Revolut(レボリュート)で海外送金する方法とは?送金にかかる手数料や送金上限などをご紹介!
Revolutでの海外送金の手数料や上限、送金ができない理由とその対処法についても詳しく解説します。これからRebolutで海外送金をするという方は必見です。
東京スター銀行から海外の家族や会社スタッフなどに送金するときは、送金手数料に加えて、銀行所定の為替レートに含まれた為替手数料もかかります。リアルレートの海外送金サービス・Wiseと比較しながら解説します。
プロバイダ | 手数料(中継銀行手数料を含む) | 為替レート | 送金にかかる合計費用 | 必要な日本円支払金額 |
---|---|---|---|---|
東京スター銀行 | 送金手数料6,000円+コルレス手数料1,500円¹ | 東京スター銀行が定める為替手数料を上乗せした為替レート(1USD=107.62円)² | 7,500円+東京スター銀行が定める為替手数料 | 115,120円(手数料・レートを元に計算) |
Wise³ | 1,066円 | 実際の為替レート(1USD=106.400円) | 1,066円 | 107,466円 |
(2019年8月22日時点)
東京スター銀行から海外宛に送金するには、送金手数料の6,000円とコルレス手数料の1,500円がかかるほか、為替レートには為替手数料が上乗せされているためにやや不利なレートで計算される点に注意が必要です。
一方、海外送金に特化しているサービスの1つ・Wiseだと、送金手数料は約1,000円。実際の為替レートを使用しており、為替手数料の上乗せがない点が特徴です。もし8月22日に日本からアメリカ宛に1,000ドルを送金した場合、日本円支払い総額は、東京スター銀行よりも7,654円安くなります。
海外送金は比較的コストの高い手続きのため、送金する金融機関や送金プロバイダ選びが重要でしょう。Wiseで送金する際の必要総額や為替レートは、公式サイトでシミュレーションできますよ。
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東京スター銀行は銀行所定の為替レートを使用しており、為替手数料が「隠れコスト」としてかかります。例えば、2019年8月22日の米ドルの仲値(1日1回更新される、銀行所定の基準レート)は、1米ドル=106.62円ですが²、1米ドル当たり1円の為替手数料を上乗せしているため、実際に送金する際は1米ドル=107.62円で計算されています。
つまり為替手数料として1,000円余計にかかっているということですね。
レート | 1000ドルを送るために必要な日本円 | |
---|---|---|
仲値(1日に1回定められる銀行の基準レート) | 1米ドル=106.62円 | 106,620円 |
東京スター銀行 | 1米ドル=107.62円 | 107,620円 |
為替手数料は送金金額が増えれば、さらに大きな負担になり得ます。為替手数料が上乗せされない、リアルレートで海外送金するWiseのようなサービスも、送金の選択肢に入れるといいかもしれませんね。
東京スター銀行から海外送金をするには、以下の手数料がかかります。
各手数料 | 東京スター銀行 | Wise |
---|---|---|
送金手数料 |
| 各通貨・送金額により異なる。※1,000米ドル分を送金する場合(一例):1,066円 |
コルレス手数料 | 1,500円(超過分は実費) | 0円(原則) |
為替手数料 | 銀行所定の為替レートに含まれる | 0円 |
同一通貨間取扱手数料(リフティングチャージ)(円→円・外貨→外貨のまま送金する場合) |
| --- |
紹介、内容変更、取消手数料 | 2,500円(1件につき) | 0円(入金確認までは送金キャンセルが可能 |
東京スター銀行の手数料は個人と法人で多少違いがあります。法人は手数料が個人よりも安く設定されています。
また東京スター銀行は、外国籍の顧客に対するサービスも充実しています。CTBC Bank(中國信託商業銀行)本支店宛の送金手数料が無料になります。
しかし上記の場合を除き、原則、東京スター銀行で海外送金する場合には、送金手数料、コルレス手数料(送金銀行と受取銀行を取り次ぐコルレス銀行が徴収する手数料)や為替手数料がかかります。
コルレス手数料は、受取人負担にすることもできますが、そうすると、送金額からコルレス手数料分が引かれるので、受取人が受け取れる額がその分少なくなります。しかしたとえコルレス手数料を送金人負担にしたとしても、1,500円未満で収まらなかった場合、追加で実費が送金額から引かれます。このように、コルレス手数料は実際に送金するまでいくらかかるかわからないという欠点があります。
Wiseでかかる手数料は基本的に送金手数料のみです。Wiseの国内送金を活用した新しい送金の仕組みによって、コルレス手数料も原則かかりません(アメリカ以外の国への米ドル送金、日本への100万円を超える送金などには例外的にかかる場合もあります。)。
東京スター銀行で海外送金を受け取る場合は、以下の手数料がかかります。
各手数料 | 東京スター銀行 |
---|---|
受取手数料(外貨建・円貨建・外貨建円貨受) |
|
同一通貨間取扱手数料(円→円・外貨→外貨のまま送金する場合) |
|
東京スター銀行で海外送金を受け取るなら、受取手数料は無料です。法人の場合は、同一通貨で受け取ると同一通貨間取扱手数料(リフティングチャージ)がかかります。
送金人がWiseから送金した場合、国内からの振込と同じように処理されるため、受け取り側に特別な海外送金受取手数料は原則かかりません。リアルレートで海外送金を受け取りたい場合、送金人にWiseを紹介してみてもいいですね。
Wiseがリアルレートかつ安価な手数料で送金できる理由は、同社内で複数の国内送金を組み合わせた新しい海外送金の仕組みを構築しているからです。
例えば日本からアメリカへ送金する場合は、日本にいる送金人が自分の口座からWise Japan口座に振込むと、Wiseのアメリカ口座から受取人にアメリカ内の国内送金でお金を届けます。
こうした新しい仕組みによって、銀行での海外送金に比べ、より安くより速く送金できる可能性が高いです。
「高くても銀行の方が安心だし...」と思う人もいるかもしれません。しかし、現在、Wiseは世界では500万人を超えるユーザーによって利用され、毎月の送金額は40億ポンドを上回ります。日本でも、ワイズ・ジャパン株式会社として関東財務局に資金移動業者として登録されています。
Wiseではリアルレートを使っているので、為替手数料の上乗せを気にする必要もありません。具体的なシミュレーションは公式サイトでかんたんに試せます。ぜひチェックしてくださいね。
東京スター銀行から海外送金をするには、出張所を除く各店舗の窓口にて手続きをします。もし現金を持参した場合は、自分名義の口座に入金してから振込手続きを行うことになります⁶。
法人は「スターBB!外国送金」からでもオンラインで送金可能です⁷。しかし、月間基本手数料 1,080円がかかるので、頻繁に海外送金する必要のある法人以外は、窓口で海外送金する方がお得かもしれませんね。
東京スター銀行から海外送金をする際には、これらの情報・書類が必要です。送金目的や原資の分かる資料は提出する必要はありませんが、窓口でヒアリングされることもあるので持参すると無難ですよ。
東京スター銀行で海外送金を受け取るのに必要なデータは以下の通りです。
東京スター銀行から海外送金にかかる日数は公表されておらず、実際に窓口で手続きしないと分からないそうです。一般的には、銀行の海外送金では着金までに1週間程度かかることが多いですが、より早くお金を届けたい場合は、海外送金を早くする秘訣も参考にしてみてくださいね。
Wiseで送金する場合、送金シミュレーション時点で着金予定日がわかりますよ。
海外送金に関する疑問・質問・相談は、以下から問い合わせ可能です。
・窓口での外国送金に関して
口座のある方
TEL:0120-81-8689
受付時間:平日 8:00~22:00
土・日 8:00~19:00
口座のない方
TEL:0120-82-1189
受付時間:平日 9:00~21:00
土・日・祝 9:00~17:00
各店舗の問い合わせ先が確認できます
https://www.tokyostarbank.co.jp/service/lounge/index.html
・法人のインターネットバンキング「スターBB!外国送金」に関して
スターBB!外国送金 サポートデスク
TEL:044-959-0410
受付時間:平日 9:00~17:00(銀行休業日を除く)
東京スター銀行で海外送金をする際は、送金手数料、コルレス手数料に加えて、「隠れコスト」となりがちな、為替レートに含まれた為替手数料にも注意するといいでしょう。送金日数の目安は実際に窓口に行かないと分かりません。
一方で海外送金サービスWiseは、安価な送金手数料のみで送金でき、手続きもインターネットから簡単に行えます。リアルタイムの為替レートを使用しており、為替手数料がかからない点も魅力的。具体的なシミュレーションもできますので、ぜひ試してみてくださいね。
ソース
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*最新の手数料に関する情報は、お住まいの地域の利用規約およびサービスの利用条件をご確認いただくか、Wiseの手数料ページをご覧ください。これは一般的な情報提供を目的としたものであり、Wise Payments Limitedまたはその子会社、関連会社による法律、税務、その他の専門的なアドバイスを意味するものではありません。また、ファイナンシャルアドバイザーやその他の専門家によるアドバイスの代わりになるものではありません。
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