韓国旅行の注意点を徹底解説!初めての方が知っておきたい治安・防犯対策
この記事では、韓国旅行で犯罪に巻き込まれないようにするために、韓国の最新の治安情報や旅行者が巻き込まれやすいトラブル事例、治安の悪いエリア・良いエリアなどについて解説します。
韓国での移動には、地下鉄やタクシーだけでなくバスも便利です。バスは狭い路地までカバーしているうえに料金も手頃なため、旅の選択肢を広げてくれます。
この記事では韓国のバスの種類や料金、知っておくと便利なスマートフォンアプリ、乗り降りする際の注意点など、バスを使いこなすために必要な情報を解説します。
記事の最後には低い手数料とお得な為替レートでの韓国ウォンへの両替、韓国現地での決済に役立つWise(ワイズ)についてもご紹介してます。Wiseアカウント内で日本円を韓国ウォンにあらかじめ両替しておくことで、韓国旅行での決済やATMからの現金引き出しを低いコストで実現できます。ぜひ、Wiseについて確認してみてください。
円(JPY)から韓国ウォン(KRW)に両替した時の現在のレート(by Wise)🇰🇷
| 目次 🔖 |
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韓国では、さまざまな公共交通機関が整備されています。また、支払方法はキャッシュレス決済が浸透しており、交通系ICカードの利用が一般的です。
おもな移動手段としては、地下鉄、バス、タクシー、KTX(韓国高速鉄道)があります。
ソウルや釜山、大邱など、主要都市を中心に広範囲に路線が張り巡らされています。時間に正確で信頼性が高く、料金も安いため安心して利用できる交通手段です。
地下鉄の駅から離れた場所に行く際に便利です。渋滞の影響を受ける可能性もありますが、バス専用レーンがある道路ではスムーズに移動できることが多いでしょう。地下鉄と同様に手頃な料金である点も魅力です。
24時間いつでも利用でき、日本に比べて料金が安いのが特徴です。なかには日本語や英語などを話せるドライバーもいます。乗車料金は、初乗り料金と走行距離に応じた加算によって決まります。
ソウルから釜山や東大邱などほかの都市に移動する際に便利です。最高速度は330kmで、快適かつスピーディーに移動できます。1

韓国には、役割ごとに色分けされた複数種類のバスが運行しています。ソウルを走るバスの種類と色、その特徴は以下のとおりです。
なお、釜山では、市内バスは水色、マウルバスは緑色、急行バスは赤色、空港リムジンバスは白色と色分けされています。
ソウルの郊外と都心部・副都心部を結ぶ、3桁の番号が付いた路線バスです。幹線道路や地下鉄駅沿いを運行する最も一般的なバスで、主要エリアへの移動にも便利です。路線は長いですが、広域バスのように都市をまたぐことはありません。
幹線バスの停留所や地下鉄駅への移動をスムーズにするために運行されている、4桁の番号が付いた短距離路線バスです。幹線バスとは異なり、地域内の細かな移動が可能となります。
幹線バスや支線バスではカバーできないさらに細かな地域を循環する、2桁の番号が付いた小型路線バスです。1つの区内や地域内を走るため停留所の間隔が短く、住宅地も運行ルートに含まれています。
ソウル市内と京畿道や仁川など近隣都市を結ぶ長距離路線バスです。通勤や地下鉄の代替手段としても利用されています。
23時頃~翌朝5時頃の間に運行するバスで、韓国語でフクロウを意味する「オルペミバス」とも呼ばれています。ソウル市内に14路線あり、1路線当たり25~45分間隔で運行しています。

韓国のバス料金は、以下のように年齢別で一律となっています。2
| 一般 | 青少年 | 子ども | |
|---|---|---|---|
| 幹線バス(青) | 1,500(1,500)ウォン | 1,000(900)ウォン | 550(550)ウォン |
| 支線バス(緑) | 1,500(1,500)ウォン | 1,000(900)ウォン | 550(550)ウォン |
| マウルバス(緑) | 1,200(1,200)ウォン | 600(600)ウォン | 400(400)ウォン |
| 広域バス・急行バス(赤) | 3,000(3,000)ウォン | 1,800(1,700)ウォン | 1,500(1,500)ウォン |
| 深夜バス(青) | 2,500(2,500)ウォン | 1,800(1,600)ウォン | 1,400(1,400)ウォン |
※大人: 満19歳以上、青少年:満12歳~18歳、子ども: 満6歳~12歳
※現金での料金と()内は交通カード利用時の料金
※2025年10月8日の情報です。
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韓国では、一部でGoogleマップを利用できない場所があります。韓国でのバス移動をより円滑に行なうためには、現地のスマートフォンアプリを活用するのがおすすめです。
また、韓国では多くの場所で無料Wi-Fiを利用できるため、事前にアプリを準備しておけば、現地の情報を確認しながらスムーズに移動できます。
ここでは、韓国のバスや路線図の確認に役立つアプリを厳選して紹介します。
「Naver Map(ネイバーマップ)」は、韓国の検索エンジン大手であるNaverが提供する地図アプリで、日本語にも対応しています。
韓国の施設情報や交通状況を随時表示しており、バス・地下鉄・徒歩・自転車での最適なルートを検索できます。また、バスの路線や番号、運行情報を確認する際にも便利です。
アプリのホーム画面の上部にある検索窓に目的地を入力すると、検索結果の一覧が表示されます。その結果のなかから目的地を選び、「出発」または「到着」をタップして移動方法を選択するとルートが表示されます。最初に設定画面で日本語に言語設定しておくとスムーズです。
「Kakao Map(カカオマップ)」は韓国の大手IT企業のKakaoが提供する地図アプリです。Naver Mapと同様に、バス・地下鉄・徒歩・自転車でのルート検索に対応しており、バス番号や停留所名、所要時間、料金などを詳しく確認できます。
ルートは、アプリのホーム画面にある検索窓に目的地を入力し、検索結果の一覧から移動方法を選択すると表示されます。日本語には対応していないため、韓国語での入力が必要です。
KakaoBus (カカオバス) は韓国全土のバスの時刻表や到着予測時間、車両番号などをリアルタイムで確認できるバス専用アプリです。出発や到着時刻を知らせるアラーム機能もあり、土地勘がない方も安心してバスを利用できます。
Papago(パパゴ) はNAVERの無料のAI翻訳アプリです。日本語と韓国語を高い精度で相互翻訳します。
道に迷ったときや、バスの路線について現地の人に尋ねたいときなどのコミュニケーションツールとして役立ちます。
Klook(クルック) は世界各地のチケットやツアー、ホテル、eSIM、交通機関などを予約できるアプリです。運営は香港に本社を置く「Klook Travel Technology Limited」が行なっています。
日本語に対応しており、スマートフォン一台で予約から利用まで完結するため韓国旅行がより便利になるでしょう。空港への高速バスなど、特別な目的地に向かう際にも役立ちます。
KKday(ケーケーデイ) は、チケットやツアー、ホテル、eSIM、レンタルWi-Fi、交通機関などを予約できるアプリです。スマートフォン一台で予約から利用までスムーズに行なうことができます。
先ほど紹介した「Klook」と似ていますが、取扱い商品や料金など、細かな点に違いがあるため、目的地に応じて比較して選ぶのがおすすめです。
運営は、台湾に本社を置く「株式会社KKDAY JAPAN」が担っています。
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韓国ではキャッシュレス化が進んでおり、一部のバスでは現金が使用できないこともあります。そのため、公共交通機関で利用できるカードを準備しておくと安心です。ここでは、韓国のバスでの支払いにおすすめのカードを3種類紹介します。
T-moneyカード(ティーマネーカード) は韓国の交通系ICカードです。日本のSuicaやPASMOと同様に、公共交通機関での支払いだけでなく、一部ショッピングでも利用できます。
利用する際は、以下の場所で購入し、チャージする必要があります。
チャージは、現地の地下鉄駅構内にある券売機や、コンビニなどで簡単に行なうことができます。ただし、2025年10月現在はクレジットカードやスマートフォン決済でのチャージに対応していないため、現金が必要です。
| 関連ページ 💡 Tmoneyカード:入手方法・空港購入・デザイン一覧・払い戻し・チャージ方法 |
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NAMANEカード(ナマネカード) は公共交通機関での運賃支払いに加え、コンビニ、カフェ、ショッピングモールなど幅広い店舗で利用できるプリペイド式カードです。
公共交通機関などで利用できる「交通残高」と、実店舗で利用できる「PAY残高」の2種類のウォレットがあり、専用アプリで残高の確認や相互移行ができます。
また、アプリ上でデザイン設定を行なうことで、カードに好みの画像をプリントできるのも魅力です。
利用するには、現地のカード券売機「キオスク」でカードを購入・発行したあと、アプリと連携させる必要があります。キオスクはソウルの地下鉄駅やホテル、空港など多くの場所に設置されているため、カードの入手は渡航直後でも可能です。
チャージはキオスクやアプリから行なえます。キオスクでは現金のほか、日本のクレジットカードでのチャージも可能です。アプリを利用すれば、クレジットカードによるその場でのチャージや、CUコンビニでの現金入金にも対応しています。ただし、日本のクレジットカードを利用する場合は別途手数料が発生します。
WOWPASSカード(ワオパスカード) は、公共交通機関で利用できるT-money機能と、プリペイド決済機能を兼ね備えたカードです。Amazonで購入するか、韓国の空港やコンビニ、地下鉄駅などに設置された無人機「WOW EXCHANGE」で発行したあと、専用アプリで有効化することで利用できます。
大きな特徴は、WOW EXCHANGEで日本円をそのままチャージできる点です。手数料がかからず、優遇レートで韓国ウォンに両替してチャージするため、事前に両替する手間を省きつつ、お得に韓国旅行を楽しめます。
このほか、手数料は発生しますが、アプリからクレジットカードでのチャージも可能です。
なお、T-money残高へのチャージには日本円やクレジットカードは使用できません。WOWPASSを公共交通機関で利用する場合は、地下鉄駅やコンビニで韓国ウォンをチャージするか、アプリでWOWPASS残高から移行する必要があります。
| 関連ページ 💡 WOWPASS(ワオパス)の両替方法とレートは?気になる手数料と注意点も解説 |
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韓国のバスに乗車する際には、独自の習慣やルールを知っておくと安心です。ここでは、「マナー」「混雑時間」「スムーズに乗り降りするための注意点」の3つの観点から、覚えておきたいポイントを紹介します。
韓国のバス車内では、軽い衝撃でもこぼれる可能性がある容器の飲み物や、包装されていない食べ物の持ち込みが禁止されています。これは車内を清潔に保ち、ほかの乗客への配慮を目的としたルールで、守らない場合は乗車を断られることもあります。
バスを利用する際は、乗車前に飲食を済ませるか、密閉できる容器に移し替えておくと安心です。
朝や夕方の通勤・通学ラッシュの時間帯はバスが大変混み合います。
ソウル市内の停留所にある電光掲示板では、到着予定のバス(幹線・支線・循環)の混雑度を「余裕」「普通」「混雑」の3段階で表示しています。
ラッシュの時間帯にバスを利用する場合は、この表示を参考に比較的空いているバスを選ぶのがおすすめです。
バスの乗り降りの流れは以下のとおりです。日本とは異なる点もあるためよく覚えておきましょう。
停留所でバスを待つ
バス停に着いたらまずは、停車するバスの番号と、自分が乗車したいバスの番号が合っているかを電光掲示板で確認しましょう。韓国のバスは乗り降りする人がいないと止まらないことがあるため、到着予定時刻が近づいたら立ち上がって待ちます。
バスに乗車する
バスが来たら、前面に大きく表示されている番号を確認し、目的のバスかどうかを確かめましょう。韓国のバスは前方の扉から乗車するのが一般的ですが、混雑時は後方の扉からも乗車できることがあります。
乗車したら、カードか現金で運賃を支払います。
バスから降りる
目的のバス停の1つ前を過ぎたら、ブザーを押して運転手に知らせましょう。車内アナウンスでは1つ先と2つ先のバス停が案内されるため、降り間違いに注意してください。
アナウンスは基本的に韓国語ですが、英語に対応している路線もあります。不安がある場合は、地図アプリで現在地と目的地を確認しながら乗るのがおすすめです。
目的のバス停に到着したら、現金払いの場合はそのまま降車します。カード払いの場合は、忘れずに機械へタッチしてから降りましょう。

韓国旅行中の支払いには年会費無料で利用できる「Wise(ワイズ)デビットカード」がおすすめです。事前にWiseアカウントへ日本円を韓国ウォンに両替してチャージしておけば、コンビニやカフェ、ショッピングなど現地でのさまざまな支払いに利用できます。
【Wiseデビットカードの特徴】
一番の大きな魅力は、リアルタイムの為替レートで決済・両替できることです。一般的なクレジットカードなどでは両替するときに上乗せ手数料が加算されますが、Wiseではそのままのレートで取引できます。
また、外貨での決済時に支払い額に追加される手数料である「事務手数料」も低く、銀行の最大3分の1程度に抑えられる場合もあります。カードの発行には1,200円の手数料がかかりますが、年会費や月額手数料は一切かからず、アカウント開設も全てオンラインで完結します。
Wiseデビットカードは韓国の公共交通機関で直接利用することはできませんが、お得なレートで両替した韓国ウォンを引き出し、交通系ICカードへのチャージに使用できます。しかし、コンビニやカフェ、電車・地下鉄など幅広い場所でも使えるため、韓国旅行全体を通して安心してキャッシュレス決済ができます。
韓国旅行をより快適に楽しみたい方は、ぜひWiseデビットカードをご活用ください。
韓国では、バスを上手に活用すると地下鉄では行けない場所にもアクセスしやすくなり、旅の自由度が上がります。
ソウル市内を走るバスは幹線バス(青)、支線バス(緑)、マウルバス(緑)、広域バス・急行バス(赤)、深夜バス(青)とあり、それぞれ運行するエリアや役割が異なります。特徴を把握したうえで使い分けるのがおすすめです。
バス料金の支払いには、T-moneyやNAMANEカード、WOWPASSカードといった公共交通機関で使用できるカードが便利です。また、Naver MapやKakao Map、KakaoBusといった現地の地図や公共交通機関の運行状況などを確認できるスマートフォンアプリを活用するとよりスムーズに移動できます。
さらに韓国旅行での支払いをよりお得にするなら、Wise(ワイズ)デビットカードの利用がおすすめです。Wiseデビットカードなら、上乗せ手数料のない為替レートで日本円から韓国ウォンへ両替でき、海外利用手数料をかけずに現地決済できます。
これらのツールやサービスを活用して、韓国旅行をより快適にお楽しみください。
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ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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