イギリスのコンセントや電圧事情を解説!変換プラグや変圧器の有無まで
留学や旅行などでイギリスに行く際、電圧やコンセントタイプが日本と異なるので、変圧器や変換プラグを用意するのがおすすめです。イギリスの電圧・コンセント事情や、旅先で活用できるWiseのサービスについて解説します。
イギリスへの旅行や留学で「クレジットカードを使いたい」と思っても、イギリスの決済事情が分からないと事前にクレカ選びなどの準備ができません。
イギリスではクレジットカードが使えるのでしょうか。使えるとして、どのようなブランドのクレジットカードが普及しているのでしょう?
この記事ではイギリス旅行や留学、出張などの際に役立つ情報として、クレジットカードが使えるかどうかやクレジットカードの普及率、利用時の注意点などを解説します。
イギリスでおすすめのクレジットカードや、決済時のコスト対策としてデビットカードを有効活用する方法なども併せて説明します。
目次🔖 |
---|
イギリスなどヨーロッパの国々は使えるクレジットカードや各ブランドの普及率など、国によってクレジットカード事情が違っています。
まずはイギリスのクレジットカード普及率や、使えるブランドなどを説明します。
イギリスなどヨーロッパの主要な国々のキャッシュレス決済普及率は基本的に日本より高いか、同じくらいになっています1。
イギリスやフランスなどのヨーロッパの国々ではクレジットカードやデビットカードの普及率が高く、決済にもよく使われている状況です。
一般社団法人キャッシュレス推進協議会『2022年の世界主要国におけるキャッシュレス決済比率を算出しました』を参考に、日本とイギリスなどのキャッシュレス決済普及率の違いを簡単に比較してみます。
国 | キャッシュレス決済の普及率 |
---|---|
日本 | 36.0% |
イギリス | 64.2% |
フランス | 51.2% |
イタリア | 33.4% |
ドイツ | 23.9% |
イギリスなどヨーロッパの国々を比較すると、フランスやイギリスではクレジットカードなどのキャッシュレス決済の普及率が高く、イタリアが日本と同じくらいの普及率であることが分かります。
また、日本と比較すると、ドイツのキャッシュレス決済普及率が低くなっていることも確認できます。
イギリスなどヨーロッパの国々を旅行や留学で訪れる際は、こうしたクレジットカードやデビットカードなどの決済事情をあらかじめ把握しておくことが重要です。知っておくことで、買い物や宿泊の際に困りにくくなるからです。2
次にイギリスのクレジットカード普及率を見ていきましょう。
一般社団法人キャッシュレス推進協議会が発表している『キャッシュレス・ロードマップ』によると、イギリスのクレジットカード普及率や決済の割合は次のようになっています。3
国 | クレジットカード | デビットカード |
---|---|---|
日本 | 27.7% | 1.0% |
イギリス | 11.7% | 53.4% |
イギリスはキャッシュレス決済の普及率こそ高いものの、クレジットカードでの決済はさほど多くないことが分かります。100人買い物した場合、クレジットカードでの決済は11人~12人ほどです。日本と比較してみても、クレジットカードを使う割合は低くなっています。
対してイギリスでは、デビットカードの普及率や使用の割合が高くなっています。イギリスで100人が買い物すると、そのうちの50人以上がデビットカードでの決済を使っているのが現状です。
イギリスでクレジットカードなどのキャッシュレス決済の普及率が高いのは、「消費者保護法などによって消費者保護に力を入れているため安心して使えるから」「オンラインショッピングの利便性が高く、よく使われているから」などが理由だと言われています。4
イギリスではクレジットカードをはじめとしたキャッシュレス決済が普及しているので、買い物などでクレジットカードが使えます。
ただし、日本とは各ブランドの普及率が異なりますので、決済に使うクレジットカードのブランドには注意が必要です。
また、決済方法選びやクレカ選びでは「イギリスではデビットカードでの決済がよく使われている」という事情を念頭に置くべきです。
イギリスではVISAやMastercardなどの国際ブランドの普及率が高くなっています。お店や場所によっては日本のJCBやアメリカのAmericanExpressで決済できることもあります。5
ただ、JCBやAmericanExpressは使えるお店、場所がVISAなどと比較してかなり限られますので注意してください。
イギリスのお店や観光施設、レストラン、ホテル、カフェ、交通機関は広くクレジットカード決済に対応しています。
特にホテルではデポジット(保証金)のためにクレジットカードの提示を求められることがある他、電車など交通機関の券売機がクレジットカード決済対応になっていることもあります。お店によってはチップの支払いもクレジットカードでの決済が可能6です。
旅行や留学の際はVISAやMastercardなど、イギリスで使いやすいクレジットカードの準備がおすすめです。JCBやAmericanExpressを使いたい場合は、デビットカードやVISAなどとの併用をおすすめします。
イギリスへの旅行や留学でおすすめのクレジットカードを厳選してご紹介します。
イギリス旅行で使えるおすすめのクレジットカードは「楽天カード7」や「JCBカード」などです。
「楽天の一般クレジットカード」は年会費無料になっており、特典として海外旅行時の傷害保険も付いています。さらにポイント還元も優秀で、貯めたポイントを日本国内のさまざまなお店で使える点もメリットです。8
楽天カードはVISAやMastercardなどのブランドで発行できますので、イギリスでの決済に使いやすいというメリットもあります。
イギリスへの旅行ならJCBカードもおすすめです。
「JCBカード」を持っているとイギリスのロンドンにあるJCBプラザ9を利用でき、日本語で各種サポートを受けられます。
イギリス旅行で困ったときに日本語でサポートを受けたい方や、日本人の観光旅行客が多い観光施設やお店を主に利用したい方におすすめのクレジットカードです。
イギリスへの留学で使えるおすすめのクレジットカードは「三井住友カード」や「学生専用ライフカード」です。
三井住友カードにはイギリスなど海外への留学に特化しているクレジットカード「留学ジャーナルVISAカード10」は初年度の年会費が無料になっており、留学先によっては学費の支払いなどにも使えます。もちろん生活費や滞在費の支払いも可能です。三井住友カードの中でも留学時の利便性が高いクレジットカードになっています。
イギリスへの留学なら「学生専用ライフカード11」もおすすめです。
学生専用ライフカードもイギリスなどへの留学に特化しているクレジットカードになります。VISAやMastercardなどのブランドで発行できる他、特典として海外旅行傷害保険も付いています。年会費も無料で、キャッシュバックを受けられる特典なども特徴です。
イギリスへの滞在期間が長いなら、使用時の手数料が安い「Wiseデビットカード」もおすすめします。クレジットカードと一緒にWiseデビットカードを持っておけば、決済の際に使い分けでき、決済手数料も削減できて便利です。
イギリスでは広くクレジットカードなどのキャッシュレス決済が使われているものの、中にはクレジットカード決済が使えない場所やお店があります。
たとえば、イギリスのタクシーの中でもミニキャブはクレジットカード決済に対応していないことも少なくありません。小さなお店もクレジットカードで支払いできないことがあります。
イギリスへの滞在では、デビットカードや現金など、クレジットカード以外の支払い手段を準備しておくと便利です。
タクシーは現金払いのみになっていることも少なくありません。クレジットカードが使えないときのために少額の硬貨や紙幣を準備しておきましょう12。
イギリスへの旅行や留学などでクレジットカードを使うときは2つの注意点があります。
2つの注意点について順番に説明します。
イギリスはキャッシュレス決済の方法としてクレジットカードよりデビットカードがよく使われている国です。
イギリスなどヨーロッパの国々はクレジットカードの審査が全体的に厳しいため、より発行が簡単なデビットカードがよく使われていると言われています13。
デビットカードがよく使われているということは、お店もデビットカードでの決済や手続きに慣れているということです。イギリスでよりスムーズに支払いをするために、クレジットカードだけでなく、デビットカードも準備しておいてはいかがでしょう。
イギリスなどの海外でクレジットカードを使うと海外事務手数料がかかります。
海外事務手数料はクレジットカードの発行元やブランドなどによって違いますが、平均は3%前後14になっています。
イギリスでクレジットカードを使う際は海外事務手数料のコストが積み重なることや、増えるコストにどのように対処するかが問題です。海外事務手数料のコスト削減のためにも、手数料の安いデビットカードを併用してはいかがでしょう。
イギリスへの旅行や留学では「クレジットカードが便利」と思っていませんか。イギリスはキャッシュレス決済の中でもデビットカードがよく使われている国です。
また、多くのクレジットカードには2%−3%以上の海外手数料があり、知らず知らずのうちに余分なコストを支払っているかもしれません。そこで注目したいのが、イギリスでよく使われているデビットカードの一種であるWiseデビットカードです。
Wiseデビットカードはイギリスなど海外での使用に特化しているところが特徴です。
Wiseデビットカードを使えば、実際の為替レート(ミッドマーケットレート)と0.54%(日本円→英ポンドの場合)の両替手数料で、透明性が高くコストを抑えた外貨決済が可能です。これにより、イギリスなどの海外と日本国内の両方で賢くお金を使うことができます。
ただ、Wiseカードには保険などの特典は付帯していません。保険などの特典が付いたクレジットカードとWiseデビットカードの両方を使い分けるのもありでしょう。
1500英ポンド(約30万円相当)の買い物をした場合のコストを比較します。
1. Wiseデビットカードの場合
2. 一般的なクレジットカードの場合
比較結果
Wiseデビットカードを使用することで、イギリスでの買い物がお得になります!
Wiseデビットカードの魅力
1. 実際の為替レート(ミッドマーケットレート)を使用
Wiseデビットカードはクレジットカードのように不利な為替レートではなく、Googleなどで調べられるリアルなレートでの決済になります。隠れたコストが一切ありません。
2. 低額な両替手数料
Wiseデビットカードの両替手数料は0.54%(日本円→英ポンドの場合)などと非常に低額です。事前に両替することも可能で、シミュレーションを使って手数料がいくらになるかが明確にわかります。クレジットカードと手数料率を比較してみてください。
3. 多通貨管理が簡単
Wiseアカウントでは、40以上の通貨を同時に管理できます。イギリスなど旅行先の通貨にあわせてリアルタイムで両替が可能です。
4. デビットカードの安心感
Wiseデビットカードは口座残高内での利用なので、クレジットカードのように使いすぎのリスクがありません。
5. シンプルな料金体系
Wiseデビットカードは年会費無料で維持費もかかりません。余計な支出を気にせず使えます。
6. その他の特徴
使い方
Wiseデビットカードは、国境を越えたライフスタイルやお金の管理をよりスムーズにするツールとして、多くの人に選ばれています。透明な料金体系と多通貨対応の柔軟性で、イギリスでも節約しながら安心して使えるのが魅力です。
イギリスではVISAやMastercard、JCBなどのクレジットカードが使えます。ただ、イギリスではデビットカードの普及率15が高いため、クレジットカードとデビットカードの併用がおすすめです。
クレジットカードにはポイント還元や海外旅行傷害保険などの特典が付いています。ただ、海外事務手数料などのコストが問題です。
手数料の安いWiseデビットカードを併用すれば決済時の状況に応じてクレジットカードとデビットカードを使い分けられ、クレジットカード決済のコスト削減もできます。
イギリスへの旅行や留学ではおすすめクレジットカードとWiseデビットカードの両方を準備して、よりお得に使い分けてはいかがでしょう。
*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
当社は明示的または黙示的にかかわらず、この内容が正確、完全または最新であることを表明または保証しません。
留学や旅行などでイギリスに行く際、電圧やコンセントタイプが日本と異なるので、変圧器や変換プラグを用意するのがおすすめです。イギリスの電圧・コンセント事情や、旅先で活用できるWiseのサービスについて解説します。