中国からの送金を日本で受け取るには:送金日数も
中国から給料を海外送金して日本で受け取る場合、他国と送金に関する条件が異なる場合が多いので注意が必要です。この記事では、中国から日本への送金の受け取り可否や送金人に伝えるべき情報などを解説します。
海外送金を受け取る際は、受け取る側の銀行や、送金人がどの銀行・プロバイダを利用するかによって受取額が変わります。受取人も海外送金の仕組みや手数料について、よく知っておくとよいでしょう。
この記事ではみずほ銀行で海外送金を受け取るときにかかる手数料や受け取り方法、その他利用できる海外送金サービスについて解説していきます。
受け取り手数料 | 為替レート | 受け取りにかかるコスト | |
---|---|---|---|
みずほ銀行で受け取る場合 | 2500円 | 送金銀行またはみずほ銀行が指定する独自の為替レート | 2500円+送金銀行またはみずほ銀行が指定する為替手数料(+中継銀行手数料) |
送金人がWiseを使った場合 | 0円 | 実際の為替レート | 0円 |
(みずほ銀行 ソース2019年2月)
みずほ銀行で海外送金を受け取る際には、 1件あたり2,500円の受け取り手数料がかかります。
しかし実は、海外送金の受け取りにかかる手数料は、受け取り手数料だけではありません。
実際に手元に届いた金額は予想以上に少なかった、というケースもありますので、手数料に関してはよくチェックしておきましょう。
みずほ銀行の海外送金受け取りにかかる手数料 | |
---|---|
中継銀行手数料 | 送金銀行と受取銀行(みずほ銀行)をつなぐ中継銀行が課す手数料。受取額から引かれる可能性がある |
受取手数料 | 2,500円 |
為替手数料 | 銀行の定める為替レート(TTBレート)に含まれる※10万米ドル相当額以上の外貨建取引は、リアルレートを適用 |
海外送金時、特に気づきにくいのが、為替レートに含まれる「為替手数料」です。海外銀行経由で送金される際には、基本的に銀行の定める為替レート(TTBレート)で計算されたお金が届きます。このTTBレートと仲値の差が為替手数料として利用者から取られているのです。
たとえば、2019年2月13日に10,000米ドルを送金され、みずほ銀行口座で日本円で受け取ったとしましょう。この日のTTBレートが109.56円、仲値が110.56円だった場合、TTBレートでは109.56万円、仲値では110.56万円となり、1万円の差が出てしまいます。この1万円が為替手数料です。
中継銀行手数料なども受取人負担とされた場合はさらに数千円が引かれ、手元に届く金額はもっと減ってしまいます。
特にマイナーな通貨を日本円で受け取るときには、マイナーな通貨→米ドル、米ドル→日本円と2回にわたって両替が行われることが多く、為替手数料が二重に取られることもあるので要注意です。
受け取り金額を多くするためにも、より良いレートで換金され、手数料もカットされるサービスを利用するとよいでしょう。
(みずほ銀行 ソース2019年2月)
受取人にかかる手数料を減らすためにも、海外送金の仕組みやかかる手数料について知っておくことが大事です。海外送金サービスの中には、受取人の負担がないものもあり、そのひとつがオンライン送金サービスのワイズです。
ワイズは、実際の為替レートを使用しています。銀行や他の海外送金プロバイダの為替手数料を含んだ為替レートよりも、多くの金額が受け取れる可能性が高いです。
また、国内送金を活用した独自の送金システムで手数料や送金時間をより少なくできることも特徴です。具体的には、イギリスから日本に送金する場合、イギリスの送金人口座→イギリスにあるWiseの口座、日本にあるWiseの口座→日本の受取人口座といったような新しい送金システムを構築しています。
利用者数は400万人以上、毎月送金額は約4160億円と、世界中で多くの人に利用されているサービスです。日本でも、関東財務局に「資金稼働業者」として登録されているので、安心して利用できます。
より多くの額を受け取りたい場合は、送金人にワイズを利用してもらうといいでしょう。受取人はアカウントを開設する必要はありません。こちらから国際送金シミュレーションが簡単にできますので、試算してみてくださいね。
例:アメリカの送金人がWiseを使って日本に1,000ドル送金する場合(送金額に送金手数料を含む)
みずほ銀行のウェブサイトには、送金が届くのにかかる日数について記載はありません。しかし、海外送金でよく使われるSWIFTという方法では、送金には約3〜5日ほど時間がかかることが多いです。
みずほ銀行で海外送金を受け取るためには、以下の英字データが必要です。あらかじめ送金者に伝えておきましょう。
銀行名(BANK NAME):MIZUHO BANK, LTD.
SWIFTコード:MHCBJPJT
※11ケタの求められた場合みずほ銀行のスイフトコード:MHCBJPJTXXX
「ATM・店舗のご案内」で支店を検索し、英文店名を確認してください。
受取人口座番号(BENEFICIARY'S ACCOUNT NO.):店番号3ケタ-口座番号7ケタ
受取人名(BENEFICIARY NAME):受取口座名義(アルファベット表記)
(みずほ銀行 ソース2019年2月)
みずほ銀行で海外送金を受け取るには、以下の順序で手続きをしましょう。
送金が到着すると、みずほ銀行に登録している電話連絡先に到着連絡が来ます(みずほ銀行の判断で省略されるときもあります)。
窓口へ行く
氏名と住所およびマイナンバー(または法人番号)確認書類を提示する
取引に関する書類などの提示も求められることがありますので、証拠となる書類を持参しましょう。
受取手数料2,500円を支払います。また中継銀行によってはさらに手数料がかかることもあります。
(みずほ銀行 ソース2019年2月)
みずほ銀行で海外送金を受け取る際には、受取手数料2,500円がかかります。しかし、為替手数料などの手数料も受取額から引かれているということに要注意です。
ワイズのように、リアルレートを使うことでより多い受取額が見込める送金サービスもあります。また、送金手数料も最大で8倍ほど安く抑えることができるので、送金する人にとっても嬉しいですね。より有利な海外送金サービスを利用して、満額を受け取れるように工夫しましょう。
Wiseが本当に一番安い海外送金の方法かどうか、他のサービスとの比較も行なっていますので、確認してみてくださいね。
みずほ銀行ウェブサイトからアクセスでき、チャットボットもしくは専門のオペレーターが対応します。
チャットボット:24時間/365日
専門オペレーター:平日 9:00~18:00
0120–3242-86(フリーダイヤル)
フリーダイヤルを利用できない場合(通話料有料)
042–311–9210(国内から)、81-42-311-9210(国外から)
平日 9:00~21:00
土・日曜日 9:00~17:00
(1月1日~3日、祝日・振替休日は利用不可。12月31日は9:00~17:00)
・店舗での問い合わせ
手続き時に利用する店舗に直接問い合わせましょう。
(みずほ銀行 ソース2019年2月)
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*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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