【2021マレーシア移住ガイド】ビザ条件・物価、生活費などまるごと解説!
日本人に人気の高いマレーシアの移住条件やビザ、生活費、仕事の探し方などを解説。さらに海外移住の際に欠かせない海外送金におすすめのサービスも紹介しています。
マレーシアへ移住する手段として、MM2H(マレーシアマイセカンドホーム)ビザの取得を検討している人も多いのではないでしょうか?経済的な条件を満たせば、10年単位で本人・家族のマレーシア長期滞在が可能になるMM2Hビザには魅力がたくさんあります。
この記事では、MM2Hビザの取得条件や申請方法、必要書類などを解説しています。さらに、ビザ申請時に必ず必要になってくる海外送金のコストを節約する方法も紹介します。
マレーシアに移住する前に、日本からマレーシアへの送金をすることがあるかと思います。海外送金に特化したWiseを使うと、為替手数料が含まれない実際の為替レートでお得に送金ができます。
銀行/海外送金サービス | 海外送金手数料 | 適用される為替レート | 合計コスト |
---|---|---|---|
楽天銀行 | 1,750円 | 楽天銀行が独自に定める為替レート | 1,750円+レートに含まれた為替手数料 |
Wise | 853円 | 実際の為替レート | 853円 送金する |
(2020年6月5日時点)
送金の手続きは全てオンラインで完結します。海外送金シミュレーションで、どれだけ安い手数料で済むのか見てみてください。
MM2H(マレーシアマイセカンドホーム)は、マレーシアに長期滞在したいと考えている外国人向けに、マレーシア政府が推進しているビザプログラムです。マレーシアと国交を持つ国の市民であれば誰でも申請でき、条件(主に経済面)を満たせば、10年間いつでも好きなだけマレーシアに滞在することが可能になります。10年後はビザの更新も可能です。
さらに、MM2Hビザ申請者本人だけでなくその配偶者や21歳未満の未婚の子どもも、マレーシアに長期滞在が可能になります。また18歳未満の子供であればマレーシアの学校に通うこともできます。
一方、MM2Hビザでは、マレーシアでフルタイムで就業することはできません。そのため、リタイア後や海外で働きつつ第二の拠点としてマレーシアで暮らしたい人に最適であるといえます。²⁺³
MM2Hビザのメリットとデメリットをしっかり把握し、自分に合ったプログラムであるかどうかを見極めましょう。²⁺⁴
MM2Hビザは以下の条件を満たせば、性別・年齢・宗教などに関係なく誰でも申請することができます。(ただし、マレーシアと国交を結んでいる国の国籍保持者である必要があります。日本国籍保持者は申請が可能です)
申請時に、収入証明・資産証明が必要です。申請後、マレーシアに住み始める前に、マレーシアの銀行で以下の額の定期預金を作成する必要があります。
50歳未満 | 50歳以上 | |
---|---|---|
マレーシア以外で得ている収入額 | 10,000リンギット以上/月(約26万円以上) | 10,000リンギット以上/月(約26万円以上) |
資産額 | 500,000リンギット以上(約1260万円以上) | 350,000リンギット以上(約882万円以上) |
定期預金作成 | 300,000リンギット以上(約756万円以上) | 150,000リンギット以上(約378万円以上) |
2年目以降に定期預金から降ろすことができる額 | 150,000リンギットまで(約378万円まで) | 50,000リンギットまで(約126万円まで) |
定期預金に常に保持しておかないといけない額 | 150,000リンギット以上(約378万円以上) | 100,000リンギット以上(約252万円以上) |
(1リンギット=25.20円換算/2020年6月10日現在)
マレーシア到着後、マレーシアの病院で健康診断を受ける必要があります。その際に、感染性疾患があるとビザがおりない可能性があります。また、マレーシア国内の医療保険に加入する必要もあります。
MM2Hビザの仮承認がおりたら、マレーシアの銀行口座に日本から送金する必要が出てきます。そんな時、普段使っている日本の銀行から送金しようと思う人が多いかもしれません。
しかし、銀行が使用する為替レート自体に、為替手数料という手数料が含まれていることに注意しましょう。
銀行での海外送金 | 注意点 |
---|---|
送金手数料 | 手数料が5,000円を超えるところも少なくない |
時間 | 銀行の海外送金の仕組みは複雑で、時間がかかりがち |
為替レート | 実際の為替レートではなく、為替手数料が上乗せされた独自の為替レートが使用されている。つまり、送金手数料以外にもコストがかかっている |
通貨の取り扱い | マレーシアリンギットを取り扱っていない日本の銀行は多い |
銀行に代わる海外送金の手段として、Wiseを検討してみてもいいでしょう。実際の為替レートを使用するWiseを使えば、海外送金コストを節約できるかもしれません。
Wiseの海外送金 | 特徴 |
---|---|
送金手数料 | 送金額に合わせて、格安に設定されている。(例)10万円をマレーシアリンギッドに両替して送金する場合の送金手数料:853円 |
時間 | 国内送金を活用した新しい仕組みで、銀行よりも速く送金できる可能性が高い。 |
為替レート | 実際の為替レートを使用。レートには手数料が含まれていない |
通貨の取り扱い | 日本円からは、マレーシアリンギットを含む50以上の通貨に両替して送金できる |
世界で700万人が利用するWiseは、日本では関東に資金稼働業者として登録しています。銀行に代わる、安くて速い海外送金の選択肢として検討してみるといいですね。
MM2Hビザに申し込むには、個人で申請する方法と、申請代行エージェントを利用する方法の2つがあります。どちらもメリット・デメリットがあるので、しっかり比較検討したうえで選択しましょう。
個人申請は、自ら直接マレーシア移民局に書類を郵送する方法です。エージェントを介さないため、必要書類の取得や銀行口座の開設などを全て自分で行う必要があります。時間と手間はかかりますが、申請にかかる費用を節約することができます。
MM2Hビザの代行申請エージェントを利用する方法も一般的です。1人もしくは夫婦一組当たり15~20万円程度の費用⁷がかかりますが、書類の準備や口座開設、健康診断や保険の手続きなどまで全てを代わりにやってくれるので、非常に手軽です。英語が苦手な人やビザ申請にかかる時間を節約したい人におすすめだといえます。
ただし、悪質・違法な代行業者も存在します。トラブルを避けるため、マレーシア政府の公認を受けた代行業者を利用するようにしましょう。
MM2Hビザの個人申請に必要な書類は以下の通りです。⁸
【仮承認後】
マレーシアには、永住権のほかにも長期滞在を可能にするビザ制度が存在します。その代表であるMM2H(マレーシアマイセカンドホーム)について見てきました。
MM2Hは、申請者とその家族が、ビザの有効期間中いつでも好きなだけマレーシアに滞在することができるようになるビザ制度です。経済条件をクリアすれば基本的に誰でも申請でき、マレーシアで不動産を購入したり教育を受けることも可能になります。MM2Hビザはの申請は、個人で申請する方法と代行エージェントを使う方法との2つがあります。
MM2Hビザを取得する条件として、マレーシア国内の銀行に定期預金を組む必要があります。その際、日本からマレーシアに資金を送る必要が出てくるでしょう。銀行からの海外送金は手数料が高いだけでなく、そもそもマレーシアリンギットの送金に対応していないことも多くあります。代わりにWiseのようなサービスを利用するのも良いでしょう。
ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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