日本の消費税と軽減税率
軽減税率とは?消費税率8%の対象品目?いまさら聞きにくい軽減税率の制度を、わかりやすく説明します。海外からの輸入品には、消費税を支払うことも。海外への送金には、銀行よりもお得なWise法人アカウントを。
軽減税率とは?
消費税の軽減税率とは、特定の品目にかかる消費税率を他の品目に比べて低めに設定することを指します。
日本では2019年10月から、消費税が10%に引き上げられました。ただし、消費者の負担を軽くするために、食料品など生活に欠かせない品目には軽減税率(8%)を適用することが決められています。
軽減税率8%の対象になるものは?
2021年現在、軽減税率8%となる品目として「酒類・外食などを除く飲食料品」と「定期購読の契約をした週2回以上発行される新聞」が指定されています。
しかし「外食は標準一般税率だが、テイクアウトや持ち帰りは軽減税率の対象となる」など、区分が複雑になっています。
軽減税率(8%)の対象になるもの
- 飲食料品(お酒、外食を除く)
- 特定保健用食品
- ミネラルウォーター
- テイクアウト、出前、宅配
- 新聞(週2回以上発行されており、定期購読の契約を結んでいるもの)
- 学校給食、老人ホームでの食事提供
標準税率(10%)のもの
- 酒類
- 医薬品・医薬部外品
- 水道水
- 新聞(週1回や隔週1回で発行されているもの、、駅やコンビニでの購入したもの、電子版・デジタル版)
- 外食
- ケータリングや出張料理
軽減税率(8%)の対象になる可能性のあるもの
- 一体資産
※「紅茶とティーカップのセット商品」「おもちゃ付きのお菓子」のように、軽減税率の対象となる食料品と、標準税率対象の商品を組み合わせて販売するものを「一体資産」と呼びます。一体資産は、原則的には軽減税率の対象外ですが、以下の2つの条件を満たすと、軽減税率の対象となります。
- 税抜価額が1万円以下であること
- 食品の価額に占める割合が2/3以上
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