韓国での外国人登録証を発行する方法を解説!必要な人や、期限、必要な書類まで
仕事や留学で韓国に長期滞在する人は外国人登録証を発行する必要があります。その対象者や外国人登録証を発行する方法について詳しく解説。また現地からの海外送金や送金受け取りに活用できるWiseのサービスも紹介します。
留学や移住など、韓国で生活する場合に準備しておきたいのが銀行口座です。留学先への振込や給料の受け取りなど、必要性を感じる場面も多いでしょう。
韓国で銀行口座を開設すると、ポピュラーな支払い方法として幅広く取り入れられている「チェックカード」が発行される他、インターネットバンキングも利用できてとても便利です。
以下で、韓国での銀行口座開設の方法、銀行を利用する際に知っておきたいサービスなどを詳しく紹介していきます!
目次
韓国の銀行口座開設した後は、日本から韓国への海外送金の機会もあるでしょう。しかし、銀行や多くの海外送金サービスの海外送金では、実際の為替レートではなく、銀行およびプロバイダが独自に定めた、為替手数料を上乗せした為替レートが適用されていることを知っていましたか?
海外送金に特化したWiseのようなサービスでは、実際の為替レートで送金ができます。
例:日本の口座から韓国の口座へ100万ウォンが届くように送金する(中継銀行手数料を送金人が負担する場合)
銀行/プロバイダ | 送金手数料 | 為替レート | 合計コスト |
---|---|---|---|
銀行 | 1,750円〜8,500円¹ | 銀行が独自に定める為替レート | 1,750円〜8,500円+為替手数料 |
Wise | 1,402円² | 実際の為替レート | 1,402円 送金する |
海外送金時には、明示された送金手数料以外にも、各銀行・各プロバイダの為替レートを調べて比較するといいですね。海外送金サービスの1つWiseはリアルレートで海外送金ができます。実際にどのくらい節約できるのか気になる方は、海外送金シミュレーションから送金コスト・着金予定日まで確認できますよ
韓国での銀行口座開設は、年々厳しくなっている傾向にあります。旅行で韓国を訪れた非居住者の人が口座を開設したいという場合には、理由が明確でないと難しいと言えますが、全く開設できないという決まりはありません。
一方で、留学や労働などを目的とした長期滞在の場合、韓国の銀行では外国人へのサポートが手厚く、外国人でも銀行口座を開設しやすいシステムとなっています。
「韓国に実際に行く前に日本で口座を開いておきたい」という人もいるかもしれません。実際、韓国の主要の銀行には、日本国内で営業している支店も多く見受けられます。しかし日本と韓国では、金融サービスに関する法律が異なり、日本で韓国の銀行の口座を開くことはできません。
韓国の銀行の日本支店で銀行口座を開設した場合、基本的に日本国内でのみの利用となります。³
韓国の銀行の口座を開設するには、韓国現地を訪れることが必要ということですね。
韓国の支店で銀行口座を開設した後、銀行によっては、日本の支店やATMで出入金できる場合もあります³。
一般的にはパスポートや外国人登録証が、韓国で公的身分証として認められます。
韓国に91日以上滞在する場合には、居住先となる地域の役所で入国から90日以内に外国人登録の手続きを行わなければなりません。外国人登録の証明として外国人登録証が発行されれば、それが長期滞在をしている証明ともなるため、銀行口座を開設する場合には提示を求められます。
口座開設の際には銀行によって必要書類が異なり、最終的には窓口での判断となりますが、ビザの種類や口座開設の理由に応じて、就業先や留学先などの所属先が証明できる書類や、実際に居住していることが示せる公共料金の請求書、領収書などの書類などを用意しておくと説明がスムーズです。
韓国滞在が90日以下の観光ビザとして入国している場合には、外国人登録証を所持していませんよね。
外国人登録証を所有していない非居住者でも、銀行口座を開設できるかどうか知りたいという場合は、銀行窓口で直接相談してみるのが最も確実な方法です。日本語対応や外国人の対応など、銀行や支店によって可能な対応が異なるため、適切な窓口を紹介してもらえます。身分証明証の提出が求められる可能性が高いので、パスポートと合わせて運転免許証やマイナンバーなど、日本の身分証を持っておくと良いでしょう。
韓国では、インターネット決済や電子マネーなどを利用する際に、公認認証書という電子署名が必要です。そのため銀行では公認認証センターという機関が備えられており、銀行口座の開設と同時に公認認証書の発行手続きも取り扱われています。
また韓国の銀行では、普通口座の開設と同時にインターネットバンキングの利用や、チェックカード発行の申し込み手続きが行えます。
チェックカードとは、デビッドカードのような機能を持つカードです。銀行口座の開設と同時に発行され、支払いの際に口座残高から引き落とされる仕組みとなっています。韓国ではチェックカードでの支払いが主流となっており、現金払いのみしか対応されていない一部の露店などを除き、ほとんどの飲食店や施設などで利用できます。
インターネットバンキングの利用を申し込んだ場合には、口座開設の完了後、銀行ごとに指定されているセキュリティーシステムのダウンロードが必須となります。
その後、口座開設と同時に発行されるログインナンバーを設定することによって、インターネットバンキングの利用が開始できます。
どの銀行でも、スマートフォンなどの携帯端末専用アプリケーションが用意されています。日本語をはじめとした外国語対応も充実しており、振込や送金、出入金管理などが手軽に利用できるので、ぜひ活用してみましょう。
日本から韓国へ移り住む際、生活費など、多額のお金を韓国の口座へ移動させるために日本から韓国へ送金することがあるかと思います。
銀行や海外送金プロバイダによって、手数料やレートが異なることが多いので、送金前に比較しておくといいでしょう。
日本の円口座から韓国の韓国ウォン口座へ100万ウォンが届くように送金する場合
銀行/プロバイダ | 送金手数料(コルレス銀行手数料を含む) | 為替レート | 合計コスト | 日本円支払い金額 |
---|---|---|---|---|
りそな銀行 | 8,500円⁷ | りそな銀行が独自に定める為替レート(1ウォン=0.0915円⁸) | 8,500円+為替手数料 | 100,000円(手数料・レートを元に計算した結果) |
楽天銀行⁹ | 1,750円 | 楽天銀行が独自に定める為替レート(1ウォン=0.0924円) | 1,750円+為替手数料 | 94,150円 |
Exparo(エクスパロ)(ウォン確定送金)¹º | 2,500円 | エクスパロが独自に定める為替レート(1ウォン=0.0927円) | 2,500円+為替手数料 | 95,227円 |
Wise² | 1,402円 | 実際の為替レート(1ウォン= 0.0898円) | 1,402円 | 91,168円 送金する |
(2019年9月6日時点)
上記の表からも、銀行やサービスによって手数料、そしてレートが異なることがわかります(レートは、1ウォン=◯円の、◯が低いほどお得なレートです)。
例えば、100万ウォンを韓国の口座に届ける場合、りそな銀行とWiseでは必要な日本円送金額が8,832円も違ってきます。
海外送金のサービスの1つ、Wiseでは実際の為替レートを使用しています。手数料自体も安いことが多いので、銀行での海外送金に代わる選択肢として検討してみてもいいかもしれませんね。
どのくらい節約できるのか気になる人はWiseのシミュレーションから送金手数料、また着金予定日までチェックできますよ。
例:日本から韓国へ10万円送金する場合(送金額に送金手数料を含む)
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韓国の銀行では、日本語対応や日本人向けの支店業務が充実しています。
韓国語に自信のない方でも、不自由なく利用することができるでしょう。
韓国で銀行口座を開設する際には、下記の銀行が多く利用されています。
KEBハナ銀行は2015年、ハナ銀行と韓国外換銀行の統合によって発足されました。
1971年に韓国投資金融として設立、1991年に銀行へ転換されたハナ銀行でしたが、韓国外換銀行との統合後、資産規模が韓国で最も大きな銀行となりました¹¹。
世界24ヵ国に展開されており、日本では東京・大阪・福岡に支店があります。
国内外に広いネットワークを持つ新韓銀行は、韓国金融機関での株式時価総額が第1位の銀行です。
ソウルをはじめ韓国全土に支店があり、海外からの留学生や移住者への対応にも注力しています。
日本では、現地法人であるSBJ銀行(SBJはShinhan Bank Japanの略)が2009年9月に開業され、東京・横浜・名古屋・大阪・神戸・福岡に支店があります。¹⁴
ウリィ銀行は、韓国で最初の民族正統銀行として1899年に設立されました。
韓国全土に支店があるだけでなく、外国人特化支店も韓国内に複数あり、海外からの留学生や移住者に対するサービスが手厚いことも特徴です。
日本国内では東京に支店があり、韓国の口座に関する取引はできないものの、ウォン定期預金の申し込みは可能です¹⁷。
韓国の銀行では、ほとんどの銀行で口座維持費が設けられていません²¹。
開設した口座を長期間利用していない場合は日本の銀行と同じく、解約処理が行われるのではなく、一定期間で取引のない休眠口座として銀行で管理されます。
休眠口座となってしまった後でも、口座残高がある場合には出金することが可能で、特に料金などは掛かりません²²。
平日の銀行営業時間内でのATM手数料は、無料であることが多いです。営業時間外の出入金は、100円前後の手数料が必要となる場合もあります²³。
振込手数料は振込先の銀行や金額に応じて異なる設定が設けられており、同一銀行宛ての場合は無料または50円前後、他銀行宛ての場合で50円~300円程です。手数料の金額設定はATM利用と窓口利用で異なり、ATM利用の方が安い金額で済ませられます²⁴。
銀行によっては、一ヶ月の利用回数に上限を設けた上で無料となる場合もあります。
上記で見たように、日本の銀行から韓国の銀行への海外送金は高額な手数料がかかりがちです。また両替レートに含まれる「隠れコスト」の為替手数料にも注意が必要です。
また、韓国の銀行で日本からの送金を受け取る際には、5,000ウォンから10,000ウォン程度の海外送金受け取り手数料がかかることもあります。²⁵ ²⁶
一方、日本からWiseを使って韓国に送金した場合、韓国の銀行側で特別な海外送金受け取り手数料はかかりません。なぜかというと、Wiseの国内送金を生かした仕組みによって、国内振込を受け取るのと同じように処理されるからです。またリアルレートで両替されるので、「隠れコスト」為替手数料の心配もありませんよ。
海外へ送金する際だけではなく、海外送金を受け取る際にも手数料・レートに気をつけるといいですね。
韓国での銀行口座開設は、日本語対応が可能であったり、一般的に外国人向けのサービスが充実していたりと、日本から留学や移住をする人にとって、比較的スムーズに進みやすいでしょう。
口座を開設すれば、韓国現地でポピュラーなチェックカード支払いができたり、インターネットバンキングを利用してより便利な韓国生活を送れますね。
韓国での口座開設後、日本の口座から韓国の口座へ資金を移す際には、Wiseのような海外送金サービスを検討してみてもいいかもしれません。リアルレートと格安の送金手数料で韓国へ海外送金ができますよ。
ソース
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