【タイ移住ガイド】ビザ条件・物価、生活費などまるごと解説!
タイ移住を考える前に知っておきたいビザの条件や物価、生活費などを丸ごと解説!さらにタイ現地で就職するためのコツも紹介しています。移住の際に必ず必要になる海外送金のコストを抑える方法も学べますよ。
この記事ではタイで銀行口座を開設する際の必要書類や手順を開設します。
タイ現地での就職や留学の際には口座を開くことは可能ですが、一般の観光客がタイで自由に銀行口座を開くことは難しくなってきました。しかし観光客でも口座を開ける可能性もあります。
留学、就職、ロングステイする予定の方も本記事を読めばタイの銀行口座開設の具体的な方法が分かります。
タイの銀行口座開設を考えている人は、日本からタイへの送金の機会もあるかもしれません。海外送金に特化したWiseを使うと、為替手数料が含まれない実際の為替レートでお得に送金ができます。
例:日本の口座からタイの口座へ10万円を送金する(中継銀行手数料を送金人が負担する場合)
銀行/プロバイダ | 送金手数料 | 為替レート | 合計コスト | 受取概算額 |
---|---|---|---|---|
三井住友銀行SMBCダイレクト | 3500円 | 三井住友銀行が定める為替手数料が上乗せされた為替レート | 3500円+為替手数料 | 27415.65THB |
楽天銀行 | 1750円 | 楽天銀行が定める為替手数料が上乗せされた為替レート | 1750円+為替手数料 | 27893.15THB |
Wise | 370円+0.82% | 実際の為替レート | 1180円 | 28747.03THB |
(2019年5月28日11:47シミュレーション)
同じ10万円を元手にタイに送金しても、受取概算額がプロバイダによって異なることがわかるかと思います。
三井住友銀行や楽天銀行などが独自の為替手数料を上乗せしたレートを使用するのに対し、Wiseは実際の為替レートを使用しています。海外送金時には、なるべくお得に送金するために、各社の為替レートを比較してみましょう。
では、タイの銀行口座開設について、詳しく見ていきましょう。
外国人もタイの銀行口座を開設することは可能です。しかし近年ではマネーロンダリング対策もあり一般観光客が現地で口座を開くことは難しくなっています。
留学・就労ビザ・リタイアメントビザ、ワークパミットなど保有している場合は可能でも、一般の観光客の口座開設は難しいです。タイ最大手のバンコク銀行の日本語サイトにも「旅行者のお客様は、原則として口座を開設いただくことはできません。」という文言があります。¹
では就職・留学以外でタイの銀行口座を開くことは全く不可能かといえば、そんなこともありません。
例えば三菱UFJ銀行傘下のクルンスィ銀行(アユタヤ銀行)では、機能に制限はありますが旅行者の口座開設を受けつけています。ただしATMからの預入ができなかったり、利子が付かないなど機能が制限されています。また住所がホテルでは開けないので、郵便物を受け取ることができる住所が必要です。²(2019年5月現在)
タイの銀行の窓口に出向く
窓口の人に口座を開く旨を伝える(英語は通じます)
窓口の担当者の指示に従い必要書類を渡し手続きをすすめる
以上です。窓口担当者から必要な書類の提出と記入用紙を手渡され言う通りに手続きをすれば口座を開設できます。タイの銀行員、特に首都バンコクでは英語でのコミュニケーションで問題はないでしょう。一般の旅行者の場合は多くの銀行で口座開設はできない旨を伝えられる可能性が高いです。
銀行によって口座開設に必要な書類は異なるため最終的には現地の行員から要求されますが
バンコク銀行では
パスポート
労働許可証(現地で就労している場合)
労働許可証がない場合、長期滞在ビザ(Non-Immigrant B, ED, O, O-A 等)
とされています。³他の銀行でも求められる書類は概ね変わりません。
タイ在住の場合は住んでいるところを証明できるものがあると口座開設がスムーズに進みます。例えば水道料や電気代のレシートなどが住所確認できるものがあると証明しやすいため口座開設のときに持っていくと良いでしょう。
タイの銀行口座を開くには原則、現地まで行く必要があります。パスポートや労働許可証、またはビザなどの必要な書類を持参しましょう。
例外は三菱UFJ傘下のクルンスィ銀行の場合です。対象となる人は、長期滞在ビザを持っている人のみです(旅行者は不可⁴)。国内にいる間に口座開設の申込を三菱UFJ銀行に取り次いでもらうことができます。口座仮開設の90日以内にタイ現地にあるアユタヤ銀行の取引店にて長期滞在ビザ(Non-Immigrant B, ED, O, O-A 等)の提示が求められます。またこのサービスは三菱UFJ銀行の口座をもっている人のみ利用可能です。⁵
タイの銀行口座の種類は一般的に
普通預金口座
当座預金口座
外貨預金口座
などがあります。普通預金口座は一般的な利息を受け取ることができる口座です。当座預金は利息がつかない代わりに小切手を利用できます。外貨預金口座はマルチカレンシー口座です。銀行によって取り扱い口座は異なりますが日本円・米ドル・ユーロ・英ポンド・香港ドル・スイスフラン・豪ドル・NZドルなどの主要通貨の取り扱いがあります。⁶⁷
タイの銀行口座の手数料が一般的にどの程度かかるか気になる人も多いのではないでしょうか。タイの銀行の一般的な手数料の目安をご紹介します。
タイの銀行では決められた最低預入金を下回ると口座維持費が発生します。口座維持費は銀行や口座によって変わってきますが一般的な普通預金口座ならば2,000バーツを下回ると月に50バーツの維持費が発生します。一般の普通口座であれば日本円にして約10,000円ほど預けておけば口座維持費をかけずに口座をもてます。
ATMの手数料は基本的にはタイ国内で残高照会や引き出しをしてもほとんど無料です。銀行によって細かいルールは異なるものの引き出し・残高照会の手数料が発生することは稀です。ただし送金については県をまたいだり大きな金額を動かす場合は若干の手数料が発生することもあります。⁸
日本からVISAやMasterCardなど国際キャッシュカードを持って行って日本の円をタイバーツに両替し引き出すことができます。ただし比較的高額なATM手数料が発生するため(大手バンコク銀行の場合は220バーツ:日本円で700円以上)頻繁に利用すると手数料がかさむので、注意が必要です。
【タイから日本へ】
タイから海外送金する場合、2つのケースがあります。送金人が、送金手数料のみ払う場合と、送金人が送金手数料および受け取り銀行手数料を払う場合です。
例えばバンコク銀行を例にしてみると⁹
送金手数料のみ払う場合:400バーツ
送金手数料および受け取り銀行手数料を払う場合:400バーツ+送金額の0.05%(最低2,100バーツ)
です。ここで注意が必要なのは、受け取り銀行にて、先に支払った以上の受け取り銀行手数料がかかった場合、送金額からその分が差し引かれます。
【日本からタイへ】
また、日本からタイへ海外送金する機会もあるかもしれません。タイから送る場合の送金手数料に比べると、日本からの海外送金は比較的高額です。一般的な銀行では、送金手数料だけで5000円以上かかることも。
さらに、銀行や多くの海外送金プロバイダは海外送金を行う際、為替市場によって定められた仲値に為替手数料を上乗せした独自レートを採用しています。
例えば、リアルレートを使用するWiseのレートは、1円=0.29090バーツ(1バーツ=約3.44円)ですが、為替手数料を含む三井住友銀行のレートは1円=0.28410バーツ(1バーツ=約3.52円)、楽天銀行のレートは1円=0.28390バーツ(1バーツ=約3.52円)となります。(2019年5月28日11:47時点)
具体的な例を見てみると、日本からタイへ50万円送金する場合、Wiseのレートでは50万円は145,450バーツに相当しますが、三井住友銀行、楽天銀行では、それぞれ142,050バーツ、141,950バーツと送金額自体が目減りしてしまいます。
こうしたレートに上乗せされた為替手数料は、送金手数料とは別にかかる、「隠れコスト」と言えます。
実際の為替レートで海外送金を行いたい人にはWiseが選択肢となるかもしれません。国内送金を活用した新しい送金システムによって、
といった特徴があります。
Wiseの国際送金シミュレーションから、日本の口座からタイの口座への海外送金をどれだけ安く済ませることができるか見てみましょう。
日本人が多数、口座を開設している銀行は日本人への対応も慣れているため、おすすめです。日本人顧客が伝統的に多い銀行は日本語のヘルプデスクやホームページもあります。以下、タイのおすすめ銀行を4つ紹介します。
バンコク銀行はタイ最大手の銀行です。約1200もの支店がありタイ国内でも支店・ATMでも見つけやすいでしょう。バンコクのビジネス街のシーロムには日本語対応のデスクもあります。日本語のホームページもあり日本にも支店があります。
タイ最大手の銀行の安心感
日本語対応デスクがシーロムにある
支店もタイ全土に1200ほど。
ATMもバンコクを中心にタイ全土にある
クルンシィ銀行はタイ現地の呼び名です。日本では旧アユタヤ銀行の名前で親しまれています。クルンシィ銀行は2013年から日本の三菱UFJフィナンシャルグループの傘下になりました。そのため日本語のコールセンターやヘルプデスクが充実しています。タイの主要銀行が
旅行者の口座開設が難しくなっている中、旅行者も口座開設も可能です。
本の三菱UFJフィナンシャルグループの傘下なので、日本人にも安心感がある
日本語対応デスクが複数。バンコクの日本人街近くショッピングモール(エム・クォーティエ)にもデスクあり。
日本人の旅行者(非居住者)でも、機能が制限された口座なら開くことができる
規模も大きく支店も約700。ATMの数も十分
カシコン銀行はタイの農業銀行。タイでは4位の規模です。かつては日本語のホームページもあり、タイ在住の日本人には馴染みのある銀行のひとつです。
かつて日本語のホームページがあり日本人でカシコン銀行を利用している人が多い
タイで4位の規模の銀行のため支店・ATMが豊富(支店1031 ATM9270台)
タイ王室系の商業銀行です。タイの銀行の規模としては3位です。日本語対応は十分ではありませんが支店数も多く空港やバンコク市内で見かけることも多い銀行です。特に日本人向けに日本語サービスなどはありませんが、みずほ銀行と提携することが発表されており今後に注目です。
タイの王室系の歴史のある商業銀行
タイ3位の規模の銀行で支店数やATMの数も十分
今後みずほ銀行との提携で日本人に使いやすくなるかどうか注目
タイに住みながらも海外に仕事先があったり、海外とのお金のやりとりが多い人の場合、複数の通貨の管理が必要になることがあります。そんな人におすすめなのが、40以上の通貨をアカウント1つで管理できるWiseのボーダーレス口座です。
米ドル、ユーロ、英ポンド、ニュージランドドル、オーストラリアドルは、手数料無料でボーダーレス口座に送金を受け取ることも可能です。送金側にも手数料はかかりません。
ボーダーレス口座の開設や口座維持費は無料なので、気軽に開設することができます。「複数の通貨を同時に管理したい!」と思う人がいれば、Wiseのボーダーレス口座をチェックしてみてください。
現地での就職や留学、ロングステイなどでビザや労働許可証があればタイで銀行口座を開設することができます。しかし一般の観光客がタイで銀行口座を開くことは近年、難しいのが現状です。しかし三菱UFJグループ傘下のクルンシィ銀行(アユタヤ銀行)では日本人旅行者の口座開設を受けつけているなど例外もあります。
また、タイ移住後は、海外送金の機会も多いかと思います。Wiseは実際の為替レートと割安な送金手数料で海外送金サービスを提供しています。日本の口座からタイの口座への送金の際におすすめです。
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*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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タイ移住を考える前に知っておきたいビザの条件や物価、生活費などを丸ごと解説!さらにタイ現地で就職するためのコツも紹介しています。移住の際に必ず必要になる海外送金のコストを抑える方法も学べますよ。