【2021年3月】安い!おすすめ海外送金サービス4つを比較

Yumiko Kijima
2020年12月10日
この記事は7分で読めます

海外に住む家族への仕送り、留学費用の支払い、海外移住の費用、海外企業との取引など、海外送金が必要になってくる機会はたくさんあります。

しかし銀行の海外送金は送金手数料が高く、さらに手続きが面倒であったり、着金までに時間がかかるなど不便な点も…安くて、速くて、簡単な海外送金サービスを使いたいですよね。

この記事では、海外送金サービスを比較するとともに、おすすめの海外送金サービスを紹介。海外送金にかかる手数料を節約するコツも見ていきます。海外送金の予定があるなら必見です。

📝目次

安い海外送金サービスの選び方のコツ

1. 送金手数料だけではなく、為替レートにも注目する

海外送金サービスを比較する際には、送金手数料だけでなく、為替レートにも注目しましょう。なぜなら、ほとんどの銀行および海外送金サービスは、為替レート自体に手数料を上乗せしているからです。

例えば、

  • 日本のA銀行が提示する為替レート:1ドル = 110円
  • 実際の為替レート:1ドル = 109円

だとします。

この場合、A銀行は1ドルにつき1円の手数料を為替レートに上乗せしていることになります。

実際の為替レートでは1,000ドルを送るために必要な日本円は109,000円のはずですが、A銀行のレートだと、110,000円必要となります。つまり、送金手数料とは別に為替レートに含まれた手数料だけでも1,000円のコストがかかっていることになります。為替レートに含まれる為替手数料は、特に高額な海外送金ほどコストがかさむので気をつけましょう。

実際の為替レートは刻一刻と変わります。Googleや為替レート計算サイトなどで確認できます。

2.(特に銀行の場合)中継銀行手数料、海外送金受け取り手数料に注意

送金手数料や為替手数料以外にも、中継銀行手数料、海外送金受け取り手数料がかかることもあります。

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海外送金受け取り手数料は、受取人が海外の銀行で受け取る際に支払う必要があります。

中継銀行手数料は、送金額から自動的に引かれるか、または送金する際にあらかじめ支払っておくこともできます(そうすると満額が受取人に届きます)。

これらの手数料は海外送金サービスによってはかからないところもあります。以下でお得なサービスを見ていきましょう。

安い!おすすめ海外送金サービス

以下では、安くお得に送金できる海外送金サービスを4つ紹介します。

1. Wise(ワイズ)

特徴
  • 世界900万人が利用・全60以上の国・地域に送金可能 
  • 為替レートに上乗せなし、本当の為替レート
  • 国内送金を生かした仕組みで格安送金

2011年にロンドンで創業したWiseは、日本を含む全世界1,000万人が利用する人気の海外送金サービスです。

Wiseの最大の特徴は、銀行や多くの海外送金サービスとは違い、常に実際の為替レートを使用すること。つまり、為替レートに上乗せされた「隠れコスト」はありません。

安い送金手数料と実際の為替レートにより、日本の主要銀行と比べ、最大14倍安く海外送金ができます。

例えば、日本からアメリカへ10万円を送金する場合を他のサービスや銀行と比べてみましょう。

サービス 為替レート 送金手数料 受取額
PayPal PayPal(ペイパル) 499円 独自の為替レート (1ドル = 113.815円)874.24 ドル
smbc-prestia-jp SMBC信託銀行プレスティア 3,500円 独自の為替レート (1ドル = 109.545円)< 880.91 ドル
shinsei-bank-jp 新生銀行 2,000円 独自の為替レート (1ドル = 109.591円) 894.23 ドル
rakuten-bank-jp 楽天銀行1,750円 独自の為替レート (1ドル = 109.552円) 896.83 ドル
Wise Wise 758円 実際の為替レート (1ドル= 108.555円) 914.21 ドル 送金する

(2021年3月8日12:08(GMT+2)更新)

日本からアメリカに同じ10万円を送金しても、受取人に届く額が違うことがわかります。この中では、Wiseが最も多くの額を受取人に届けられることになりました。

Wiseの安さの理由は、銀行とは違う送金方法にあります。銀行がSWIFT(スウィフト)という遅くてコストがかかりがちな方法を使うのに対し、Wiseは下図のように、国内送金を活用して海外送金を行います。

例えば、日本のA銀行からアメリカのB銀行に送金する場合、まず、日本のA銀行からWiseの日本口座に送金し、そのあと、Wiseがアメリカにもつ銀行口座からアメリカのB銀行に同額を送金します。つまり、実際に行われているのは複数の国内振込ということになります。こうして、海外送金にかかるコスト・時間を抑えることができるのです。

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【Wiseの新しい海外送金の仕組み】

ウェブサイトで送金前に国際送金シミュレーションから合計コストを簡単に確認可能です。

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2. Smiles(スマイルズ)

特徴
  • 日本生まれの海外送金サービス
  • 良心的な手数料と為替レート
  • 日本からアジアへの送金に強い

Smiles(スマイルズ)は、2017年にサービスを開始した比較的新しい日本生まれの海外送金サービスです²。モバイル端末からの送金に特化しており、アプリから簡単に送金手続きを行うことができます。

送金人はSmilesの日本口座に振り込むことで入金し、受取は現金受取か銀行口座振り込みのいずれかを選ぶことができます。多くのサービスに比べて、送金手数料がお得で、また為替レートも実際の為替レートに比較的近く設定されています。ただWiseのように常に実際の為替レートを使用している訳ではないので、送金前に実際の為替レートをGoogleや為替レート計算サイトなどで確認しておくと良いでしょう。

Smilesは特にアジア各国への送金に強く、送金手数料も安く抑えられています。さらに日本語以外の言語(英語・インドネシア語 ・ ベトナム語・タガログ語・ネパール語)でもカスタマーサービスに対応しているのも特徴です³。

Smilesの海外送金についてもっと知る📖

3. 楽天銀行

特徴
  • 日本の銀行の中では最安
  • 中継銀行手数料に注意

ネット銀行の楽天銀行も海外送金を取り扱っています。銀行の海外送金手数料は5,000円を超えることも珍しくない中で、楽天銀行は送金手数料750円と、銀行の中では最安級に設定されています。

しかし、楽天銀行の海外送金には別に中継銀行手数料(1,000円)がかかることを忘れてはいけません。中継銀行手数料は送金人もしくは受取人負担のいずれかを選択できます⁴。

さらに先述した為替手数料も為替レートに含まれていることに注意しましょう。

楽天銀行の海外送金についてもっと知る📖

PayPal(ペイパル)

特徴
  • オンライン決済サービスだが、海外送金にも使える
  • 送金手数料は499円と安いが、為替レートに含まれた4%の手数料に注意

PayPalは世界中で利用されているオンライン決済サービスです。送金機能もあり、PayPalユーザー間で残高を送金・受け取りすることができます

国内ユーザー間・日本円での送金の場合は無料ですが、PayPalの海外送金は499円の送金手数料がかかります⁵。これはとても安く見えますが、PayPalでも為替手数料がかかることに注意が必要です。

PayPalの海外送金では、為替レートに4%の手数料が上乗せされています(受取人負担の場合は3%)⁵。これはつまり、1,000ドルを相手に送金したい場合、1,000ドルの4%にあたる40ドルが為替手数料としてかかるということ。

このため、PayPalの海外送金はレートに気をつけて、「意外と高額コストになっていた...」と後から驚くことがないようにしましょう。

PayPalの海外送金についてもっと知る📖

まとめ

以上、海外送金のおすすめサービスを紹介しました。海外送金プロバイダを選ぶ際は送金手数料だけに目が行きがちですが、為替レートにも手数料が含まれていることを忘れないようにしましょう。

実際の為替レートでお得に送金したいなら、Wiseの利用を検討してみても良いかもしれません。オンラインから簡単に送金手続きを完了させることができます。

送金手数料・為替レートを見極めた上で、自分に合った海外送金方法を選べるといいですね。

Wise for sending money


ソース
  1. Wise - 送金事業者ごとの為替レートを比較 Wiseと楽天銀行のコストをシミュレーション(2020年12月10日17:06(GMT+2)時点)
  2. Smiles
  3. Smiles - ホームページ
  4. 楽天銀行 - 海外送金
  5. PayPal - 海外送金
  6. Smiles Remit シミュレーション
  7. PayPal ログイン後、送金ページから送金手数料499円を合わせた送金金額が10万円になるようにシミュレーション(2020年12月10日17:06(GMT+2)時点)


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