オーストラリアのノマドビザ申請ガイド|ビザの申請方法やデジタルノマドに人気の都市は?

Hikaru Osaka

安全で快適で多様性のあるオーストラリアは移住や長期滞在に人気の国です。そんなオーストラリアのノマドビザについて本記事にまとめました。ビザの種類、申請条件、デジタルノマドにおすすめの都市もチェックしてみてください。お得に決済や海外送金ができるWise(ワイズ)の紹介も含めています。

Wise image

Wise(ワイズ)について知りたい 💡

目次 🔖

オーストラリアはデジタルノマドビザを発行しているの?

Wise image

2025年現在、オーストラリアではノマドビザを発行していません。デジタルノマドがオーストラリアでワークライフを楽しむ方法はいくつかあります。

日本人労働者がオーストラリアで仕事する場合、ワーキングホリデービザを利用することが多いです。サブクラス417と呼ばれるワーキングホリデービザは、リモートワークがしたい人も利用できます。


オーストラリアでノマドライフを満喫したい場合の変わりのビザ

デジタルノマドビザの代わりに、オーストラリアでノマドライフをしたい人が申請できる各ビザがいくつかあります。以下にビジタービザ、ETA、ビジネスイノベーション・投資ビザの3種類のビザをまとめました。

ビジタービザ¹

ビジタービザの詳細

ビジタービザ(サブクラス600)は、オーストラリアを旅行客またはビジネスを目的とした滞在を許可するビザです。ビジタービザの中でもいくつかのストリームに分かれているので以下でまとめました。

ビジタービザの種類費用可能な滞在期間
Tourist sream

(国外の申請の場合)

200 AUD最大12か月
Tourist sream

(国内の申請の場合)

500 AUD最大12か月
Business visitor stream200 AUD最大3ヶ月
Sponsored family stream200 AUD最大12か月

(※2025年11月7日時点の情報を参照)

ビジタービザ申請の条件

  • 滞在および出国に必要な資金が十分にあること
  • 良好な移民であることを示すもの

ETA(電子渡航認証)²

ETA(電子渡航認証)の詳細

ETA(サブクラス601)は、日本国籍の人が観光やビジネス目的でオーストラリアに滞在するためのビザです。12ヶ月のうち、1度に3ヶ月滞在することが可能です。リモートワーク以外にも、カンファレンス、商談、短期プロジェクトに携わるために短期滞在するビジネスパーソンが利用できます。

ETAは、オーストラリア国外で申請する必要があります。申請の費用は200 AUDかかりますが、加えてオーストラリアETAアプリを使う場合、20 AUDのサービスチャージがかかります。ETAビザは、最大で12か月滞在が可能です。

ETA(電子渡航認証)の条件

  • オーストラリア国外から申請すること
  • ETAアプリを使って申請すること
  • 適格なパスポートを所有していること

オーストラリアでリモートワークをするメリット・デメリット

メリット

多様性:

さまざまな人種の人たちが集まるグローバルな環境だからこそ、多くの視点に触れられるといったメリットがあります。知り合ったノマドワーカーからそれぞれの国の文化やビジネスについて話を聞けると視野やアイデアも深まります。

自然が豊か:

デジタルノマドにとって息抜きできるリラックスとした空間は魅力的です。オーストラリアならグレートバリアリーフのサンゴ礁含む美しい海があり、中央には砂漠地帯、南部には温帯地域もあるため、あらゆるところで雄大な自然を楽しめます。固有種の動植物も非常に多く存在します。

ネット環境:

主要都市では特に観光客向けやノマド向けに高速インターネットが設備されています。リモートワークに困らない安定したWiFiが使えるでしょう。

コワーキング環境:

オンラインワークの普及によって、あらゆるところにコワーキングスペースやカフェ、ミーティングイベントを発見することができます。

安全性:

オーストラリアは比較的安全な国として知られています。医療も発達しており、治安が医療の面で心配な方にも安心な国です。

デメリット

物価の高さ:

2025年現在のオーストラリアでは物価が上昇し続けており、家賃や食費、交通費など生活費が高いことで知られています。特に大都市シドニーやメルボルンでは、日本と比べて物価は2倍。東京の家賃が約10万円とすれば、シドニーでは約20万円になります。

長期ビザの取得が困難:

オーストラリアの入国ポリシーが厳しいということもあり、長期滞在のビザ取得は困難なプロセスを要します。ビジネスビザやワーキングビザをそれぞれ確認し、自分に合ったビザを探す必要があります。

メディケアの対象にならない:

滞在期間を問わず、民間の健康保険に加入することが推奨されています。保険なしでは医療の自己負担はかなり高額になります。

土地の広さ:

オーストラリアは土地が広いため、別の都市へ行くには飛行機に乗ったり、長時間かけて移動する必要があります。各観光名所を巡るには、時間と労力が必要です。

対応がゆっくりな場合も:

比較的のんびりなライフスタイルを好むオーストラリアでは、営業ペースが遅く、急な対応を得られない場合があります。スピード感のあるロンドンやニューヨークなどの大都市と違って、忍耐強く生活することが求められます。


オーストラリアでのリモートワークでおすすめの地域

シドニー

Wise image

日本とほとんど時差がなく(通常+1時間・サマータイムは+2時間)コワーキングスペースやシェアオフィスが豊富なのでリモートワークに最適です。語学学校もあり、英語を学びたい人にもおすすめ。観光名所や自然が美しい絶景スポットもあるのでさまざまな形で楽しむことができる大都市です。オーストラリアで一番物価が高い場所でもあります。

メルボルン

Wise image

他国の大都市と比べ、比較的治安が良く、初めて海外に行く人にもおすすめの都市。メルボルン市内だけでも2000以上のカフェがあり、WiFiを利用してリモートワークがしやすい環境が整っています。さらに南部まで行くと美しいビーチがあり、のんびり過ごしてリフレッシュすることも可能。シドニーの次に物価が高い都市です。

ゴールドコースト

Wise image

天候の良さを重視するならゴールドコースト。1年のうち300日以上が晴天であり、年間平均気温は24度で温かく過ごしやすい気候です。ほかの都市と違って真冬のコートなどは必要ありません。サーファーも多く、マラソンやマリンスポーツも楽しめます。海のそばにおしゃれなコワーキングスペースもあり、デジタルノマドの若者にも人気の都市です。

ブリスベン

Wise image

ゴールドコースト同様、一年中暖かく過ごしやすい都市です。ブリスベン中心地は1-2日で周れるほどコンパクトで、市内を離れるとビーチやボタニカルガーデンなど自然も楽しめます。シドニーやメルボルンと比べると、物価はやや低め。手頃な価格のコワーキングスペースも数多く見つかります。


オーストラリアでの決済や両替を低い手数料でお得に:Wise(ワイズ)

Wise image

オーストラリアでの滞在やリモートワークでは多くの出費が重なります。決済方法として日本のクレジットカードを使うよりも、スムーズでお得な決済方法があります。それがWise(ワイズ)です。

無料で日本からWiseアカウントを開設できるので、オーストラリアドルに換金して現地での支払いに使用することができます。詳しい特徴は以下に含めています。

【Wiseデビットカードの特徴】

  • 多くの国で活躍:150ヶ国以上でのデビットカード決済ができ、年会費も無料です。
  • 最適な為替レート:上乗せコストのないリアルタイムの為替レートで日本円を外貨へ両替することができます。
  • 低額な両替手数料:0.60%~(2025年10月時点)の低額な手数料で、海外旅行での支払いに最適です。
  • 決済時に自動で両替:アカウントに外貨を保有していなくても、一番お得な手数料を持つ通貨から自動で両替し、現地通貨で決済が可能です。
  • 海外ATMから無料出金:海外でも毎月2回、合計3万円まで無料で出金できます(※ATMから別途手数料が請求される場合があります)。
  • 海外事務手数料ゼロ:クレジットカードの高額な海外事務手数料を節約できます。
  • バーチャルカードも発行可能:Wiseアカウントでバーチャールカードを作成することで、オンラインでの決済などに利用できます(発行料も無料)。
  • 安心のセキュリティ:紛失・盗難に遭っても、アプリ内ですぐにカードを停止することで、不正利用を未然に防げます。

一番の大きな魅力は、リアルタイムの為替レートで決済・両替できることです。一般的なクレジットカードなどでは両替するときに上乗せ手数料が加算されますが、Wiseではそのままのレートで取引できます。

また、外貨での決済時に支払い額に追加される手数料である「事務手数料」も低く、銀行の最大3分の1程度に抑えられる場合もあります。カードの発行には1,200円の手数料がかかりますが、年会費や月額手数料は一切かからず、アカウント開設も全てオンラインで完結します。

Wise(ワイズ)アカウントを開設する 🚀


まとめ

オーストラリアは都市によって異なる特徴を持ち、物価は高めでありながら比較的安全でデジタルノマドにも人気な国です。オーストラリアではノマドビザはないため、長期で滞在するために代わりのビザを申請しましょう。

オーストラリアでのワークライフをさらに快適にするWise(ワイズ)カードもぜひご利用ください。両替コストをカットしてお得にお買い物をしましょう。


ソース

  1. Visitor visa (subclass 600)
  2. オーストラリア デジタルノマドビザ2025:代替ビザとリモートワーク情報 - YohoMobile

*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。



当社は明示的または黙示的にかかわらず、この内容が正確、完全または最新であることを表明または保証しません。

国境のない金融

詳しくはこちら

役立つ情報、ニュース、お知らせ