カナダ旅行・留学でおすすめのクレジットカードはこれ!手数料を節約する賢い方法

Hoi Yi Leung

海外に旅行や留学、出張する際は現地での支払いが問題になります。

カナダのお店やホテル、観光施設などではクレジットカードが使えるのでしょうか。使える場合、どのようなクレジットカードブランドが使えて、どのクレジットカードブランドは使えないのでしょう。

カナダ留学や旅行、出張、駐在などで使えるクレジットカードやおすすめのクレジットカード、使えないクレジットカードなどを解説します。また、カナダ留学や旅行、出張などでの決済が便利になるWiseデビットカードについても併せてご紹介します。

目次🔖

カナダで使えるクレジットカードの基本情報

カナダはキャッシュレス化が進んでおり、多くのお店やホテル、カフェ、レストランなどでクレジットカードが使えます1。バスや地下鉄などの交通機関も基本的にクレジットカード決済が可能です。

カナダで使えるクレジットカードブランドはVISAやMastercard、AmericanExpressなど2です。

カナダでは特にVISAやMastercardの普及率が高いという特徴があります。これらのクレジットカードブランドを持っていれば、クレジットカード決済のときに困ることはほとんどありません。

カナダへの留学や旅行、出張でクレジットカードを作るなら、VISAやMastercardがおすすめです。

カナダはJCBのクレジットカードが使えない?

JCBは日本のクレジットカードブランドです。

日本では使えるお店も多いのですが、カナダではほとんど使えません3

ごく僅かですが、日本からの観光旅行や留学が多いエリア、お店などで使えることはあります。ですが、基本的には「JCBは決済に使えない」と考えた方がいいでしょう。

カナダ旅行・留学におすすめのクレジットカード

カナダ留学や旅行でおすすめのVISAやMastercardのクレジットカードは多くの会社で発行しています。カナダ旅行や留学なら、どの会社のクレジットカードがおすすめなのでしょう?

カナダ留学や旅行でおすすめのクレジットカードを厳選してご紹介します。

年会費無料で海外利用に強いカード

クレジットカードを作るときに注意したいのが、クレジットカードのよっては「年会費が発生すること」と「日本国内向けで海外利用にはあまり強くないことがある」の2点です。

年会費のかかるクレジットカードを持つと、決済した分の支払いの他に年会費も負担しなければいけません。また、海外に強いクレジットカードを作っておかないと「カナダなど海外向けの特典がなかった」とサポート・特典の薄さにがっかりしてしまいます。

カナダ留学や旅行なら、年会費や海外向けの特典などに着目して作るクレジットカードを選んではいかがでしょう。

年会費や海外での特典などでおすすめのクレジットカードは次の通りです。

  • 楽天カード4:年会費永年無料でVISAやMastercardで作ることも可能。特典として海外旅行保険も付いている
  • 楽天プレミアムカード5:年会費11,000円(税込)でVISAやMastercardで作ることも可能。世界各国の空港のラウンジ利用や手荷物宅配サービス、5,000万円の海外旅行傷害保険が付いている
  • JALカード6:旅行時のフライトでマイルが貯まるクレジットカード。VISAやMastercard、AmericanExpressなどで作ることが可能になっており、海外旅行傷害保険や海外パッケージツアーの割引など旅行に特化した特典が付いている。AmericanExpressを選んだ場合は、空港ラウンジの無料利用や世界各国の提携先ホテル・レストランなどでの割引などもある
  • 三井住友カード7:年会費無料で、2,000万円の海外傷害保険が付いている。券面にクレジットカード番号が書かれていないナンバーレスタイプなので、カナダ旅行時も安心

年会費を重視するなら、年会費永年無料の楽天カードや三井住友カードをおすすめします。

カナダ旅行時の保険やラウンジ利用といった特典を重視するなら、楽天プレミアムカードやJALカード、三井住友カードなどがおすすめです。

カナダ留学・ワーホリ向けのクレジットカード

クレジットカードの中には海外留学に特化しているタイプもあります。カナダ留学などの際は、学生向けや現地での滞在向けに特化しているクレジットカードがおすすめです。

  • 学生専用ライフカード8:最高2,000万円の海外旅行傷害保険が付いており、海外での利用額を一部キャッシュバックしている。作れるブランドはVISAやMastercardなど。年会費は無料
  • JALカードnavi9:VISAやMastercardで作れるクレジットカード。在学中の年会費は無料になっている。海外パッケージツアーが割引になるなど、割引系のサービスが充実している
  • エポスカード10:クレジットカードの盗難・紛失時に全額補償サービスあり。クレジットカードブランドはVISAで、年会費は永年無料

高校生や大学生のカナダ留学、ワーホリでの滞在なら、年会費が無料あるいは安く、海外旅行傷害保険などカナダなど海外向けの特典がついているクレジットカードがおすすめです。

カナダで現地発行できるクレジットカード

カナダ留学や旅行、仕事での現地への滞在では、カナダで発行できるクレジットカードを使うという方法もあります。

カナダで作れる代表的なクレジットカードには、RBC11やTD12、Scotiabank13などの現地の銀行で発行しているクレジットカードがあります。

カナダの現地で発行しているクレジットカードを作るときの流れは、基本的に日本と同じです。

たとえばTDのクレジットカードの場合、申し込み条件や申し込み方法を確認し、必要書類をそろえて申し込むという流れになっています14

申し込み条件や必要書類は作るクレジットカードによって異なるため、事前にしっかり確認しておきましょう。

カナダでのクレジットカードの使い方と注意点

カナダ留学や旅行でのクレジットカードの使い方では、注意したいポイントが3つあります。

  • クレジットカードの盗難や防犯に注意が必要である
  • クレジットカードが使えない場合、使いにくい場合がある
  • クレジットカードには海外事務手数料がかかる

クレジットカードだけでなく、現金やデビットカード、パスポートなど、貴重品の盗難や防犯に注意が必要です。

外務省によると、カナダの犯罪発生率は日本の10倍ほどになっています。クレジットカードや現金、パスポートなど貴重品の盗難も起きていますので、管理には重々注意が必要です。

カナダでは多額の現金を持ち歩かない。クレジットカードやパスポートを上着などに入れたまま買い物をせず、厳重に管理する。貴重品は分散して所持する。このような防犯対策も重要です。

事前に犯罪や防犯について、情報を集めておくことをおすすめします15

カナダではクレジットカードブランドによって使える場合と使えない場合があります。お店によって使えるブランドが異なる他、対応している決済方法も違いますので注意してください。

同じお店・会社でも支払い窓口によって使える決済方法が違うこともあります。

たとえばエア・カナダの空港カウンターではクレジットカードや現金での支払いが可能です。

ただ、同じエア・カナダの窓口でも、カナダや米国内のカウンターでは原則的に現金は使えません。このように、同じお店や会社でも窓口によって決済方法が使える、使えないが変わってきますので、注意する必要があります16

カナダでクレジットカードを使うと海外事務手数料がかかる

カナダなど海外への旅行や留学、出張でクレジットカードを使うと、海外事務手数料がかかります。

海外事務手数料は会社によって異なりますが、おおむね3%前後17です。

カナダなど海外でクレジットカードを使うとその分だけコストが増えてしまいます。

本当の為替レートで賢くお得な支払いを:Wiseデビットカード

カナダ留学や旅行、オンラインショッピングでは「クレジットカードが便利」と思っていませんか?実は、多くのクレジットカードには2%−3%以上の海外手数料があり、知らず知らずのうちに余分なコストを支払っているかもしれません。そこで注目したいのが、カナダなど海外利用に特化したWiseデビットカードです。

Wiseデビットカードを使えば、実際の為替レート(ミッドマーケットレート)0.49%(日本円→カナダドルの場合)の両替手数料で、透明性が高くコストを抑えた外貨決済が可能です。これにより、カナダと日本国内の両方で賢くお金を使うことができます。

ただし、Wiseカードには保険などの特典は付帯していません。そのため、クレジットカードとWiseデビットカードの両方を使い分けるのもありでしょう。

Wiseデビットカードを使った場合の具体例

3,000カナダドル(CAD)(約32万円相当)の買い物をした場合のコストを比較します。

1. Wiseデビットカードの場合

  • 手数料:0.49%
  • 計算
    3,000 CAD × 0.49% = 14.7 CAD(両替手数料)
  • トータルコスト
    3,000 CAD + 14.7 CAD = 3,014.7 CAD

2. 一般的なクレジットカードの場合

  • 手数料:3%
  • 計算
    3,000 CAD × 3% = 90 CAD(海外事務手数料)
  • トータルコスト
    3,000 CAD + 90 CAD = 3,090 CAD

比較結果

  • Wiseデビットカード3,014.7 CAD
  • 一般的なクレジットカード3,090 CAD
  • 節約額75.3 CAD(約8,000円相当)

Wiseデビットカードを使用することで、お得に外貨支払いが可能です!

Wiseデビットカードの魅力

1. 実際の為替レート(ミッドマーケットレート)を使用

Wiseデビットカードはクレジットカードのように不利な為替レートではなく、Googleなどで調べられるリアルなレートでの決済です。隠れたコストが一切ありません。

2. 低額な両替手数料

Wiseデビットカード両替手数料は0.49%(日本円→カナダドルの場合)などと非常に低額です。事前に両替することも可能で、シミュレーションを使って手数料がいくらになるかが明確にわかります。

3. 多通貨管理が簡単

Wiseアカウントでは、40以上の通貨を同時に管理できます。旅行先の通貨にあわせてリアルタイムで両替が可能です。

4. デビットカードの安心感

Wiseデビットカードは口座残高内での利用なので、クレジットカードのように使いすぎのリスクがありません

5. シンプルな料金体系

Wiseデビットカードは年会費無料で維持費もかからず、余計な支出を気にせず使えます。

6. その他の特徴

  • アプリでカード凍結や管理が簡単
  • 18歳から申し込み可能
  • 初回発行手数料1,200円のみ

使い方

  1. アカウント作成:Wise公式サイトまたはアプリで無料登録
  2. 本人確認:必要書類をアップロードして確認手続き完了
  3. カード発行:発行手数料1,200円でデビットカードを発行

公式サイトで今すぐ登録

Wiseデビットカードは、国境を越えたライフスタイルやお金の管理をよりスムーズにするツールとして、多くの人に選ばれています。透明な料金体系と多通貨対応の柔軟性で、節約しながら安心して使えるのが魅力です。

カナダの交通機関でのクレジットカード利用

カナダではバスや電車、タクシー18などでも基本的にクレジットカードが使えます。

カナダのバスや電車にクレジットカード決済で乗る場合、乗り方は簡単です。タップ決済に対応しているクレジットカードがあれば、日本のSuicaを使った乗り方と同じようにそのまま改札を通れます19

カナダでのクレジットカード利用に関するQ&A

カナダでのクレジットカード利用についてよくある疑問をまとめました。

カナダでクレジットカードは使える?使えない?

カナダではキャッシュレス決済が普及しています。お店やホテル、飲食店、バス、地下鉄など、幅広い支払いにクレジットカードが使えます。

カナダで使えるクレジットカードブランドは、VISAやMastercardなどです。

カナダでJCBのクレジットカードは使える?使えない?

JCBのクレジットカードはあまり使えるお店がありません。日本からの観光客や留学の学生が多いお店やエリアでは例外的に使えることもありますが、基本的にはほぼ使えないと考えた方がいいでしょう。

カナダ留学や旅行なら、カナダで使いやすいVISAやMastercardがおすすめです。

カナダでデビットカードは使える?使えない?

カナダではクレジットカードの他にデビットカードもよく使われています20

キャッシュレス決済が普及しているカナダでは、ちょっとした食べ物や飲み物を買うときも、デビットカードやクレジットカードで支払うことも珍しくありません。

カナダ留学や旅行では現金は不要なの?

カナダではクレジットカードやデビットカードがよく使われます。ですが、現金がまったく使われないわけではありません。買い物の際に現金払いすることもある他、現金でチップを支払うこともあります。

カナダにはチップ文化がありますので、買い物や宿泊ではよくチップを渡すことになります。

チップはクレジットカード決済で渡せることもありますが21、現金のみになっていることも少なくありません。たとえばカナダのホテルやタクシー22]を利用した場合、基本的にチップは現金で渡します。

少額の買い物やチップの支払いのためにも、ある程度の現金は持っておいた方が便利です。

まとめ

カナダ留学や旅行、出張では、幅広い支払いにクレジットカードが使えます。

ただ、現金で少額の買い物をしたり、チップを渡したりすることも考えて、現金も持っておくと便利です。

また、カナダ留学や旅行、出張では、クレジットカードとWiseデビットカードの併用もおすすめします。

クレジットカードには海外旅行傷害保険などの特典もありますが、カナダなど海外で使うと海外事務手数料がかかります。Wiseデビットカードには保険などの特典はありませんが、コストが割安です。

海外でも便利な特典付きのクレジットカードと手数料の安いWiseデビットカードを併用することで、コストを削減しつつお得にカナダに滞在できます。

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ソース
  1. カナダの決済状況
  2. 使えるクレカのブランド
  3. JCBは使えるか
  4. 楽天カード
  5. 楽天プレミアムカード
  6. JALカード
  7. 三井住友カード
  8. 学生専用ライフカード
  9. JALカードnavi
  10. エポスカード
  11. RBCクレジットカード
  12. TDクレジットカード
  13. Scotiabankクレジットカード
  14. TDクレジットカード作る方法
  15. カナダの犯罪発生率や貴重品の盗難など
  16. エアカナダでのクレカ払いや現金払いについて
  17. 海外事務手数料率
  18. タクシーでのクレカ払い
  19. クレジットカードでの乗り方
  20. デビットカードについて
  21. チップの支払いについて
  22. チップの支払いについて②

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