資金決済法のため、Wiseでは日本のユーザーのEウォレットに保有限度額が設けられています。
保有限度額について
Wiseアカウント内で100万円を超える資金を保有することはできません。この金額はWiseの残高およびお財布に保有している全通貨の合計金額が含まれます。また、この限度額は個人アカウントと法人アカウントの両方に適用されます。
日本のユーザーの定義
日本の住所でWiseアカウントをご登録のお客様は日本のユーザーとみなされます。
個人アカウントと法人アカウントの登録住所が異なる場合、日本の住所で登録されているアカウントのみが保有限度額の対象となります。
保有残高の計算方法
日本円以外のすべての通貨はミッドマーケットレートで日本円に両替され、残高合計は日本円で計算されます。 (例) アカウントに500,000円と5,000ドルをお持ちで為替レートが1 USD = 135 JPYの場合、米ドルは675,000円に両替されます。そのため、合計残高は500,000 + 675,000 = 1,175,000 JPYとなり、100万円の保有限度額を175,000円超過していることになります。
保有限度額内に残高を保つ方法
一度に100万円を超える資金の受け取りや保有をされた場合、Wiseでは余剰金を引き出していただくために30日間の猶予期間を設けています。 Wiseアカウント内の保有金額が100万円を超えた場合、この30日以内に余剰金用の口座を設定していただく必要があります。余剰金用の口座とは、アカウント内の残高が100万円を超えた際に、Wiseが自動的に余剰金を送金するための銀行口座です。余剰金の送金に両替が必要な場合、通常取引と同じ手数料がかかります。余剰金用の口座が設定されておらず、30日が経過してもアカウントに余剰金が残っている場合、Wiseの残高のサービスのご利用ができなくなり、一時的に資金のチャージや受け取りができなくなります。
余剰金用の口座の設定方法
Wiseのウェブサイトにログインする(アプリからは設定できません)
「受取人」タブに移動する
余剰金用の口座として設定したい銀行口座を追加または選択する
余剰金用の口座はお客様名義の日本円建ての口座である必要があります。ご自身のWiseアカウントは余剰金用の口座として設定できません。
アカウントに制限が適用された場合
30日間の猶予期間内に余剰金を出金されなかった場合、お客様のアカウントが制限され資金のチャージおよび受け取りができなくなります。
この場合、自動的に送金が開始されるよう余剰金用の口座を設定するか、残高から手動で余剰金を引き出すことが可能です。余剰金の送金または引き出しが完了次第、アカウントの制限が解除されます。
アカウントの制限中に第三者から資金を受け取った場合、アカウントの制限が解除された後に入金が行われます。