イタリア入国に必要なものは?必要書類・ビザ・ETIAS・税関申告まで解説

Hikaru Osaka

Wise image

イタリアはヨーロッパでも人気の旅行先で、初めての海外旅行先として選ぶ方も多いのではないでしょうか。一方で、旅行にあたっては「入国時に必要なものは?」「どういう手続きがあるの?」と不安も生じるかもしれません。

イタリアへ渡航する際は、パスポートなどの必要書類に加え、入国審査の流れや税関申告、持ち込み品の免税範囲も事前に確認しておくことが必要です。

本記事では、イタリア入国に必要なものや手続きの流れ、スムーズに入国するためのポイントを解説します。

記事の最後には低い手数料とお得な為替レートでのユーロ(EUR)への両替、海外現地での決済に役立つWise(ワイズ)についてもご紹介しています。

Wiseアカウント内で日本円をユーロ(EUR)にあらかじめ両替しておくことで、イタリア旅行での現地決済やATMからの現金引き出しを低いコストで実現できます。ぜひ、Wiseについても確認してみてください。

※本記事の情報は2026年6月15日時点の情報を参照しています。そのため、この内容が正確または、最新であることを表明または保証しません。また、本記事の内容は、あくまで参考情報として作成されています。専門的な意見・アドバイスが必要とされる場合、ご利用のサービスプロバイダーやその他の専門家にお問い合わせください。

wise card banner
wise card banner

円(JPY)からユーロ(EUR)を両替した時の現在の換算レート(by Wise)🇪🇺


イタリアへの入国について

日本国籍の方が観光や短期の商用などを目的にイタリアへ渡航する場合、日本とイタリアの査証免除取極により、原則としてビザなしで入国できます。

イタリアはシェンゲン協定の加盟国として、「あらゆる180日間のうち最大90日以内」はビザなしで滞在できるとされています。¹

ただし、ビザが不要な場合でも、有効なパスポートの提示は必要です。加えて、入国審査では滞在目的や滞在先、帰国予定を確認できる情報を求められることがあるため、ホテルの予約情報や帰国便の航空券をすぐに提示できるようにしておきましょう。

また、酒類やたばこ、高額品などを持ち込む場合は、免税範囲や税関申告の有無も確認しておく必要があります。

今後はビザ免除の渡航者を対象にした事前渡航認証制度である「ETIAS」の導入も予定されているため、渡航前には最新の入国条件を確認しておきましょう。


入国手続きに必要になる書類

入国手続きに必要になる書類

イタリア到着後の入国審査では、パスポートを提示したうえで、必要に応じて滞在目的や滞在先、帰国予定などを確認されます。

口頭で答えられる内容でも、航空券やホテル予約情報などをすぐ提示できる状態にしておくと手続きがスムーズです。

以下、入国手続きで必要になる書類をまとめました。

必要書類詳細・要件
パスポート¹有効期限が出国予定日から3ヵ月以上残っていて、かつ10年以内に発行されたもの
ビザ¹観光や短期商用などで90日以内の滞在であれば、日本国籍の方は原則不要
ETIAS²現時点では申請不要(2026年第4四半期から導入予定)
往復航空券・第三国への出国航空券³入国審査で帰国予定や出国予定を確認される場合がある
宿泊先情報⁴ホテル名や住所など、滞在先を説明できる情報を準備しておくと安心
税関申告書⁵免税範囲を超える物品や申告が必要な現金を持ち込む場合に必要
海外旅行保険加入(推奨)病気やけが、盗難、航空機遅延などに備えて加入しておくと安心
たびレジ(推奨)現地の安全情報や緊急時の連絡を日本語で受け取れるため、短期旅行でも登録が推奨される

イタリア入国持ち込み品免税範囲(日本から)

日本からイタリアへ入国する際、個人の使用またはお土産目的の持ち込み品は、一定の範囲内で関税や税金が免除されます。

ただし、たばこやアルコールには数量制限があり、かつ17歳未満の旅行者は持ち込めません。また、免税範囲を超える場合や、1万ユーロ相当額以上の現金を持ち込む場合は税関申告が必要です。⁵

免税対象品記載情報補足情報
紙巻きたばこ200本まで17歳以上が対象
細葉巻100本まで1本3g以下のもの
葉巻50本まで17歳以上が対象
刻みたばこ250gまでたばこ類は合算制限に注意
アルコール度数22%以上の酒類1リットルまで蒸留酒などが該当
アルコール度数22%以下の酒類2リットルまで強化ワイン、スパークリングワインなどが該当
ワイン4リットルまで非発泡ワインが対象
ビール16リットルまで個人消費の範囲内に限る⁷

イタリア入国までの流れ

イタリアへの入国の流れは以下のとおりです。

入国審査場へ進む

空港に到着したら、まず「Passport Control」または「Immigration」と表示された入国審査場へ進みます。

日本からイタリアへ直行便で到着した場合は、ここでパスポートを提示します。滞在目的や滞在日数、宿泊先などを確認されることもあるため、ホテル予約情報や帰国便の航空券をすぐ見せられるようにしておきましょう。

預け荷物を受け取る

入国審査を通過したら、案内表示にしたがって預け荷物の受け取りエリアへ進みます。利用した便名が表示されているターンテーブルを確認し、スーツケースなどを受け取ってください。

荷物の破損や紛失があった場合は、空港内の手荷物サービスカウンターで確認します。

税関を通過する

荷物を受け取ったあとは、税関へ進みます。申告するものがない場合は、通常「Nothing to Declare」の表示がある緑のレーンへ進みます。

免税範囲を超える物品や1万ユーロ相当額以上の現金など、申告が必要なものを持っている場合は、赤のレーンで申告手続きを行ないましょう。

到着ロビーへ出る

税関を通過すると到着ロビーに出ます。 空港から市内へ移動する前に、交通手段や現地での決済方法、スマートフォンの通信環境を確認しておくと安心です。

鉄道やバス、配車アプリを利用する場合は、チケット購入方法や支払い手段も併せて確認しておきましょう。


イタリアの入国をスムーズに進めるためのポイント

イタリアの入国をスムーズに進めるためのポイント

イタリアに入国する際、書類の不備や説明不足があると手続きに時間がかかる可能性があります。スムーズに入国審査を通過できるよう、出発前に準備を整えておきましょう。

必要書類を不備のないように準備する

必要書類を不備なく準備しておくことは欠かせません。まずはパスポートの有効期限を旅行前に必ず確認しましょう。

シェンゲン領域国からの出国予定日から3ヵ月以上の残存期間が必要です。期限が足りない場合、出発空港で搭乗を断られたり、入国審査で問題になったりする可能性があります。

また、観光や短期商用でビザが不要な場合でも、帰国便の航空券や宿泊先情報、滞在日程を確認されることがあります。

ホテルの予約確認書や旅行日程表は、スマートフォンだけでなく紙やPDFでも見せられるようにしておくと安心です。

今後はETIASの導入も予定されているため、渡航前に最新の入国条件を確認し、必要な手続きを済ませてから出発しましょう。

税関申告事項があれば事前にしっかりと申告する

イタリアへ入国する際に、免税範囲を超える物品や申告が必要な現金を持ち込む場合は、税関で正しく申告しましょう。注意したいのは、酒類・たばこ・高額品・1万ユーロ相当額以上の現金などです。

特に1万ユーロ以上の現金または現金に類するものを申告しなかった場合や、申告内容に誤り・不足があった場合は、行政上の差し押さえや行政罰の対象になります。

通常の旅行で使う身の回り品や、免税範囲内のお土産であれば申告不要なケースが多いですが、数量や金額によって扱いが変わります。

判断に迷う場合は、自己判断でそのまま通過せず、税関職員に確認しましょう。出発前に持ち込み品の内容をチェックし、必要に応じて購入明細やレシートを用意しておくと、税関で説明しやすくなります。

入国審査で想定できる質問に対してある程度準備しておく

イタリアの入国審査では、パスポートの確認に加えて、滞在目的や滞在日数、宿泊先、帰国予定などを質問される場合があります。

観光目的であれば、「観光で来たこと」「何日間滞在するか」「どの都市に滞在するか」を簡単に答えられるようにしておきましょう。

英語やイタリア語で長く説明する必要はありません。例えば、滞在目的を聞かれたら「Sightseeing(観光です)」、滞在日数を聞かれたら「For five days(5日間です)」、宿泊先を聞かれたら「I’m staying at ○○ Hotel(〇〇ホテルに滞在します)」のように、短く答えられれば十分です。

また、ホテルの予約確認書や帰国便の航空券、旅行日程表をすぐ提示できる状態にしておくことも大切です。口頭でうまく説明できない場合でも、書類や画面を見せれば滞在内容が伝わりやすくなります。


イタリアでの支払いをもっとお得にするならWise(ワイズ)カードもおすすめ

Wise image

イタリアでの旅行・留学・出張などでは、レストランやショッピングでの支払い、交通アプリの利用がユーロで決済できる手段があると便利です。

国際クレジットカードの利用を検討している方もいるかもしれませんが、カードによっては決済額に1.6%〜3.85%程度の国際事務手数料が上乗せされる場合があります。

そんな時に便利なのが、海外事務手数料が決済額に追加されないWise(ワイズ)カードです。Wise(ワイズ)カードを使えば、現地での支払いをよりお得に済ませることができます。

使い方は簡単! Wiseアカウントに日本円をチャージし、ユーロに両替しておくだけで、現地でいつでもその通貨を使って決済できます。

両替手数料もお得であり、場合によっては、銀行よりも2倍も手数料が節約できることも。

アカウント内に通貨がなくても、保有している他の通貨から自動で両替されるため、安心して支払いを完了できます。

現金が必要になった場合も、あらかじめアカウント内で通貨を両替しておけば、現地ATMからいつでも現金を引き出せます。(※)

Wiseカードは世界150か国以上での支払いに対応しており、上乗せコストのないリアルタイムの為替レートで決済できます。

カード発行手数料は1,200円のみで、年会費は無料です。また、デジタルカードもアカウント内で無料発行でき、オンラインショッピングやアプリ、Apple Payでの支払いに利用できます。

Wiseカードを活用して、海外旅行や海外滞在にかかるコストをお得に節約しましょう。

※ATMオーナーによっては、別途追加手数料が請求される場合があります。

Wise(ワイズ)カードを使ってみる 💳


まとめ:イタリア入国に必要なものを確認して安心して出発しよう

イタリアへ入国する際は、パスポートの残存期間やビザの要否、ETIASの導入状況などを事前に確認しておくことが大切です。

観光や短期商用での渡航ではビザが不要な場合も多いですが、入国審査で滞在目的や宿泊先、帰国予定を確認される可能性があります。

併せて、たばこや酒類などの免税範囲、税関申告が必要な持ち込み品も確認しておきましょう。

現地では、レストランやショッピング、交通アプリなどでユーロ決済が必要になる場面も多くあります。海外事務手数料を抑えて支払いたい方は、Wise(ワイズ)を活用し、イタリア旅行中の決済をお得に済ませましょう。


イタリアへの入国に関してよくある質問

特に初めてのイタリア旅行では、入国に関する疑問や不安も多いでしょう。ここでは、イタリアへの入国に関してよくある質問とその回答をまとめました。参考にしてください。

イタリアではいつからETIASが導入されますか?

2026年第4四半期から運用開始予定とされています。EU公式サイトでは、現時点で旅行者が行なう手続きは不要と案内されており、イタリアへ渡航する際にETIASの申請は必要ありません。

ETIASはビザではなく、シェンゲン協定加盟国などへ短期滞在目的で渡航する際に必要となる事前渡航認証制度です。運用開始後は、日本を含むビザ免除対象国の渡航者も、イタリアへ出発する前にオンラインで申請し、認証を取得する必要があります。

開始時期や手続きの詳細は今後変更される可能性もあるため、イタリア旅行を予定している方は、出発前にEUの公式サイトや外務省の案内で最新情報を確認しておきましょう。

日本のパスポートでもイタリア入国の際にビザ申請は必要ですか?

観光や短期の商用、知人訪問などを目的にイタリアへ渡航する場合、原則としてビザ申請は不要です。日本国籍の方は「過去180日間のうち最大90日以内」の短期滞在であれば、ビザなしで入国できます。

ただし、90日を超えて滞在する場合や、就労・留学・長期滞在などを目的とする場合は、事前にビザや滞在許可に関する手続きが必要になる可能性があります。また、ビザが不要な短期滞在でも、残存期間の十分なパスポートの用意に加え、入国審査で確認される滞在目的、宿泊先、帰国予定を答えられるようにしておくなどの準備は必要です。

イタリアに入国するときに必要となる書類はありますか?

イタリアに入国する際は、まず有効なパスポートが不可欠です。パスポートの残存期間はシェンゲン領域国からの出国予定日から3ヵ月以上必要です。日本国籍の方が観光や短期商用などを目的に90日以内で滞在する場合、ビザは原則必要ありません。

また、入国審査では滞在目的や滞在期間、宿泊先、帰国予定を確認される場合があります。そのため、帰国便または第三国へ出国する航空券、ホテルの予約確認書、旅行日程表などをすぐ提示できるようにしておくと安心です。

イタリアへの入国には入国カードを記載する必要はありますか?

日本国籍の方が観光や短期商用などを目的にイタリアへ入国する場合、通常、入国カードや出入国カードは必要ありません。イタリアでは、入国審査時にパスポートを提示し、必要に応じて滞在目的や滞在日数、宿泊先、帰国予定などを確認される流れが一般的です。

ただし、経由地や航空会社、渡航時期によって必要な手続きが変わる可能性もあります。出発前に航空会社やイタリア当局の案内を確認しておきましょう。

ETIASは日本人も申請する必要はありますか?

ETIASの運用が開始されたあとは、日本人も申請が必要になります。

ETIASは、イタリアを含むシェンゲン協定加盟国などへ短期滞在目的で渡航する、ビザ免除対象国の渡航者に求められる事前渡航認証制度です。日本はビザ免除対象国に含まれるため、観光や短期商用などでイタリアへ渡航する場合も、制度開始後は出発前にETIASを申請する必要があります。

2026年6月時点ではまだETIASの運用は始まっていないため、日本人がイタリアへ渡航する際にETIASを申請する必要はありません。開始時期は変更される可能性もあるため、旅行前にはEU公式サイトや外務省の案内で最新情報を確認しておきましょう。

wise card banner
wise card banner

※本記事の情報は2026年6月15日時点の情報を参照しています。そのため、この内容が正確または、最新であることを表明または保証しません。また、本記事の内容は、あくまで参考情報として作成されています。専門的な意見・アドバイスが必要とされる場合、ご利用のサービスプロバイダーやその他の専門家にお問い合わせください。


ソース
  1. 外務省海外安全情報
  2. European Union - EES / ETIAS
  3. Entering Italy | Polizia di Stato
  4. イタリアの入国情報!入国審査や税関の手続き・必要書類を解説 | NEWT(ニュート)
  5. ADM Carta Doganaledel ViaggiatoreINFORMAZIONI UTILI AL VIAGGIATORE
  6. Documents needed to travel to Italy - Italia.it
  7. Rules for carrying alcohol and tobacco in the EU and leaving and entering the EU - Your Europe

*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



当社は明示的または黙示的にかかわらず、この内容が正確、完全または最新であることを表明または保証しません。

国境のない金融

詳しくはこちら
旅行の役立つ情報

ミラノの地下鉄はどう乗る?便利なタッチ決済の使い方・注意点を解説

この記事では、ミラノの地下鉄を初めて利用する方に向けて、路線や料金体系といった基本情報や便利なタッチ決済の使い方、乗車時の注意点を解説。さらに、記事の後半ではイタリア滞在中の支払いに便利なサービス「Wise」についてもご紹介します。

Hikaru Osaka
2026年2月23日 12分で読めます

役立つ情報、ニュース、お知らせ