決済サービス法に基づき、シンガポールで住所を登録した場合、お客様のWiseアカウントに保有限度額および利用限度額が設定されます。
利息付きファンドや株式に保有されている残高やお財布の資金は、この限度額の対象とはなりません。 法人アカウントもこの限度額の対象とはなりません。
限度額について
保有限度額
1日の終わりに5,000 SGD(または他通貨の同等額)を超える資金を保有することはできません。この限度額は、利息付きファンドまたは株式として保有していない残高またはお財布に適用されます。
SGDやUSDの残高またはお財布を利息付きファンドまたは株式に切り替えることで、リターンを得ながら限度額なしで資金を保有できます。
送金および決済の限度額
12か月の固定期間内に、残高から30,000 SGD(または他通貨の同等額)を超える資金を送金または使用することはできません。この期間は4月1日から翌年3月31日までです。
この限度額には、Wiseデビットカードでの支払い、海外のATMからの出金、国内外の法人の銀行口座への送金、他のWiseアカウントへの送金、第三者の海外の銀行口座への送金が含まれます。
Wiseアカウントからのご自身の国内外の銀行口座への送金、または第三者の国内の銀行口座への送金はこの限度額にはカウントされません。利息付きファンドや株式として保有している残高からの送金もこの限度額にはカウントされません。
SGDやUSDの残高またはお財布を利息付きファンドまたは株式に切り替えることで、リターンを得ながら限度額なしで資金を送金や支払いに使うことができます。
限度額に達した場合
5,000 SGDの保有限度額を超えた場合
保有限度額を超えた場合、資金のチャージや受け取りはできません。 次のいずれかの方法でご対応ください。
SGDやUSD残高またはお財布の利息付きファンドまたは株式への切り替えを検討する。利息付きファンドまたは株式として保有されている残高やお財布の資金は保有限度額にはカウントされません。
上限を超えた資金をWise以外の口座に移動する。余剰金用口座を設定することで、上限を超えた資金の出金を自動化できます。 余剰金用口座とは、お客様名義銀行口座であり、Wiseはこの口座を余剰金を自動送金するために使用します。
余剰金用口座とその設定方法について
余剰金用口座とは、お客様名義の銀行口座です。Wiseが余剰資金を自動的に移動させるために使用します。
余剰金用口座を設定するには、Wiseのウェブサイトにログインして「受取人」に移動してください。その後、余剰金用口座として設定したい受取人を追加また選択してください。
注意事項:シンガポールの住所やプロフィールの場合、余剰金用口座はSGD、EUR、USD、GBP、NZD、AUD建てである必要があります。
30,000 SGDの送金および決済の限度額を超えた場合
送金限度額を超えた場合、残高から送金や使用はできません。 これには、お客様のWiseデビットカードの使用が含まれます。以下のいずれかの方法を実行してください。
SGDやUSD残高を 利息付きファンドまたは株式 に切り替える。(これらの残高から送金される金額は、送金限度額にカウントされません)
送金および決済の限度額がリセットされる4月1日まで待つ。
Wiseアカウントが制限されている場合
2日以上保有限度額を超過している場合は、Wiseアカウントが制限されます。 アカウントが制限されると資金のチャージや受け取りはできません。 お客様によって問題が解決され次第、すぐにお客様のWiseアカウントの制限が解除されます。
その後支払いを受け取るには、手動で口座情報を再有効化する必要があります。
保有残高の計算方法について
SGD以外の通貨を保有している場合、ミッドマーケットレートを使ってSGD以外の残高をSGDに両替し、お客様のSGDの合計残高を決定します。
(例)お客様が4,000 SGDと1,000 USDを保有しており、為替レートが1 USD = 1.35 SGDであると仮定します。この場合、USDをSGDに両替すると1,350 SGDとなり、4,000 + 1,350 = 5,350 SGDを保有していることになります。保有限度額は5,000 SGDのため、限度額を350 SGD超過していることになります。
利息付きファンドや株式として保有する資金には、投資と同様のリスクが伴います。