現地で大活躍!オーストラリアで使えるクレジットカード完全ガイド|手数料・使い方・選び方

Hoi Yi Leung

オーストラリアに旅行や留学、ワーキングホリデーなどで滞在しようと考えている人は、現地でクレジットカードを使おうと考えているかもしれません。

この記事では、オーストラリアで使うのにおすすめのカードを紹介します。手数料から選び方、使い方、気を付けたい為替レートまで詳しく見ていきましょう。

目次🔖

オーストラリアで使えるクレジットカードの基礎知識

オーストラリアは世界でも有数のキャッシュレス化が進んだ国です。全支払いの80%近くがクレジットカードやデビットカードで行われており、現金を持ち歩かなくても日常生活で困ることはほとんどありません。¹ ²

オーストラリアで最も普及しているカードの国際ブランドはVisaとMastercardです。特にVisaのシェアが高く、オーストラリア国内ほとんどの店舗でVisaカードを使った支払いができます。³ ⁴

また、EFTPOSと呼ばれる銀行口座から直接資金を引き落とすデビットカード型の支払いシステムも広く使われています。³

JCBは使える?

日本のクレジットカードブランドであるJCBは、オーストラリアにおいて使える場所が限られてくるので注意が必要です。大都市や人気の観光地、和食レストランなど特定の場所で使えても、地方の店舗など利用が難しいケースも少なくありません。⁶

そのため、オーストラリアでクレジットカードを使うなら、VisaまたはMastercardを使うのがおすすめです。

ポスタルコードの入力が必要な場合も

オーストラリアでクレジットカードを使用する際には、4桁のポスタルコード(郵便番号)の入力が求められることがあります。これは、特にセルフサービスの給油機や自動券売機などで見られる仕様です。⁷

日本や他国のクレジットカードを利用する場合、正しいポスタルコードがないためエラーになることがあります。この問題を回避するには、以下の方法を試してみてください。

  • 0000や9999などの数字を入力:一部の端末では、これらの数字を入力することで処理が成功することがあります
  • 現金や別の支払い方法を併用する:対応しない場合は、現金やデビットカードなど別の支払い方法を用意しておくと便利です

オーストラリアでクレジットカードを使うメリット:保険と安心感

オーストラリアに旅行や留学などで滞在する際、クレジットカードを使うメリットはたくさんあります。ポイント・マイルが貯まったり、空港のラウンジ利用などの特典が受けられたりするのは嬉しいですよね。

海外でクレジットカードを使う最大のメリットは、海外旅行保険が付帯することでしょう。 多くのカードには、旅費等をそのカードで支払うことを条件に、旅行中の医療費補償、飛行機の遅延、荷物の紛失といったトラブルに対応する保険が付帯されています。

オーストラリアでは医療費が高額になることもあるため、こうした補償を利用すれば、万が一の時でも急な出費を防ぐことができます。また、保険会社への申請手続きも、カード会社の指定する保険窓口を通じて進められるため、トラブル時に頼りになりますね。

ただし、クレジットカード付帯の海外旅行保険の多くは最大90日間と対象期間が限られているため、長期の留学やワーホリの場合は注意が必要です。

また、クレジットカードは紛失や盗難時の対応も充実しています。24時間対応のカスタマーサポートを提供するカード会社も多く、海外にいてもサポートを受けられるため、現金を持ち歩くよりも安心感があります。

オーストラリアでクレジットカードを利用する際の注意点

オーストラリアなど海外で日本のクレジットカードを利用する際には、為替レートに注意が必要です。

クレジットカードの通貨換算は、買い物をしたその時ではなく、データが決済処理センターに到着した時点で行われます。 つまり、適用されるレートもデータ到着日のものとなります。

この時に適用される為替レートは、VisaやMastercard、JCBなどの各ブランドが独自に定めるレートです。Google検索などで調べられる市場の中間レートではなく、独自の手数料が上乗せされていることも多く、通貨換算で損をしてしまうケースも。⁸

また、ほとんどのクレジットカードでは、海外での利用に対して海外事務手数料がかかります。この手数料は通常、支払金額の2-3%程度に設定されており、積み重なると意外な出費になってしまうこともあります。

本当の為替レートで賢くお得な支払いを:Wiseデビットカード

海外旅行やオンラインショッピングでは「クレジットカードが便利」と思っていませんか?実は、多くのクレジットカードには2%ー3%の海外事務手数料があり、知らず知らずのうちに大きなコストを支払っているかもしれません。そこで注目したいのが、海外利用に特化したWiseデビットカードです。

Wiseデビットカードを使えば、実際の為替レート(ミッドマーケットレート)と格安の両替手数料で、透明性が高くコストを抑えた外貨決済が可能です。これにより、海外でも国内でも賢くお金を使うことができます。

ただし、Wiseカードには保険などの特典は付帯しないため、クレジットカードとWiseデビットカードの両方を使い分けるのもありでしょう。

Wiseデビットカードを使った場合の具体例

2025年1月15日に、Wiseマルチカレンシー口座内の日本円を使い、1,000ドルの買い物をしたとします。⁹ ¹⁰

計算例

  • 実際の為替レート: 1ドル=97.4697円
  • 両替手数料: 0.49%(97.4697円×1,000ドル×0.49%)=約477円
  • トータル支払額:
    97.4697円×1,000ドル×(1+0.49%)=約97,932円

これに対して、一般的なクレジットカードを使用した場合は、約3%の海外事務手数料が加算され、以下のようになります。

  • クレジットカードのトータル支払額: 約100,394円
    (97.4697円×1,000ドル×(1+3%))=約100,394円

ただし、クレジットカードが通貨換算に使うレートはミッドマーケットレートであるとは限らず、また使ったその日のレートでもないことがほとんどです。そのため、実際の支払額はさらに不透明になります。

比較結果

Wiseデビットカードを使用することで、約2,462円もお得に外貨の支払いができます!

Wiseデビットカードの魅力

1. 実際の為替レート(ミッドマーケットレート)を使用

クレジットカードのように不利な為替レートではなく、Googleなどで調べられるリアルなレートで決済。隠れたコストが一切ありません。

2. 低額な両替手数料

両替手数料は0.49%(日本円→豪ドルの場合)などと非常に低額。事前に両替することも可能で、シミュレーションを使って手数料がいくらになるかが明確にわかります。

3. 多通貨管理が簡単

Wiseアカウントでは、40以上の通貨を同時に管理できます。旅行先の通貨にあわせてリアルタイムで両替が可能です。

4. デビットカードの安心感

口座残高内での利用なので、クレジットカードのように使いすぎのリスクがありません

5. シンプルな料金体系

年会費無料で維持費もかからず、余計な支出を気にせず使えます。

6. その他の特徴

  • アプリでカード凍結や管理が簡単
  • 18歳から申し込み可能
  • 初回発行手数料1,200円のみ

使い方

  1. アカウント作成:Wise公式サイトまたはアプリで無料登録
  2. 本人確認:必要書類をアップロードして確認手続き完了
  3. カード発行:発行手数料1,200円でデビットカードを発行

Wise無料会員登録💡

Wiseデビットカードは、国境を越えたライフスタイルやお金の管理をよりスムーズにするツールとして、多くの人に選ばれています。透明な料金体系と多通貨対応の柔軟性で、節約しながら安心して使えるのが魅力です。

まとめ

オーストラリアでの支払いをスムーズにし、安心して滞在を楽しむためには、クレジットカードとWiseデビットカードを組み合わせて活用することがおすすめです。

クレジットカードは、海外旅行保険や盗難時のサポートなど様々な特典が付帯するため、1枚持っていれば安心感が得られます。しかし、通貨換算に伴う手数料が不透明で高くなりやすいというデメリットがあります。

そのため、オーストラリア滞在中の日常の支払いには、Wiseデビットカードがお得です。Wiseでは、実際の為替レートと格安の両替手数料のみで外貨の支払いが可能。年会費や海外事務手数料もかからず、海外でも低コストで利用できます。

クレジットカードやWiseなどのデビットカードにはそれぞれ違った特徴があるため、自分のニーズをしっかり把握して最適なカードを選ぶことが重要です。最も自分にあったカードを使って、オーストラリアでの滞在を最大限に楽しめると良いですね!

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ソース
  1. The Australian government will force some shops to accept cash. So who still uses it, and why? | Australia news | The Guardian
  2. The move to a cashless society is well underway - RMIT University
  3. Visa, Mastercard market share in Australia | Statista
  4. Visa undertakes to address competition concerns over debit card payments | ACCC
  5. What is EFTPOS? | National Australia Bank
  6. What We Do | JCB Global Website.
  7. What is a Postal Code on a Credit Card? | Chase
  8. Exchange Rate Calculator - Currency Converter | Visa
  9. 日本円からオーストラリア・ドルへの為替レート。JPY/AUDの両替 - Wise(ワイズ)
  10. Wiseカードの手数料シミュレーター | Wise

*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



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