Wiseを使って国内送金ができます!手数料と一緒に解説
Wiseで国内送金できる?海外送金サービスWise(ワイズ)を使って、同一通貨間で国内送金する方法や手数料などを解説しています。
国際送金サービス「Wise(ワイズ)(旧TransferWise、トランスファーワイズ)」に興味はあるけれど、なんだか難しそうで使い方が分からない…そんな方のために、この記事ではWiseの使い方を詳しく説明します。
🔖目次 |
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Wise(ワイズ)は、実際の為替レートと格安の手数料で、日本の銀行の最大16倍安く海外へ送金できるサービスです。本人確認を含む送金手続きは全てオンラインで完了します。
なお、「Wiseと言えば海外送金」ですが、実はそれ以外にも便利な機能がたくさんあります。詳しくはあとから説明しますが、Wiseでは、海外送金以外に、海外口座情報の取得およびそれを使った海外送金の受け取り、またWiseデビットカードの発行なども行えます。ぜひチェックしてみてください。
Wiseの使い方を見る前に、まずWiseの使用に必要となるものをチェックしましょう。
Wiseを使うには、日本の顔写真付き身分証明書とマイナンバーが確認できる書類、そしてカメラがついたスマートフォンが必要となります。
Wiseを使うのに必要なもの | 詳細 |
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日本の顔写真付き身分証明書 | |
マイナンバーが確認できる書類 | |
カメラが付いているスマートフォン | --- |
なお、マイナンバーカードがあれば、一つで「日本の顔写真付き身分証明書」と「マイナンバーが確認できる書類」の両方を兼ねられます。
海外に住んでいる場合、パスポートなどの身分証明書と、現在の海外住所が確認できる書類で本人確認が可能です。マイナンバーは必要ではありません。
住所確認書類は、以下のものが受け付けられます。
現在の海外住所が確認できる書類 |
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Wiseの使い方は簡単です!大まかな流れは、以下になります。
スクリーンショット付きでさらに詳しく送金の流れを知りたい方は、以下を参照してください。
デフォルトでは、ユーロ(EUR)から英ポンド(GBP)への送金になっていますが、日本から送金する場合、送金通貨は日本円(JPY)を選択するといいでしょう。受け取り通貨も該当のものを選びましょう。
着金予定日や一般的な銀行と比べた場合の節約額が表示されます。
例えば、日本円1万円(送金手数料を含む)をアメリカの口座に送金する場合、下記のように選びます。
「送金手続きへ」をクリックしましょう。
個人の銀行口座から入金する場合は「個人アカウント」、法人の銀行口座から入金する場合は「法人アカウント」を選びます。
受取人の口座情報が分からない場合はメールアドレスのみで送金することもできます。
次の4点を手元に準備しましょう。
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※ アップロードしていただいた本人確認書類および写真の確認には数営業日かかります。 また、入金確認後に、弊社によって本人確認書類のチェックが開始されます。送金手続きおよび入金が完了していない場合、本人確認書類のチェックは開始されません。
ここからの作業はスマートフォンで行います。画面上のQRコードをスキャンしましょう。
なお、スマートフォンをお持ちでない場合、パソコンからでも可能です。画面上の「スマートフォンをお持ちでない場合」をクリックしましょう。
出てくる指示にしたがって、4桁の認証コードを手持ちの紙に書きます。そして、マイナンバーカードとその紙の写真を撮り、アップロードしましょう。
なお、マイナンバーカードを持っていない場合、「日本の運転免許証、在留カード、パスポートを使用して本人確認を行う」を選択すると、他の身分証をアップロードすることができます。また、この場合、マイナンバー通知カードまたはマイナンバー記載の住民票(6ヵ月以内に発行されたもの)の写真のアップロードも求められます。
先ほど準備した4桁の認証コードを書いた紙を持ちながら、自撮り画像(セルフィー)を撮ります。
相手への入金方法を「銀行振込」または「デビットカード」から選択します。
手数料ページからも確認できますが、銀行振込を利用した入金の場合の方が、デビットカードを利用した入金の場合よりも安く済むことが多いです。
Wiseの日本口座(ワイズ ジャパンの銀行口座)に該当金額を振り込みます。
「Wiseの口座に振り込みするってどういうこと?」と思われる方もいるかもしれません。Wiseは国内での銀行間の送金を活用した仕組みになっています。自分の口座→Wiseの日本の銀行口座への振り込みが済んで初めて、Wiseが海外に持つ銀行口座→受取人の口座へと振り込まれます。
Wiseの日本口座への振込が済んだら、Wiseから受取人の口座に指定した通貨で振り込まれるのを待つだけです。
初めてWiseを利用する場合、本人確認が認証されるには平均で3営業日程度かかります。2回目以降は、より速く送金できますよ。各国への海外送金の日数も紹介していますので、確認してみてください。
以上、Wiseを使った海外送金の方法を詳しく見ていきました。
Wiseの海外送金に興味がある方は、ぜひ一度送金シミュレーションをしてみましょう。
Wiseは独自のシステムによって、速く安い海外送金を可能にしています。
通常の銀行を通した国際送金はSWIFTと呼ばれる仕組みを採用しています。これは世界中の銀行を繋げるネットワークのようなもので、送金銀行→中継銀行→...中継銀行→受取銀行のように、数多くの銀行を介して送金が行われます。そのため、手数料が高額となり、送金に長い時間がかかりがちです。
一方、Wiseは、送金人が自国にあるWiseの口座にお金を振り込み、その金額をWiseが受取人の国の口座へと振り込む、国内送金を生かした仕組みになっています。このため、手数料やかかる時間を抑えることができるのです。
(例)送金人の銀行口座→Wise日本口座 Wiseのアメリカ口座→アメリカの受取人の銀行口座
また、Wiseが銀行と比較して本当に一番安い海外送金の方法かどうか、他のサービスとの比較も行なっています。
「便利なのは嬉しいけど、安全性は…?」と気になった方もいるかもしれません。ワイズ・ジャパン株式会社は関東財務局により、資金移動業者として認可されています。送金時に振り込んだお金は履行保証金として法務局に保全されており、万が一の場合でも保証されています。
Wiseは世界中で1,300万人の方にご利用頂き、毎月の送金額は約1兆3,000億円(80億ポンド)に上ります。(2022年12月現在)
Wiseマルチカレンシー口座では、海外の口座情報を取得して海外からの送金を海外現地にいるかのように外貨のまま受け取れたり、50以上の通貨を1つの口座で管理することができます。
以下該当10カ国からの送金を受け取りたい場合、Wiseマルチカレンシー口座でその国の銀行口座情報を取得しておくといいでしょう。例えば、アメリカ現地に銀行口座があるかのように、国内振込でアメリカからの送金を米ドルのまま受け取ることができます。国内送金のため、送金人・受取人ともにコストが抑えられるでしょう。
取得できる海外口座情報は、
以上の国から送金を受け取る場合、現地にいるかのように、Wiseマルチカレンシー口座で受け取り手数料無料で、外貨のまま送金を受け取ることができます。
詳しいやり方は、ヘルプページ:資金の受取り方法をチェックしてください。
Wiseマルチカレンシー口座に日本円などを入金しておけば、Wiseデビットカードを使って、格安の両替手数料で簡単に外貨で買い物ができます。
Wiseデビットカードでの外貨支払いは、日本の銀行のデビットカードと比べ最大2.4倍安くなることも。
例えば、日本円から米ドル・ユーロ・英ポンドに両替する場合では、1%未満の手数料しかかかりません。
一般的なカードの海外事務手数料は、1.6%〜3%であることが多いので、Wiseデビットカードを使えばよりお得に外貨での買い物ができるようになるかもしれません。マルチカレンシー口座の残高にすでに該当通貨がある場合は、もちろん両替手数料はかかりません。
また、Wiseデビットカードでは、海外ATMで月に2回3万円までならATM利用手数料無料で現金を引き出すこともできます。
Wiseカードの発行手数料は1,200円かかります(個人の場合)。海外旅行や海外通販などを頻繁に使う人は、外貨支払いに特化したWiseデビットカードを検討してみてもいいかもしれません。
Wiseマルチカレンシー口座に、日本円などを入金し、他の外貨に両替することもできます。利用できる外貨の種類は、50通貨以上に及びます。実際の為替レートとWiseの格安の両替手数料で、様々な通貨を保持することができますね。
以上、Wiseの使い方を会員登録から本人確認、送金手続きまで説明しました。全てオンラインで完了するのが便利ですね。
さらに、海外送金だけではないWiseの機能も紹介しました。海外への送金・海外からの送金の受け取り・外貨決済・複数の外貨の保持・両替などに、ぜひWiseを活用してみてください。
また、Wiseの手数料ページから、海外送金手数料やWiseデビットカードを利用した際の手数料などを簡単にシミュレーションすることもできます。利用前に手数料が気になるという人は、チェックしてみるといいでしょう。
この投稿は一般的な情報提供を目的としたものであり、このトピックに関するすべての側面を網羅することを意図したものではありません。この投稿の内容に基づいて何らかの行動を起こす、あるいは起こさないようにする前に、専門家の助言を得るようにしてください。この投稿の情報は、Wise Payments Limitedまたはその関連会社による法律、税務またはその他の専門的なアドバイスを構成するものではありません。過去の実績は、同様の結果を保証するものではありません。当社は、明示または黙示を問わず、この投稿の内容が正確、完全または最新であることを表明、表示、および保証しません。
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