ベトナムのコンセントや電圧事情を解説!変換プラグや変圧器の有無まで
旅行や留学などでベトナムを訪問する際は、日本と電圧やコンセントタイプが異なるため、変圧器や変換プラグが必要になります。この記事では旅行や出張前に知っておきたいベトナムの電圧やコンセント事情についてお伝えします。
ベトナムで銀行口座を開設できないか?と考えている人が近年、増えています。日系企業のベトナム進出も盛んで、観光でもホーチミンやハノイ、ダナンは人気があります。
ベトナムに住んでいる人やベトナム観光のリピーターなら銀行口座があると便利です。しかも高金利なベトナムの銀行にお金を預けたいと思っている人も多いかもしれません。
そこで、ベトナムの銀行口座を開くための条件や必要書類、おすすめの銀行を紹介します。
目次 |
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ベトナムの銀行口座開設を考えている人は、ベトナム⇄日本間の海外送金の機会もあるかもしれません。海外送金に特化したWiseを使うと、為替手数料が含まれない実際の為替レートで送金ができます。
例:日本からベトナムへ10万円を送金する(手数料:送金人負担)
銀行/プロバイダ | 送金手数料 | 為替レート | 合計コスト | 受取概算額 |
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楽天銀行¹ | 1,750円 | 手数料を上乗せした為替レート(100VND=0.501711円) | 1,750円+為替手数料 | 19,582,985 VND |
Wise¹ | 382円+1.24% | 実際の為替レート(100VND=0.467985円) | 1,602円 | 21,025,881 VND 送金する |
(2019年10月25日シミュレーション)
同じ10万円を元手にベトナムに送金しても、受取概算額がプロバイダによって異なることがわかるかと思います。
楽天銀行などが独自の為替手数料を上乗せしたレートを使用するのに対し、Wiseは実際の為替レートを使用しています。海外送金時には、なるべくお得に送金するために、各社の送金手数料だけではなく為替レートも比較してみましょう。
結論から言えば非居住者はベトナムの銀行口座開設が出来ません。ベトナム政府の通達によると12ヶ月以上の滞在許可がなければ外国人の口座開設は認められなくなりました²。
もちろん就労や留学などの正規の滞在許可証明を提示できればベトナム現地での銀行口座開設は可能です。
ベトナムの観光ビザでは日本人の滞在は最大3ヶ月までしか認められていない³ので、観光ビザを取って銀行口座を開設するなどといったことは現状不可能だと考えたほうがいいでしょう。
日本にいながらベトナムの銀行口座を開こうと考える人もいるかもしれません。しかしベトナムを代表する大手銀行は日本に支店を持っていません。ベトナム展開も行うHSBCも日本における個人金融サービスを終了しています⁴。
ベトナムの銀行ウェブサイトからオンラインで口座開設予約をすることはできてもパスポートの提示や滞在証明を現地でしなければならず、ベトナムに行かずにオンラインのみで銀行口座開設を完結することはできないでしょう。
以下では、ベトナムに移住・留学する人(居住者)が現地の銀行口座を開設する際に必要となる書類、銀行口座開設の手順について紹介します。
そして下記のいずれか(どれも、12ヶ月以上有効である必要があります)。
銀行によっては他にも住所を証明できるものなど求められることもあるかもしれませんが、上記の書類は必要最低限だと思って銀行口座を開設する際には必ず用意しておきましょう。²⁺⁵
ベトナムで銀行口座を開く手順は以下の通りです。事前にオンラインでフォームを提出できるところもありますが結局は情報を入力して窓口に出向くことになるため直接やりとりした方が話もスムーズに進むでしょう⁶。
ベトナムでは銀行口座に口座維持費(management fee)がかかることがあります。口座維持費は日本では馴染みがないかもしれませんが、海外では口座を持っているだけでかかる手数料です。しかし、口座残高が一定以上であれば、口座維持費が免除されることも多いです。
ベトナムの銀行では、例えばVietcombankでは日常使いの口座(current account)では毎月2,000VND(約9-10円)が口座維持費としてかかります⁷。
Vietinbankでは、日常使いの口座の維持費は毎日1,000VND(約4-5円)となっていますが、口座残高が100,000VND(約470円)を上回れば免除されます⁸。
また、ネット銀行のTimoのように口座維持費自体がかからないところもあります⁹。
ベトナムのATM手数料は銀行によって異なります。
例えばTimoでは原則ATM手数料が無料となっています⁹。
一方、Vietcombankでは自行のATMから引き出す手数料は1,100VND(約5円)、送金は3,300VND(約15円)程度かかります。違う銀行のATMからの出金ならば3,300VND(約15円)、送金は5,500VND(約25円)かかります¹º。
振込手数料も銀行によって異なります。例えばVietinbankでは送金先口座がVietinbankかつ同じ支店で開かれたものであれば無料、送金先口座がVietinbankで同じ行政区分の中ならば10,000VND(約47円)程度など送金先口座によって振込手数料も細かく変わります⁸。
ネット銀行Timoではベトナム内の振込であれば振込手数料が無料に設定されています¹¹。
日本からベトナムへの送金は比較的高額になりがちです。
さらに、銀行や多くの海外送金プロバイダは海外送金を行う際、実際の為替レートではなく、為替手数料を上乗せした独自レートを採用しています。
つまり、わかりやすい送金手数料以外にもレートの中に隠れたコストがかかっているということです。
楽天銀行と、実際の為替レートを使用するWiseで具体的な例を見てみましょう。
10万円を元手に日本からベトナムに送金する場合
銀行/プロバイダ | 手数料 | 両替される日本円 | 為替レート | 受取概算額 |
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楽天銀行 | -1,750円 | 98,250円 | 100VND=0.501711円 | 19,582,985 VND |
Wise | -1,602円 | 98,398円 | 100VND=0.467985円 | 21,025,881 VND 送金する |
楽天銀行とWiseの送金手数料の違いは150円程度ですが、使用する為替レートによって受取額に大きな差が出ることもあることがわかるかと思います。上記の例の場合は、1,442,896VND分(約6,753円)も、Wiseの方が多めに届く結果に。
実際の為替レート(ミッドマーケットレート)で海外送金を行いたい人にはWiseが選択肢となるかもしれません。
といった特徴があります。
海外送金シミュレーションから、日本の口座からベトナムの口座への海外送金をどれだけ安く済ませることができるか見てみましょう。
海外送金手数料は銀行によっても異なりますが、送金額の0.18%〜0.2%を送金手数料として、15USD〜40USD程度を中継銀行手数料として支払うことが多いです¹²⁺¹³。ベトナムの銀行の手数料は概して比較的安価でしたが、ベトナムから日本への送金に関しては決して安いとは言えませんね。
日本人にも利用しやすいベトナムの銀行を4つご紹介します。規模が大きく安定している、日本人向けのサービスを展開している、ネット銀行に特化して手数料が安くアプリが使いやすいなど、それぞれの銀行に特色があります。
VietCom Bankはベトナム最大手の銀行です。元は国営のメガバンクだったこともありATMや支店の数も多いです。取り扱っているクレジットカードの種類も豊富でベトナム航空のマイルが貯まるなどカードもあります。
資本的に最大手で安定している
ATMや支店の数が多い
選べるクレジットカードも豊富
など大手銀行ならではの強みが特徴です¹⁴⁺¹⁵。
VietnBankはベトナムの大手銀行のひとつです。日本の三菱UFJフィナンシャルグループと戦略的パートナーシップを結んでいます。そのため日本人向けのWebサイトや日本語サービスに力を入れています。
資本的にも安定しており日本語でサービスも受けられるため日本人におすすめです。ベトナム現地で海外送金やカード関係などでトラブルがあっても安心して利用できます¹⁶。
BIDVはベトナムの大手銀行で日本語のWebサイトやジャパンデスクがあります。ハノイとホーチミンに日本デスクもあるので困ったときも安心して利用できる銀行のひとつです¹⁷。
ベトナムのネット銀行です。アプリやWebサイトは日本語対応はしていないものの使いやすく日本人でも利用している人が増えています。ATMの利用料や送金手数料など各種サービスがほとんど無料でオンラインバンキングを中心に英語・ベトナム語で困らない人にTimoは特におすすめです。アプリで各種支払いなどもできるためスマートフォンに慣れている人には使い勝手が良いのではないでしょうか¹⁸。
ただし海外送金(受け取りは可能¹⁹)には対応していません。
ベトナムに住みながらも海外に仕事先があったり、海外とのお金のやりとりが多い人の場合、複数の通貨の管理が必要になることがあるかと思います。そんな人におすすめなのが、40以上の通貨をアカウント1つで管理できるWiseのボーダーレス口座です。
例えば日本円、米ドル、ベトナムドン、ユーロなど様々な通貨を一つの口座で管理できます。しかもアカウント内の両替であれば実際の為替レートとわかりやすい手数料で簡単に両替することができます(隠れたコストはありません)。なお、銀行口座ではないので、金利などは付きません。
米ドル、ユーロ、英ポンド、ニュージランドドル、オーストラリアドルは、手数料無料でボーダーレス口座に送金を受け取ることも可能です。
ボーダーレス口座の開設や口座維持費は無料なので、気軽に開設することができます。複数の通貨を同時に管理したい人は、ベトナム移住後にWiseのボーダーレス口座をチェックしてみるといいですね。
少し前までは日本人非居住者がベトナムで口座を開けることもありました。しかし現在ベトナムで銀行口座を開くには12ヶ月以上の滞在許可が必要です。一方、留学や就労などでマレーシアに居住している人であれば口座開設はスムーズに進むはずです。
ベトナムの銀行では、日本語サポートに対応している銀行も多くあります。またネットに特化した銀行でアプリが使いやすく手数料も安いTimoも人気があります。
ベトナム移住の前に、日本からベトナムへ海外送金の必要があるかもしれません。銀行や多くの海外送金サービスでは送金手数料のほかに、為替レートにも隠れたコストがあることに注意しましょう。Wiseは実際の為替レートと割安な送金手数料で海外送金サービスを提供しています。代替案として検討してみるといいでしょう。
ソース
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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旅行や留学などでベトナムを訪問する際は、日本と電圧やコンセントタイプが異なるため、変圧器や変換プラグが必要になります。この記事では旅行や出張前に知っておきたいベトナムの電圧やコンセント事情についてお伝えします。