日本の規制により、日本の住所でご登録いただいているお客様のWiseアカウントの保有限度額は、原則として100万円（すべての残高を日本円に換算した合計額）に設定されています。
ただし、Wiseで利用される資金に限り、特定の期間この保有限度額を引き上げることが可能です。
日本のお客様の保有限度額は、個人および法人アカウントのどちらにも適用されます。
保有限度額の変更について
日本の住所でご登録いただいているお客様は、保有限度額の引き上げが可能です。以下の条件で、ご希望の保有限度額および適用期間をご選択いただけます。
最大2,000万円
最長6か月間
保有限度額の変更手順
アカウントの限度額の設定画面に移動します。または、アカウントのプロフィール名をタップして、「設定」オプションの一覧から「限度額」を選択します。
「日本円（JPY）の保有限度額」を選択します。
「日本円の保有限度額を変更する」を選択します。
ご希望の引き上げ後の金額と適用期間を入力し、「続行」を選択します。
変更内容をご確認の上、「新しい限度額を設定する」を選択します。
新しい保有限度額は、設定後すぐに適用され、ご選択いただいた期間内のみ有効となります。この期間を過ぎると、保有限度額は自動的に初期設定の100万円にリセットされます。
保有限度額の変更操作ができるタイミング
保有限度額は、設定時にご指定いただいた日付に、自動的に初期設定の100万円にリセットされます。
Wiseアカウントの合計保有額が100万円以下である場合に限り、いつでも限度額または適用期間を変更することができます。
規制のため、保有限度額の変更手続きを行うには、Wiseアカウントのすべての残高を日本円に換算した合計額が100万円以下である必要があります。
保有限度額を超過した場合
保有限度額が初期設定の100万円またはご設定いただいた金額を超えた場合、メールで通知をお送りいたします。超過分は、Wise以外の銀行口座にお引き出しいただく必要があります。
保有限度額を超過してから30日以内に、以下のいずれかの対応を行っていただく必要があります：
超過分をWise以外の銀行口座に引き出す
超過分が自動送金されるよう、Wiseアカウントから余剰金用の銀行口座を設定する
保有限度額を超えたから30日が経過し、超過分の引き出しまたは余剰金用の口座の設定が完了していない場合、アカウントに制限が適用されます。
アカウントに制限が適用されている間、資金の受け取りおよびチャージはできなくなります。
余剰金用の口座の設定手順
余剰金用の口座を設定することで、初期設定の100万円またはご設定いただいた保有限度額を超えた場合に、超過分が自動的に出金されます。
余剰金用の銀行口座はお客様名義のものであり、日本円（JPY）、ユーロ（EUR）、シンガポール・ドル（SGD）、英ポンド（GBP）、ニュージーランド・ドル（NZD）またはオーストラリア・ドル（AUD）建てである必要があります。Wiseアカウントは余剰金用の口座としては設定できません。
余剰金用の口座は以下の手順でウェブからのみ設定できます。モバイルデバイスからは設定できません。
アカウントの「受取人」に移動します。
登録済みの口座を選択するか、新規の口座を登録する
「自分の口座」のトグルをオンにします。
「余剰金用の口座」のオプションが表示されるため、「設定する」を選択して手順に従います。
一度余剰金用の口座を設定すると、今後の超過分はすべてこの口座に振り込まれます。
アカウントが制限された場合
保有限度額を超過して30日を超えた場合、アカウントに制限が適用されます。
保有限度額を超過している場合、余剰金用の口座を設定してください。またはご自身でアカウントから超過分を出金してください。
超過分を出金すると、アカウントの制限が解除されます。各通貨の口座情報を有効化し、資金を受け取ることができるよう再設定してください。
アカウントが制限されている間に送金を受け取った場合
アカウントが制限されている場合に送金を受け取った場合、制限の解除後のみ受け取りが可能となります。
外貨を保有している場合の合計保有額の計算方法
アカウントで外貨を保有している場合は、ミッドマーケットレートを使って日本円での相当額に両替します。
（計算方法の例）
日本円（JPY）の残高で500,000円を保有
米ドル（USD）の残高で5,000ドルを保有
為替レートが1 USD =135 JPYの場合、米ドルは675,000円に換算され、合計保有額は1,175,000円となります。
アカウントの保有限度額のページで日本円の保有限度額を選択することで、いつでも現在の保有限度額を確認することができます。