100万円以上の振込にかかる手数料とは?三井住友銀行や三菱UFJなど主要銀行の手数料まとめ
みずほ銀行やゆうちょなど大手銀行の100万円以上の送金にかかる振込手数料を一挙にまとめてご紹介します。
各種チケットやブランドの買取・販売でお馴染みの大黒屋は、外貨両替でも実績があり、海外送金が可能です。ウエスタンユニオンと提携した大黒屋の店舗から、世界200以上の国および地域にある40万ヶ所のウエスタンユニオン取扱店へ送金できます。土日休日も開いているので、平日時間が取れない人には嬉しいですね。また、送金・受け取り共に現金で行われます。
銀行口座送金をしたい人、またより良いレートで海外送金をしたい人は、海外送金に特化したWise(ワイズ)などを検討すると良いかもしれません。
海外送金は、サービスによって、方法やかかる費用が大きく異なりますので、事前に調べることが重要です。
プロバイダ | 送金手数料 | 為替レート | 合計費用 |
---|---|---|---|
大黒屋(ウエスタンユニオン) | 3,000円 | ウエスタンユニオンが定める独自の為替レート | 3,000円+為替レートに含まれる為替手数料 |
Wise | 646円 | リアルレート(Googleなどで見つかるものと同じ) | 646円 |
大黒屋の海外送金サービスは、Wiseと比べると手数料が高いことがわかります。しかし、さらに注目すべきは、為替レートです。大黒屋が提携しているウエスタンユニオンではリアルレートではなく独自のレートを使用しており、送金手数料以外にも追加費用がかかっています。
下記で詳しく大黒屋の海外送金手数料・レート、海外送金方法について見ていきます。
(大黒屋 ソース 2019年1月)
大黒屋の海外送金手数料は、送り先の国と送金額によって決まります。特定の14カ国に送金する場合、手数料は安くなります。
※特定の14カ国(インド、インドネシア、韓国、スリランカ、タイ、中国、ミャンマー、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、ブラジル、ベトナム、ペルー、ネパール)
送金額 | 特定の14カ国(※)に送金する場合の海外送金手数料 | それ以外の国に送金する場合の海外送金手数料 |
---|---|---|
1~10,000円 | 990円 | 990円 |
10,001~50,000円 | 1,500円 | 1,500円 |
50,001~100,000円 | 2,000円 | 3,000円 |
100,001~250,000円 | 3,000円 | 5,000円 |
250,001~500,000円 | 5,000円 | 7,000円 |
500,001~1,000,000円 | 6,000円 | 9,000円 |
大黒屋・ウエスタンユニオンでは、銀行で海外送金する時にかかる中継銀行手数料・受け取り銀行手数料などがかからないので、銀行よりも安い場合が多いです。
しかし、大黒屋・ウエスタンユニオンが使用する為替レートには、銀行と同じく、所定の為替手数料が含まれていることに注意しなければいけません。
(大黒屋 ソース 2019年1月)
大黒屋で送金をする時に使う為替レートは、Googleなどで検索できるリアルレートではありません。金融機関の為替レートは、外貨の売り(TTS)と外貨の買い(TTB)の中間の価格である仲値(TTM)をベースに設定しています。仲値は、日本時間の朝9時55分の為替レートを参考に、各金融機関が朝10時に決定し、その日一日固定されます。そこに手数料を上乗せしたものが、海外送金に使われるレートです。
ウエスタンユニオンも独自の為替手数料を上乗せした為替レート(非公開)を使用しています。
Wiseはリアルレートを使用している海外送金サービスです。日本円10万円をアメリカに送金する場合の大黒屋とWiseの送金シミュレーションを以下で見てみましょう。
プロバイダー | 送金手数料 | 為替レート | 合計費用 | 受取人が受け取る額 |
---|---|---|---|---|
大黒屋(ウエスタンユニオン) | 3,000円 | ウエスタンユニオンが定める独自の為替レート | 3,000円+ウエスタンユニオンが定める独自の為替手数料 | 881.08ドル |
Wise | 646円 | リアルレート(Googleなどで見つかるものと同じ) | 646円 | 906.70ドル |
(ウエスタンユニオン 2019年1月30日時点でのシミュレーション)
大黒屋の方が送金手数料が高い上に、受取人が受け取る額が少ないことがわかります。受け取る額が少なくなるのは、大黒屋(ウエスタンユニオン)とWiseが使用する為替レートの違いによるものです。
特に高額送金を行う場合、Wiseのようにより良いレートを提供する海外送金サービスを使うといいでしょう。
(ウエスタンユニオン ソース 2019年1月)
大黒屋で海外送金をするには、ウエスタンユニオンと提携した大黒屋の店舗に来店して送金依頼書に記入します。詳しい流れをご紹介します。
(提携店舗はこちら)
日本の運転免許証、パスポート(住所が記載されているもの)、在留カード(外国籍で日本に居住している場合)、住民企保台帳カード、身体障害者手帳、各種健康保険証、など。
健康保険証を利用する場合は、以下の補足資料(すべて発行から6カ月以内のもの)の中からひとつ追加します。国税・地方税・自動車税の領収書、住民票、印鑑証明書。
マイナンバーを証明できる書類(原本)を提出
送金依頼書を記入
店舗にある送金依頼書を記入します。
送金金額と手数料を日本円で支払い、送金依頼書の控えを受けとります。控えに記載されている送金管理番号(MTCN)は、送金状況の確認に使いますのでなくさないようにしましょう。
送金の受取人に、送金人の名前・金額・送金管理番号(MTCN)・送金元の国を伝えます。この情報は受け取りの際に必要になりますので、受取人以外には絶対に教えないようにします。
では、自分が大黒屋で海外送金を受け取りたい場合はどうすればいいのでしょうか?受取方法は以下になります。
送金人から必要な情報を確認して、オンラインや電話で送金の状況を確認します。
受け取りに必要な以下の情報を忘れずに持参してください。
送金人の氏名、 送金元の国、おおよその送金金額、取引番号(MTCN)、本人確認書類
送金依頼書の受け取り欄に記入し、本人確認書類と一緒に窓口に提出します。送金内容と持参した情報が一致していれば、その場で現金と取引控えを受け取ることができます。
ワイズは、ネットで簡単に海外送金できるオンラインサービスです。
銀行で海外送金をする場合には高い手数料がかかります。さらに、為替レートに含まれる隠れた手数料を知らないうちに支払っていることがあります。ワイズでは、安価な手数料とリアルレートで両替をしますので、銀行よりも最大8倍安い手数料で海外送金をすることができます。
そして、ワイズが他の銀行や海外送金プロバイダと違うところは、海外送金の仕組みです。通常、海外送金をする時は、送金元の銀行と受け取り銀行とは提携がないことがほとんどです。そのため、その2行間を取り次ぐ中継銀行が必要です。中継銀行が多いほど時間も手数料も余計にかかるので、海外送金は高い手数料と長い送金時間がかかってしまいます。
一方、ワイズは世界中に銀行口座を持ち、独自のネットワークを構築しています。例えば、日本からアメリカに送金する場合は、日本の送金人がワイズの日本口座に入金をします。そうすると、アメリカのワイズの口座から送金先へドルが振り込まれます。このようなシステムにより、よりすばやくより安い手数料で送金ができるのです。実際にかかる各国への海外送金日数も紹介していますので、確認してみてください。
ワイズは、関東財務局へ資金移動業者として正式に登録済みです。また、利用者は世界中で400万人を超えており、毎月の送金額は30億ポンド(日本円で約4160億円)を上回ります。
まずは、ワイズで海外送金をするとどのくらい手数料がお得になるのか、海外送金シミュレーションしてみてはいかがでしょうか?Wiseが本当に一番安い海外送金の方法かどうか、他のサービスとの比較も行なっていますので、確認してみてくださいね。
大黒屋での海外送金でご不明な点がある場合は、以下のウエスタンユニオンにお問い合わせをお願いいたします。
日本国内から:0034-800-400-733
海外から:+61-2-9226-9554
受付時間:日本語対応は月-日曜日10:00 - 19:00、英語は24時間対応
大黒屋やワイズなどの海外送金サービスをしっかり比較した上で、不明点のない状態で海外送金ができるといいですね。
(大黒屋 ソース 2019年1月)
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*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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