マレーシアの通貨と支払い方法:旅行前に知るべき基礎知識
マレーシアの通貨リンギット(RM)へのお得な両替方法と、現地での最新決済事情を解説。隠れコストのないWiseデビットカードの活用で、安心でスマートな旅を実現できます。
クアラルンプールなどのマレーシアの観光地に旅行する際、スマートフォン1台で通信できるのがeSIMです。従来のSIMカードのような差し替えが不要で、出発前にオンラインで契約・設定すれば到着直後からインターネットを使えます。
本記事では、eSIMの概要とSIMカードとの違い、滞在期間別の料金目安、購入前の注意点、クアラルンプールで使えるおすすめのeSIMサービスについて解説します。
さらに、記事の中ではマレーシア滞在中でのお得なマレーシア・リンギットでの決済・両替方法として、実際の為替レートで使えるWise(ワイズ)についてもご紹介しています。通信費も滞在費も賢く節約して、マレーシア滞在を楽しみましょう!
円(JPY)からマレーシア・リンギット(MYR)に両替した時の現在のレート(by Wise)🇲🇾
| 目次 🔖 |
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eSIMとは、スマートフォン端末に内蔵されたSIMのことです。eSIMは「embedded SIM」を略したもので、「埋め込まれたSIM」という意味があります。
eSIMは従来のSIMカードと異なり端末に内蔵されているため、カードを抜き差しすることがありません。オンライン上で回線契約や機種変更ができ、スムーズに利用できます。
SIMカードとは、契約者情報が記録されている物理的なカードのことです。SIMカードは通信会社ごとに発行されており、通話・通信をするには端末にSIMを挿入する必要があります。
一方、eSIMは端末に内蔵されているSIMを指します。データをダウンロードして契約者情報を取り込むため、オンラインによる開通手続きが可能です。
eSIMとSIMカードの違いは次のとおりです。
| eSIM | SIMカード | |
|---|---|---|
| 形状 | ICチップ(端末に内蔵) | 物理的なカード |
| 契約・開通 | ・オンラインで完結 ・最短即日で利用可能 | 店頭または郵送で受け取るため、数日かかる場合がある |
| 回線の切り替え | スマートフォンの設定画面で回線を切り替える | カードの抜き差しが必要 |
| 紛失・破損リスク | なし | あり |
| 海外利用 | 渡航前やオンラインでの購入・設定が可能、現地ですぐ使える | 渡航先で現地SIMを探して購入するか、日本で事前に購入もしくはオンラインで購入をする |
| 対応機種 | eSIM対応機種のみ | SIMスロットがある機種 |
マレーシア・クアラルンプールで利用できるeSIMで、滞在期間ごとの平均料金は次のとおりです。
| 滞在期間 | データ容量 | 平均料金(約) |
|---|---|---|
| 1週間滞在する場合 | 3GB | 約1,000円 |
| 10日間滞在する場合 | 5GB | 約1,300円 |
| 2週間滞在する場合 | 7GB | 約1,800円 |
| 1ヵ月間滞在する場合 | 10GB | 約2,400円 |

マレーシア・クアラルンプールに渡航する前に、eSIMの購入で気を付けたいポイントを4つ紹介します。
eSIMは、スマートフォンにチップが内蔵されているeSIM対応機種しか利用できません。
古い機種や一部の海外向けモデルでは、eSIMに非対応の場合があります。eSIMを購入する前に、販売サイトや店舗で確認しましょう。
eSIMを使うには、SIMロックが解除済み、またはSIMフリーの端末が必要です。SIMロックがかかった状態では、eSIMを利用できないため注意しましょう。
SIMロックとは、他社のSIMを使えないようにするためのものであり、大手通信キャリアのスマートフォンにはかかっていることがあります。
日本を出発する前に、各キャリアの公式サイトでSIMロックされているか確認しましょう。ロックされていた場合は、公式サイトや店舗で解除してもらうことが可能です。
海外利用向けのeSIMは、データ通信専用のものが主流です。データ通信専用のものは電話番号が付かないため、音声通話やSMSが基本的に使えません。音声通話をする場合は、LINEやWhatsAppといった通話アプリを使いましょう。
SMS認証のために海外でSMSを受信する必要がある際は、日本のSIMを「有効」にしていれば受信が可能です。その際は、通信費が高額にならないよう、データローミングをオフにすることをおすすめします。また、番号付きのSIMを選ぶ方法もあります。
eSIMは、スマートフォンに内蔵のチップにデータをダウンロードすることで利用できます。端末ごとにeSIMを契約する必要があるため、「eSIMを1つだけ契約して、それを複数の端末で共有する」といった使い方はできません。
旅行に同行者がいる場合は、各自でeSIMを用意するのがおすすめです。
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マレーシア・クアラルンプールを訪れるときにおすすめしたい、以下のeSIMの特徴、データ量、料金を紹介します。
Nomadとは、世界200以上の地域で利用できるeSIMサービスです。
マレーシアのeSIMでは高速の4G/5G回線を利用できるため、クアラルンプールをはじめとした主要観光地で安定した通信が期待できます。好みのプランをWebで購入し、QRコードをスキャンするだけで、簡単にインストールが可能です。
下表のとおり、幅広いプランが用意されており、旅行の期間や用途に応じて最適なプランを選べます。観光はもちろん、出張での滞在にもおすすめです。
Nomadが提供する、マレーシアのトラベルeSIMの料金プランは次のとおりです。1
| データ容量 | 日数 | 料金 |
|---|---|---|
| 1GB | 7日間 | 748円 |
| 3GB | 30日間 | 1,047円 |
| 5GB | 30日間 | 1,346円 |
| 10GB | 30日間 | 2,244円 |
| 15GB | 30日間 | 2,692円 |
| 20GB | 45日間 | 3,291円 |
(※2025年10月1日時点のサイトからの情報を引用しています)
VOYAGEEは、日本企業が提供するeSIMサービスです。これにより、日本語でサポートを受けられるので安心でしょう。
VOYAGEEのeSIMプランは、マレーシアのみを対象地域とするのではなく、タイ・シンガポール・インドネシア・ベトナム・フィリピンを含む6ヵ国を対象としているのが特徴です。
eSIM の設定は、VOYAGEEの公式サイトからeSIMのプランを購入後にQRコードを読み込み、通信を選択するだけで完了します。最短5分で利用でき、旅行直前や旅行中でもすぐに通信を開始できます。
VOYAGEEが提供する、東南アジア6ヵ国のeSIMプランは次のとおりです。2
| データ容量 | 日数 | 料金 |
|---|---|---|
| 3GB | 3日間 | 1,210円 |
| 5GB | 5日間 | 1,650円 |
| 7GB | 7日間 | 1,980円 |
| 30GB | 30日間 | 5,500円 |
(※2025年10月1日時点のサイトからの情報を引用しています)
Airaloは世界200以上の地域に対応しているeSIMサービスで、2,000 万人以上の方に選ばれています。
Airaloでは、1ヵ国専用のローカルeSIM、アジアで利用できるリージョナルeSIM、全世界対応のグローバルeSIMと多彩なプランを用意しているのが特徴です。さらに、マレーシアのローカルeSIMの場合は、利用日数とデータ容量に応じて細かく選択できるプランと、データ容量無制限のプランから選択できます。
Airaloは現地の主要キャリアと提携しており、安定した通信環境を提供していることが魅力です。年中無休・24時間体制でサポートを実施しているため、旅先でインターネットにつながらない際にも対応してもらえるでしょう。
Airaloのマレーシア(ローカルeSIM)のプランは次のとおりです。34
| データ容量 | 日数 | 料金 |
|---|---|---|
| 1GB | 3日間 | 4.00€(697円) |
| 3GB | 3日間 | 7.00€(1,220円) |
| 3GB | 7日間 | 7.50€(1,307円) |
| 5GB | 7日間 | 10.00€(1,743円) |
| 10GB | 7日間 | 17.00€(2,963円) |
| 5GB | 15日間 | 10.50€(1,830円) |
| 10GB | 15日間 | 17.50€(3,050円) |
| 20GB | 15日間 | 27.50€(4,793円) |
| 5GB | 30日間 | 11.00€(1,917円) |
| 10GB | 30日間 | 18.00€(3,137円) |
| 20GB | 30日間 | 28.50€(4,967円) |
| 50GB | 30日間 | 43.50€(7,582円) |
(※2025年10月1日時点のサイトからの情報を引用しています)
eSIM Martは、世界最大級の旅行用eSIM販売サイトです。おもにプリペイド eSIM を取り扱っており、マレーシアのプランも販売しています。
マレーシアのプランでは、 7日間・1GB というコンパクトなものから、30日・50GBという大容量のものまであります。
利用方法は簡単で、メールで届いたQRコードからインストール後、設定画面でeSIMをオンにするのみです。年中無休のカスタマーサポートが用意されているため、いざという場面でも安心でしょう。
eSIM Martにおける、マレーシア用eSIMの料金は次のとおりです。5
| データ容量 | 日数 | 料金 |
|---|---|---|
| 1GB | 7日間 | 590円 |
| 3GB | 30日間 | 1,050円 |
| 5GB | 30日間 | 1,590円 |
| 10GB | 30日間 | 2,750円 |
| 20GB | 30日間 | 5,150円 |
| 30GB | 30日間 | 7,350円 |
| 50GB | 30日間 | 11,850円 |
(※2025年10月1日時点のサイトからの情報を引用しています)
JapanConnect eSIMは、世界133ヵ国で利用できるeSIMサービスです。日本企業が運営しているため、LINEでの日本語サポートを受けられます。
マレーシアが対象のプランは、シンガポールとタイを含む3ヵ国で使えるeSIM、アジア14ヵ国で使えるeSIM、世界133ヵ国で使えるeSIMの3種類です。それぞれ、データ容量と利用日数が複数用意されているため、用途に合わせてプランを選べる魅力があります。
渡航前にeSIMを購入してインストールや設定をしておき、現地到着後、データローミングをオンにして通信を行なうことで、プランのカウントが始まります。
JapanConnect eSIMにおける、マレーシアを含む3ヵ国向けのプラン料金は次のとおりです。6
| データ容量 | 日数 | 料金 |
|---|---|---|
| 1GB | 3日間 | 780円 |
| 3GB | 5日間 | 1,050円 |
| 5GB | 7日間 | 1,180円 |
| 5GB | 10日間 | 1,480円 |
| 10GB | 15日間 | 1,650円 |
| 20GB | 30日間 | 2,580円 |
| 無制限 | 3日間 | 1,480円 |
| 無制限 | 5日間 | 2,080円 |
| 無制限 | 7日間 | 2,580円 |
| 無制限 | 10日間 | 3,480円 |
| 無制限 | 15日間 | 4,980円 |
| 無制限 | 30日間 | 9,480円 |
(※2025年10月1日時点のサイトからの情報を引用しています)
マレーシア・クアラルンプールでスムーズにeSIMを利用するためには、渡航前にeSIMの購入とインストールを行なっておく必要があります。
インストール方法はeSIMによって異なりますが、特に多いのがQRコードを使うケースです。機種によっては、QRコードを読み込むために印刷しておくか、別の端末で表示する必要があるので注意しましょう。
到着後の設定方法を含め、iPhoneとAndroidの設定手順を説明するので、ぜひ参考にしてください。
iPhoneの場合のeSIM設定手順は以下のとおりです。
※eSIMの種類によって手順7は不要
Androidの場合のeSIM設定手順は以下のとおりです。
※eSIMの種類によって手順8は不要
なお、機種やOSのバージョンにより、設定画面の表記が異なる場合があります。
マレーシア・クアラルンプールへ旅行する際にeSIMを使うメリットには、以下が挙げられます。
eSIMはWebでプランを選んで購入し、インストールすることで設定できます。日本にいる間に開通準備を進められ、旅行当日も落ち着いて行動できるでしょう。
eSIMは出発前に購入・設定しておけば、到着後は回線を切り替えるだけですぐ通信を開始することが可能です。物理的なSIMカードと異なり差し替えが不要なため、空港に到着した時点で地図や配車アプリをすぐに使えます。
上記のとおり、eSIMはオンライン上で手続きを行なえば、インターネットが使えるようになります。そのため、海外旅行用にWi-Fiルーターをレンタルする必要がありません。小さなWi-Fiルーターであっても、荷物を減らせるのはメリットといえるでしょう。
また、eSIMは端末に内蔵されているチップにデータを書き込んで設定するため、帰国時の返却手続きも不要です。帰国後は、eSIMを削除するだけで済みます。
eSIMの場合は、物理的なSIMカードの抜き差しが不要です。そのため、SIMカードを交換時に破損したり、取り外して紛失したりするリスクがありません。
Wi-Fiルーターをレンタルした場合にも紛失のリスクがあるため、「スマートフォンさえ持っていればいい」という安心感は、eSIMの魅力といえます。
| おすすめのページ 🌸 マレーシア旅行で使えるおすすめのクレジットカード3選 |
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マレーシア・クアラルンプールにはショッピングモールが多いため、ショッピングや食事を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。クアラルンプールでの支払いは、日本のクレジットカードよりも「Wise(ワイズ)デビットカード」を利用するのがおすすめです。
一般のクレジットカードを海外で使用すると、「海外事務手数料」が利用額に上乗せされます。以前は2%程度だった手数料を、2025年から3%程度に値上げをしているカード会社もあります。7-8
| おすすめのページ 🌸 Wise(ワイズ)の使い方:ステップバイステップガイド |
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eSIMは日本で購入・インストールしておくことで、現地に到着後、すぐに通信を始められます。Wi-Fiルーターをレンタルする場合のように荷物が増えず、SIMカードを紛失するリスクも低いのがeSIMのメリットです。
ただし、eSIMを利用する際には、端末がeSIM対応であること、SIMロックが解除済みであることなどを確認する必要があるでしょう。
また、マレーシア・クアラルンプールの滞在中は、手数料が安いWise(ワイズ)デビットカードの利用がおすすめです。
マレーシア通貨のリンギットは、日本国内だと両替手数料が高くなる傾向にあります。その点、Wiseデビットカードは両替手数料が安いため、お得な金額で決済できます。海外での買い物などには、Wiseデビットカードを利用してみてはいかがでしょうか。

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