でコストを正確に把握できません。加えて、手数料の種類も比較的多く、その合計金額も高くなる傾向にあります。
Wiseはただ手数料が安いだけではありません。他にも次のような強みがあります。
※ 現在、Wiseでは韓国ウォンから日本への両替に対応していません。そのため、Wiseアカウントで韓国ウォンを日本円に戻せないため、日本円を韓国ウォンに両替する場合は、利用額に気をつけて両替を行いましょう。韓国ウォンを持っていなくても、カード決済時に自動で両替されるため、実際に両替しなくてもお得な手数料とレートで現地通貨を利用することができます。
| おすすめのページ 🌸 Wiseマルチカレンシー口座の作り方や使い方を徹底解説 |
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韓国はキャッシュレス先進国ですが、現金が必要な場面も依然として存在します。この点、Wise(ワイズ)デビットカードは、低い両替手数料とATM引き出しの無料枠を使えることから、韓国旅行における余計なコストを気にする必要がありません。ATMから引き出す方法も日本とほぼ変わらないので、ストレスフリーで韓国旅行を楽しめるでしょう。
とはいえ、クレジットカードには普段利用しているポイントが貯まるなどの特典があります。また、万が一の緊急事態に備えて、カードはWiseだけでなく複数枚持っていくようにしましょう。

ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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